快楽の恋を求めた昼顔妻の誤算【神崎桃子の恋愛指南 #13】

快楽の恋を求めた昼顔妻の誤算【神崎桃子の恋愛指南 #13】

ドラマに映画に不倫があふれかえっていますね。そして現実世界でも多くの女性が不倫を経験しているようです。不倫を一概に“いい”“悪い”とはいえませんが、これだけは言えます。「不倫がばれたらなにかを失う」。世の昼顔妻の皆様に恋愛コラムニスト神崎桃子さんがズバッと切り込みます。


相手を男として女としてみられなくなったら恋は終わり……でも、不倫の恋だからこそ男と女でいられる

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好きなとき好きなだけ会えないからこそ相手への思いは募る……
そう、限られた時間の関係だからこそ燃え上がってしまうのが不倫の恋。

不倫の恋がやめられないのは、その瞬間に“恋愛してる実感がもてる”からに他ならないだろう。

もし、コレがいつも自由に会えたら目が覚めるのは早いだろうが、“制約がある恋”はなかなか夢から覚めたりしない。 

限られた密会はただの男とただの女に戻れる時間。互いに求め合う二人の逢瀬は濃厚なものになる。

そんな不倫の恋の呪縛が溶けるのは、現実を突きつけられたときだ。

そう、つまりバレてしまったときである。たとえばこんなふうに……。

ママ友のタレコミ、信じてた友達に裏切られた、……パターン

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「学生時代からなんでも相談してきた親友のN美。しっかり者で聡明な彼女はいい会社に就職しキャリアを積んでいる。なんの取り柄もない私はOLを少しかじっただけで早めに結婚した。今では夫は私を家政婦にしかみていない。子育てに一段落した私は気分転換にパートに出て……その職場で上司とそういう関係に。それを親友のN美にだけ打ち明けた。久しぶりの恋に確かに浮かれてた自分もいたけど、まさかそれを夫に密告されるとは思わなかった」(41歳女性/パート)

「私は同じグループのママ友にチクられました。子供のスイミングスクールのコーチと私の関係を疑った同じマンションのママ友は私のことを見張ってたみたい……。証拠を握った彼女はLINEでママ友達に一斉メール。噂はそのグループだけでは収まりませんでした。今、わたしに話しかけてくれる人は誰もいません。イケメンコーチとの不倫の恋は周りの女を全て敵に回しますね」(38歳女性/専業主婦)

――仲の良い友達のタレコミはもちろん傷つくだろう。

しかし「え?なんで?そんな酷いことを」と問い詰めたくとも言葉を飲み込むしかできない。
彼女たちを堂々と責められないのは、そもそも自分が罪を犯している人間だから……。

また、情報共有は女のグループの鉄則。
「人の不幸は蜜の味」それをシェアするのが女同士なのだ

これだけは忘れてはならない。

女は自分と同じことしている女を味方にする。
女は自分ができないことをしている女を敵にする……ということを。

休みを合わせて会社にバレた……パターン

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「職場に中途採用で入ってきた年下の彼とは一年近い不倫の仲。私はダンナも子供もいる身なので彼とは長い時間一緒に過ごせない。彼から『こんな短い時間じゃなくもっとキミを独り占めしたい』『一緒に旅行に行ってみたい』といつもねだられて……私もそんな彼が可愛くて……。で、今回彼が出張するタイミングに合わせて私が有給をとって落ち合うことに。ダンナには『出張』と嘘をついて……。そしたらその日に限ってダンナが会社に電話してしまい発覚。おかげで仕事も信用も失いました……」(44歳女性/イベント企画)

――不倫の言い訳によく使われるキーワードは「残業」「休日出勤」「出張」「接待ゴルフ」などだろう。
本人が嘘をついて会社を休んでいる時にたまたま家族から連絡が入り、大騒ぎになるというケースは少なくない。

「仕事だといえばバレない」なんて勝手な思い込みは危険。職場や同じ会社の友達に許可をとっていなければ土台ムリな話しである。
だいたい不倫の恋を認める会社などもちろんないし、会社によっては飛ばされるか首になることも……。居場所を失うかもしくは孤立するのは免れない。

また職場の友達に口裏をあわせてくれと頼んだところで、不倫の恋の片棒を担いでくれる人間はなかなかいないだろう。

それどころか自分から不倫をリークしたら最後、あなたは社内の「時の人」として噂の的。
ワイドショーネタがこんな身近でおこってるのを楽しまないわけがない。

不倫の恋を完全犯罪にするのは困難を極めるだろう。

奥さんからのなりすましメールにまんまと騙された……パターン

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「『早くキミを抱きしめたい』『いつもキミのこと考えてる』なんてマメにメールをくれてた彼。まさか、それが途中から奥さんからのなりすましメールだと気づかず、私は返信して自分からバラしてたんです。『オレ達、もう出会ってどのくらいたったっけ』『今まで出かけた場所覚えてる?』『こないだ入ったホテルってどこだったっけ?』なんて全て尋問だったんですね。私は大バカ者です」(43歳女性/不動産関係)

――まさかチャットで“不倫相手の奥さんからの取り調べ”を受けていたなど夢にも思ってみなかっただろう。

「私はバレるようなヘマなどしない!」
「通話もメールも全て削除してるし、不倫相手の電話番号の登録もでっち上げの会社名だし、自分は絶対大丈夫!」なんて自信満々でも向こうの奥さんが尻尾をつかむことも。

いくら自分が抜かりなくとも“相手の彼の詰めが甘い”こともあるのだ。

またLINEに大胆な愛のメッセージを入れてしまうカップルは案外多い。
しかしLINEを初期設定のままにしておくと、相手にメッセージが届いたときに、スマホの画面上に冒頭の文が表示されてしまう。スマホで表示される画面はなかなか目立つもの。

そして常に心に留めておくべきなのは彼が証拠隠滅してるつもりでも相手の奥さんは「女」である。
女が男の嘘を見抜けないわけがない。

携帯なんかみなくとも
「なんかおかしい……」「いつもと違う……」と男の異変に気づくのが女である!
証拠隠滅やアリバイ工作をぬかりなくやったとしても、女が怪しいと踏んだら大抵の男は黒だ。
探偵など雇わなくとも妻こそが名探偵である。

不倫の恋は甘美な “毒薬”

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不倫はバレたら何かを失う。
その恋を愉しんだ代わりになにかを引き換えに差し出さなくてはならない。

それはもしかしたら家庭かもしれない。
それは仕事や職場かもしれない、信用や尊敬かもしれない。子供の愛情かもしれない。
友達や親が離れていくかもしれない。

不倫は甘美な毒薬……。不倫の恋はその時はいくら甘いものでものちのち苦いものにかわる。
しかも、男性の方はたとえバレたとしても世間や妻には「浮気」としてすまされることでも、女性の場合はいくら自分の非を詫たところで旦那や家族に勘弁してもらえるのはなかなか難しいだろう。

高揚感を与えた不倫の恋は、バレた途端にあなたを奈落の底に突き落すのである。

(体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子)



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この記事のライター

恋愛コラムニスト/執筆の傍らライター養成、文章セミナー、婚活セミナーの講師も務める。

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