過干渉・無関心・暴言… 知っておきたい「毒親」その特徴や対策について

過干渉・無関心・暴言… 知っておきたい「毒親」その特徴や対策について

「もしかしたら私の母親は毒親…?」「私自身が毒親になってる…?」最近メディアでよくとりあげられるようになった毒親。いったいどんな行動や発言をする親のことをいうのでしょうか。具体的な例を通して紹介します。


子供に過度な悪影響を与える毒親の特徴

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「毒親」…それは暴力、暴言、ネグレクト、過干渉などによって、子どもの人生に悪影響を及ぼす親のことをいいます。「まさか!自分が?」「ひょっとすると自分の親がそうたかも…」なんて思っているアナタ、まずは毒親の特徴をチェックしてみましょう。毒親の性質には、さまざまな種類があります。

●過干渉型
毒親のほとんどは自覚がないそうで、中でも特に自覚がないのが過干渉な親なのだとか。常に子供を支配し、子供の行動に口をはさんだり、自分の価値観を押しつけたりする親です。例えば、「親の言うことに逆らうのか!」「言うとおりにすれば安心だから、こうしなさい」「子供のくせに生意気だ!」などが当てはまるとか。でもこれって、自分が言われたり、子供に言ったことがあるという人は案外多いのではないでしょうか…。気をつけたいですね。

●無関心型
条件つきの愛情しか持たず、自分の思い通りになる子供だけを愛するのが特徴なのだそう。基本的に子供よりも自分が大切だと思っている親です。例えば、仕事が忙しいことを理由に子供を構わなかったり、異性との交遊を優先して子供を放任するなどです。自分中心に生きているがゆえに、子供への関心がなくスキンシップもしません。

●言葉で子供を抑圧する親
たとえ悪気が無くても、子供に「親の言うことを聞かない子はいらない」「あなたはブサイク」「頭が悪い子」などの言葉を投げかける親のことを指します。それらの言葉が子供の心に刻まれ、人生に大きな影響を与えるといわれています。また、「ご飯は抜きにする」「出て行け!」などの罰を与えることで、子供に強い不安や恐怖心が残るそうなので、言動には注意しなければいけませんね。

親といっても一人の人間なので、ついイライラしている時に感情を子供にぶつけてしまうこともあると思います。「言い過ぎてしまった」と自己嫌悪に陥ったり反省したり…。ただそれが、日常的に行われるようになると、子供の心は壊れてしまいます。「躾だから」と言って、暴力や暴言を肯定するのは毒親に当てはまるそうです。親であるから許されるわけではないということを覚えておきたいですね。

意外⁉ こんな人も毒親です

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「性的虐待」と聞くと、「それはナイナイ!」と思いがちですが、実は「性的な行為を子供にする親」だけのことを指しているわけではないそう。

例えば、親の浮気を子供に知られることや、親自身の性的行為を子供に見られること、思春期の子供の身体的成長について指摘することや、親の性的体験を子供に感じさせるような話をすることもコレに当てはまるのだとか。不倫や婚外恋愛がブームのようになりつつある昨今、子供の前で不倫問題にまつわる夫婦喧嘩をしたことがある…なんて人もいるかもしれません。その行為も子供を傷つけ、子供の人生に悪影響を及ぼすことを忘れずにいたいですね。

毒親になりやすいタイプとは

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誰もが毒親になろうと思ってなっているわけではなく、逆に一生懸命に育児することで周りが見えなくなり、言動が過剰になってしまうことが原因のひとつなのかもしれません。

というのも、毒親になりやすいタイプは「真面目すぎ、完璧主義タイプ」や「しっかりやろうと思いすぎて、子どもに過剰になってしまうタイプ」といわれているからです。「ちゃんと子育てをしなければ」という思いが強ければ強いほど、その思いを子どもにぶつけてしまうそうです。そして、子供と自分は別人格であることを忘れてしまうという特徴があるといわれています。

必死であるがゆえに毒親になってしまうなんて怖いですね…。毒親とは、言い換えてみれば「きちんとした親でありたい」という思いが強い人のことと言えるかもしれません。ただ、そのやり方や方向性が間違ってしまっているのです。それは、親自身も子供のときに同じような思いをして育ったという人が多いからだそうです。

上手な子育てには、「親の“適度”な愛情表現が必要」なのだそうですが、その“適度”というのが毒親にはわからないのかもしれません。

親の思考や行動は子供の心に刻まれる

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いかがでしたか?親にとっては何気ない些細なことであっても、子供の心に深い傷が刻み込まれることがあります。そして子供はその親の思考や行動を取り込んでしまうため、毒親の連鎖は孫の孫の代まで…と受け継がれていってしまう怖さもあるそうです。

親というのは、つい良かれと思って手を焼きすぎてしまう傾向がありますよね。だからこそ、「何をするか」ではなく、「何をしないか」が重要なのだそう。くれぐれも暴言や暴力などの毒は与えないように注意したいですね。子どもへの愛情が逆に子供を追い詰めていないか、常に不安や迷いがある人は毒親の影響を受けていないか、一度冷静に振り返えってみることが必要かもしれません。親子共に幸せに生きることを目指して…

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)



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この記事のライター

ami

2児の母。食育インストラクターの資格取得。専業主婦から久しぶりのお仕事再開。40代も輝けるように何事も全力投球中。

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