
あなたはどのタイプ?婚活負け組幼いおばさんメイク3分類
はじめまして。婚活コンサルタントの菊乃です。アラフォーで婚活をする女性がもっとも気にするのは「年齢」です。お気持ちはわかるのですが、年齢から目を背けないで一度今の年齢を受け入れましょう。
40年前後生きてきた人生に誇りを持って欲しいのです。アラフォーでもご結婚できる方は大勢おります。しかし、もちろん甘い話ではない。アラフォー女性が陥りがちなのは年齢を恥じて、偽物の20代になろうと見当違いな努力をするところにあります。
実年齢をいうと「え!そんな年に見えない」「もっと若いかと思った」といわれて喜んでいた30~40代女性がおります。お肌がキレイとか、二の腕にも細いとか、そういう“素材を若く保つ努力”は素晴らしいですが、それ以外の雰囲気で実年齢より下にみられるのって若いというより「幼い」ってことでしょう。見た目は幼く中身はアラフォーという幼いおばさんが選ばれる訳がないのです。
そこで真っ先に見直してほしいのがメイクです。
婚活で第一印象は1番大事。当たり前ですが「この人いいな」と思った人しか2度目につながりません。相手の性格や趣味に興味をもたれるのは、第一印象で合格した女性だけなのです。これからアラフォー女性が陥りがちな好印象を持たれないNGメイク3タイプと改善点についてお伝えします。
【アラフォーイタメイク:その1】カワイイにしがみつく若作りメイク

■その眉なに? 今さら頼りなさをアピールされても…
もっともイタさに気が付きにくいのがこの若作りメイクです。だって「そんな年に見えない」「かわいい」といわれることも多いから。ご本人だって努力をしているつもりでしょう。ところが実年齢は見た目プラス〇歳。
これじゃあ、新たな出会いはムリです。
若作りメイクについて、メイクアップアーティスト・メイクアップセラピストで株式会社ラムズビューティ代表取締役の片桐愛未さん(53歳・未亡人)にモデルになっていただきご自身で若作りメイクを再現していただきました。
【若作りの特徴】
・クルンとカールした前髪
普段の片桐さんは斜めに流しておりますが、内側にカールさせて眉毛がでる長さにしております。
・茶色の平行太眉
「守ってあげたい!」とちょっと頼りなさげに見えると若い子の間で流行った明るい色の平行眉、下がり眉。40年近く生きてきて頼りなさをアピールする意味が分かりません。
・盛りすぎ若作りアイメイク
涙袋、ピンクアイシャドウ、マツエク、カラコン、アイラインを駆使して目を大きく見せればカワイイと勘違いするのが若作りの特徴。涙袋、マツエク、カラコンは卒業しよう。
・濃すぎるピンクチーク
若いから許されるおてもやんチークももうやめて。
・ヌーディーツヤツヤリップ
ツヤツヤグロスを大人がやるとなんかだらしない。
■イタイメイクはこうやって改善!<その1>
・茶色の平行太眉 → 髪の色に合わせてなだらかな眉山をつくる
・盛りすぎ若作りアイメイク → 落ち着いたブラウンなどの色味を濃くなり過ぎない程度に
・濃すぎるピンクチーク → 自分の肌になじむ色をほんのりと
・ヌーディーツヤツヤリップ → グロスをつけるなら唇全部に塗るのではなく、下唇だけに塗って上唇となじませる
【アラフォーイタメイク:その2】懐かしいあの頃にしがみつく時代遅れメイク

■まさかいまだに細眉にヌーディピンクベージュリップじゃないですよね
毎日のルーティンワークになると、お化粧の変化がなくなってきて時代遅れに気が付けなくなる。それはよくある話。アラフォー世代が初めて本格的にお化粧をした高校卒業すぐくらいの1990年代後半~2000年代に流行ったお化粧のブームは、アムラーメイク。今度はまだ若いアラサーの方にモデルになっていただき、片桐さんに時代遅れメイクを再現してもらいました。
ほかのNGメイクにも通じることですが、職場でもそこそこの地位にいるであろうアラフォー女性に対して、外見の指摘は絶対にできません。お願いですがら自分で気が付いて。
【時代遅れの特徴】
・細く吊り上がった眉毛
最大の特徴はこの細く妙に気合が入った眉毛。
・まぶた全体にキラキラアイシャドウ
目力アップさせればいいと思っていて、あの時代はまぶた全体が白っぽくなるまでキラキラアイシャドウを塗っておりました。今はもっとナチュラルです。
・口紅はヌーディーベージュピンク
目を強調するので唇は控えめにというのが流行でした。血の気がなくて不健康ですね。
■イタイメイクはこうやって改善!<その2>
・細く吊り上がった眉毛 → 太さを出して骨格にそった自然なアーチを描く
・まぶた全体にキラキラアイシャドウ → 自分の肌色にあった色味をまぶたに薄く、目のラインに濃いめの色を重くなり過ぎない程度に塗る
・口紅はヌーディーベージュピンク → 赤みの入ったベージュ系の色味で自然に
【アラフォーイタメイク:その3】ナチュラルとありのままを間違えた手抜きメイク

■“素肌”と“素肌っぽい”って180度違うんですよ…
「人を見た目で判断してはいけない」「あるのまま見て好きになってくれる人がいい」と思っている方も多いけれど、このメイクで初対面の人に会うのはマナーの意味で失礼。ありのままと手抜きは違います。
今回は私(38歳)がモデルになりました。
【手抜きメイクの特徴】
・化粧直しはしない
「崩れやすくって」といいつつ化粧直しはしない。崩れない化粧などないのに、キレイな人はそういう肌質と勘違いし、自分の努力不足に気が付かない。
・ドライヤーで乾かすことをブローと勘違い
髪がボサボサなのだけれど自分ではボサボサとは思っていない。ドライヤーで乾かしているからちゃんとしているだろうと思っている。ヘアピンも正面から見えるところに平気で使う。
・ベースは「塗っているからOK」
コンシーラーなんてもちろん使わない。「塗っているからお化粧している」という認識。素肌と素肌っぽいは大きく違うのに。
・眉毛は「ある」からOK
眉の形や色などにまで意識が向いていない。「眉毛はあるからOK」というレベル。目が肥えていないため、眉毛の流行の変化などにも気が付けない。雑誌を見ても違いが分からない。
出会いを引き寄せる大人の婚活メイク

■リップやチークの“色”にはしっかりこだわって!
ではアラフォー女性はどんなお化粧が出会いを引き寄せるのでしょうか。恋愛運をあげるのに大事なのは片桐さん曰くチークです。
チークがキレイに発色するために、丁寧なベースメイクが必要になります。チークに合わせて自然に健康的にみえる口紅も必要になりますね。
そこで「やっぱり色はピンク?」と思考停止しないでください。口紅やチークは絶対に口コミや宣伝だけみて選んではいけません。
それは似合わない色をつけても素敵にならないから。パーソナルカラーって聞いたことがないでしょうか?人は持っている色素が違い大きく分けて、肌色が黄色が強い人と、黄みがあまりない人がいます。私はどちらかといえば、黄みがあまりない方。試しにオレンジ系のチーク、口紅を塗ってオレンジの服を着てみます。写真を見比べると、どう?肌になじまない色を付けると化粧が濃く見えませんか?
自分に似合う色の口紅やチークを探す。似合う色を知るためには自分を知らないといけません。あう男性を知るために、自分を知らなきゃいけないように。こういうことを怠っていては出会いのチャンスを逃します。
恋愛・婚活コンサルタント/菊乃
「出会いがない」という女性向け恋愛・婚活コンサルタント。