「妻が変わった…」なぜ夫はそう思うのか 【 “幸せ夫婦”コミュニケーション術#14】 | 大人のワタシを楽しむメディア
「妻が変わった…」なぜ夫はそう思うのか 【 “幸せ夫婦”コミュニケーション術#14】

「妻が変わった…」なぜ夫はそう思うのか 【 “幸せ夫婦”コミュニケーション術#14】

「お前、子どもが産まれてから変わったよな」と夫に言われたことはありませんか? 「当たり前じゃない、親になったんだから」と気にも留めずに過ごしているなら、少し考えてみてください。夫がそんな言葉を口にするときは、「寂しい」というサインかもしれません。こんなときは、夫を「甘やかす」のが有効です!


「妻」が「母親」になったことに戸惑う男性

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女性は、妊娠・出産すれば本能として「母親」になります。意識しなくても子どもを優先して考えるようになり、育児も頑張りますよね。「母性本能」は女性にだけ備わったものであり、だからこそ出産の痛みにも耐えられると言われています。

一方、男性の方はこの「母性本能」を持つことができません。そのため、自ら積極的に育児に関わろうという意思がなければ、家庭の中で「置いてけぼり」をくうことになります。ですが、男性にとって育児に向き合うのは大変なこと。なかなか女性と同じようにはいかないのが現実です。

子どもが産まれる前は、自分のことを気にかけてくれていた妻が、子どもが産まれるとそちらにばかり集中するようになる。新生児など小さな赤ちゃんがいれば、晩ごはんが出来ていなかったり、掃除が行き届いていなかったりすることはまだ理解できるとしても、「自分より子どもを優先する」妻の姿は、出産前とは随分違ったものにうつるでしょう。

子どもがいるからとわかっていても、「母親」へと変化した妻に戸惑ってしまう男性は、実は大勢います。特に仕事が忙しく、普段から家のことに関われない男性ほど、この変化に心がついていけません。また、「俺のことは?」という不満が生まれても、子どもと対抗しているようで嫌だ、とプライドが先に立って口にできないという人もいます。

男性の心は、女性ほどすんなり子どものいる生活に慣れていけないのですね。

「のけもの」のような寂しさ

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中には、自分を優先しない妻に対して腹を立て、以前と変わらず「自分が一番」の生活を強制してくるような男性もいます。ですが、ほとんどの男性は自分の血を分けた子どもの誕生を喜び、産んでくれた妻に感謝し、一緒に育児を楽しんでいきたいと思うものです。ただ、実際には「どう手伝えば良いかわからない」ことから、上手く関われないまま過ごしているという場合が多く見られます。

会社に行って、疲れて帰宅しても妻が子どもにかかりっきり、という状況は寂しさを感じます。放っておかれているようで、自分の存在感を家庭の中で確認できなくなるのですね。子どもが産まれる前は晩酌の用意もしてくれていたのに、「ビールまだ冷蔵庫にあったっけ?」と訊いても「ごめん、自分で見てくれる?」と子どもの方を向かれたまま返されてしまうと、「俺はどうでもいいのかよ」とふてくされたくなるような心境です。

また、妻と子どもがべったりと一緒にいると、なかなかその間に入っていけない、という気後れもあります。抱っこしたくても、赤ちゃんが泣き出すとすぐ妻が「何やってるのよ」としかめ面して取り上げてしまう。そんな態度を何度も取られると、「一緒に楽しめない」という悲しみが抑圧されて、少しずつ怒りに変わります。

「お前、子どもが産まれてから変わったよな」と夫が口にするのは、妻が自分をのけもののように扱うことへの「皮肉」に近いものです。そしてその裏には、「俺だって家族の一員なのに」という寂しさがあります。

たまには夫を甘やかす時間も必要

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「全然育児を手伝ってくれない」「家事の分担が同じで不公平」など、夫に対する不満は多少の違いはあっても誰でも抱えているでしょう。ですが、夫は家族のために日々一生懸命仕事をしてくれています。お金を稼ぎ続けるのは、決して楽なことではありません。だからこそ、家に帰れば癒やされたい、リラックスしたいと願うのです。

「育児も家事も大変、夫に構っている余裕なんてない!」というときでも、できれば子どもから少しだけ意識を放し、夫に集中する時間を作りましょう。たまには夫の好物を晩ごはんに作る、好きなお酒を買い足しておく、夫の気にいっている入浴剤を揃えておくなど、少しの心遣いが夫の気持ちを和らげます。

「子どもの次」ではなく、「俺のため」という意識がはたらくと、それだけでも夫は満足するものです。妻の関心が自分に向いていることがわかれば育児にも手を伸ばしやすく、「俺が子ども見ているからゆっくりお風呂に入っておいでよ」など、妻の労をねぎらう言葉もかけやすくなります。

「いつもお仕事を頑張ってくれてありがとう」という感謝の言葉も、夫の気持ちを前向きにするために有効です。大切なのは、「夫も家族の一員」であるという意識を持つこと。ふたりで赤ちゃんをあやしたり遊んだり、みんなで買い物に出かけたり、「一緒にする」ことで、夫もより家族のために頑張ろうというやる気を出せます。

夫が抱える寂しさを放置していると、家族より仕事を優先したり不倫に走ったりと、家庭を顧みなくなる恐れもあります。そうなる前に、たまには夫を甘やかす時間も作ってくださいね。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



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この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

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