「妻は仕事をしないで家庭を守るべき」 そんな夫の呪縛を解くヒント【幸せ夫婦コミュニケーション術 #38】

「妻は仕事をしないで家庭を守るべき」 そんな夫の呪縛を解くヒント【幸せ夫婦コミュニケーション術 #38】

「妻は家庭を守るべき」「家事に専念するべき」など、妻が外で仕事することを嫌がる男性はいまだに多く存在します。仕事だけでなく、妻が趣味の時間を外で楽しむことすら制限したがる夫も。古い価値観に縛られている男性は、実は自分自身にも窮屈な生活を強いています。そんな呪縛は「よそはよそ、うちはうち」で解放させましょう!


▶この記事をWOMeのアプリでサクサク読もう♡ コスメから大人の恋愛事情まで…

昔と今は違う!

昔は、確かに夫が外で仕事をして収入を得、妻は家庭に留まって家事や育児の一切を行うのが普通だったかもしれません。ですが、それは女性の社会進出が今ほど盛んではなかったから。女性ができる仕事は限られており、家庭内で「稼ぐ」というポジションにつけなかったのが理由です。

今は女性も重要な役職に就いたり、起業して社長業をこなしたりと、活躍できる場が広がりました。スキルの高い女性、働く意欲のある女性はどんどん世の中で力を発揮する時代です。ですが、男性の中では昔の「妻は家にいる」イメージが抜けきれず、世の中に出ていくことに抵抗を覚える夫もまだまだいます。

お金がないと生活ができない現実では、収入を得られない女性は男性に言い返すすべがありません。キャリアがあっても、出産や育児でどうしてもいったんは社会生活から退いてしまう女性は、その点で男性より平等でないと言えます。そんな中で、男性の価値観を変えていくには、まず「我が家なりのやり方をふたりで見つけたい」という気持ちを伝えていく必要があります。

気持ちをぶつけるのではなく、「交渉」する

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

我が家なりのやり方を見つけたい、という提案は、決して夫にとっても損な話ではありません。いきなり「私も外に出たい!仕事したい!」とぶつけても夫の反抗心を煽るかもしれませんが、「うちはこんなやり方はどう?」という言い方は、夫に受け入れるメリットを感じさせます。つまり、ビジネスのように「交渉する」感じです。

私が働けばこれだけ収入が増えること、やってみたい仕事があること、勤務や休日はこんな感じなど、話すときはより具体的な内容であることが望ましいです。「これから考える」状態だと夫に反論する余地を与えます。もう考えが決まっていることがわかれば、夫も判断がしやすくなり、実現したときの暮らしを想像することができるでしょう。

話す妻にとっても、それなりの準備が必要であること。ただの思いつきでないとわかってもらうには、まず妻がしっかりと自分のやりたいことを見つけておくことが重要です。

「よそはよそ、うちはうち」という感覚を持ってもらう

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

我が家なりのやり方をふたりで決めていくには、他人の家庭と比べないことが一番大切です。「課長の奥さんは専業主婦でしっかり家計をやりくりしているぞ」などと言われても、「家計のやりくりができれば良いなら、専業主婦じゃなくてもいいんじゃない?」と、自分たちは違ったやり方を選択できると思わせます。

男性がほかの家庭を持ち出すのは、見栄があるから。負けたくない、バカにされたくないという思いがあるので、どうしても比べてしまいがちです。上の例なら、「課長のところは専業主婦なのに、妻に働かせる自分は男の甲斐性がない」のような気持ちがあります。そんな男性ならではの心理を理解して、「こんな選択をしてもかっこ悪くない」と納得してもらうことを目指しましょう。

「実例」が効く

「よそはよそ、うちはうち」という感覚を持ってもらうには、実際に自分が目指すあり方を実現できている家庭を実例として出すのが男性には効きます。有名人でも良いし、身近な友人でも良いでしょう。「妻の提案は世間的におかしくないんだ」と実感できれば、夫もずっと受け入れやすくなります。

環境がまったく同じということはないとしても、夫と妻、2歳差の子どもがふたりのように、家庭の状況が似ている人や夫に近い職種で働いている人の家庭などは参考になりやすく、夫の想像力を刺激します。上手くいっている例だけを出し、自分たちも実現できると思わせましょう。

古い価値観を解放してあげる

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

妻は家にいるべき、という古い価値観に縛られている男性は、自分が育った家庭がそうだった、というケースが多く見受けられます。なので、それが正解だと思い込んでいる状態です。ですが、結婚していざ家庭を持っても、必ずしも同じやり方をすることが自分にとって幸せであるとは限りません。

むしろ、そうでなければならないという固執が、男性自身の視野を狭め、より多くの可能性を見逃しているということに気がつかなければなりません。それだけが道ではないこと、ほかにもふたりが幸せに暮らせる方法があることを妻が示してあげることで、縛られた価値観を手放し、世界を広げることにつながります。それには、具体的にイメージできることが大事。こちらもしっかり準備を整えて、前向きな話し合いを心がけてくださいね。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

関連する投稿


40代は女ざかり! セックスレスなんてもったいない 【40代夫婦の寝室事情#1】

40代は女ざかり! セックスレスなんてもったいない 【40代夫婦の寝室事情#1】

いよいよ恋人・夫婦仲相談所 所長 三松真由美先生の新連載がスタートします!夫婦問題で数々のご著書もある三松先生にWOMeで執筆していただくにあたり、やはりここを語っていただくしかない!と、【40代からの夫婦の寝室事情】について踏み込んでもらうことになりました。第一回目は「40代は女ざかり!」という心強い内容です。


産後クライシス… 妻の本音 夫の本音 【幸せ夫婦コミュニケーション術 #64】

産後クライシス… 妻の本音 夫の本音 【幸せ夫婦コミュニケーション術 #64】

子どもが産まれてから、夫との仲がギクシャク。こっちは赤ちゃんのお世話で大変なのに、全然助けてくれない……。産後クライシスは、夫とのすれ違いが発展して夫婦仲が冷え切ってしまうこと。それを防ぐには、夫のほうにも妻にはわからない苦しみがあることを考える姿勢が重要です。どうすれば夫と気持ちを通わせられるのか、お話します。


「やっぱり男って結局、若い子がいいの?」年の差婚に対する男のホンネとは?【神崎桃子の恋愛指南 #26】

「やっぱり男って結局、若い子がいいの?」年の差婚に対する男のホンネとは?【神崎桃子の恋愛指南 #26】

「結局男って若い子が好きなんでしょう!」なんて憤慨している40代女性の皆様。果たして本当にそうなのでしょうか? 体験型恋愛コラムニストの神崎桃子さんが新年からしっかりその辺の事情について語ってくださいました!


夫に話を聞いてもらうとっておきの方法【“ロジかわ”で男女間のお悩み解消!#3】

夫に話を聞いてもらうとっておきの方法【“ロジかわ”で男女間のお悩み解消!#3】

職場のこと、子どもや、ママ友、親戚のお付き合い・・・自分の身の回りでおきた出来事は夫にも聞いてもらいたい! と思いますよね。しかし、夫の反応はイマイチ…。それどころか、聞いてくれていない気もする・・・。そんな夫婦間でのコミュニケーションのお悩みをロジかわで解決します!


私の言うことにことごとく反対する夫。どうしたら私の意見を認めてくれるでしょうか?【夫婦問題お悩み相談室 #7】

私の言うことにことごとく反対する夫。どうしたら私の意見を認めてくれるでしょうか?【夫婦問題お悩み相談室 #7】

夫婦は「対等な関係」でいるのが理想的。二人で話し合う際も、互いを認めあいながら建設的な意見交換をしたいですよね。しかし実際にはそうした関係が築けない夫婦も大勢いるようです。今回は、夫が常に自分を見下し、決して自分の意見を認めてくれないと悩むアラフォー妻からのご相談です。


最新の投稿


悩み続けてしまう… 上手な解決方法が知りたい【“ロジかわ”で男女間のお悩み解消!#4】

悩み続けてしまう… 上手な解決方法が知りたい【“ロジかわ”で男女間のお悩み解消!#4】

日常生活で嫌なことや悩みができると、ぐるぐると頭の片隅に残ってしまうことってありますよね。うまく切り替えができればいいですが、なかなかそうはいきません。今回は、そんな女性のお悩みをロジかわで解決します!


【#FocusOn】「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」著者イラストレーター松尾たいこさんインタビュー<後半>

【#FocusOn】「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」著者イラストレーター松尾たいこさんインタビュー<後半>

WOMe編集部が気になっているヒト・モノ・コト等を紹介する企画【#FocusOn(フォーカスオン)】。こんにちは編集デスク和氣です。今回は人気イラストレーター松尾たいこさんの著書を読んで感銘を受けご本人にインタビューしてきました! こんな風に年齢を重ねたいと思う素敵な大人の女性、松尾たいこさんのお話し後半です。


宮本真知のタロット占い【1月22日(月)~1月28日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【1月22日(月)~1月28日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


浮気がバレた後どうする? 女性は元サヤ、男性は不倫相手を選ぶ⁉【幸せ夫婦コミュニケーション術 #65】

浮気がバレた後どうする? 女性は元サヤ、男性は不倫相手を選ぶ⁉【幸せ夫婦コミュニケーション術 #65】

もし、浮気や不倫が配偶者にバレてしまったら。家庭があるならそこに戻るのが一番と考える人は多いと思いますが、配偶者ではなく不倫相手を選ぶ、という男性も多いのが現実です。一方で、女性は元サヤになることがほとんどの現代の浮気・不倫事情。男女の違いはどうして生まれるのか、実際のデータを元にご説明します。


小学生の娘への性教育 どう伝えたらいいのでしょうか…【アラフォーからの性教育 Q&A#3】

小学生の娘への性教育 どう伝えたらいいのでしょうか…【アラフォーからの性教育 Q&A#3】

アラフォーからの性教育第3回目は小学5年生の娘さんへの性教育をどうしたらいいか悩んでいるママからのご相談です。自分も親から性教育を受けていない、だからどうしたらいいのか分からない、という女性は多いと思います。そんなお悩みをお持ちのママ達へ。看護師でありバースセラピストのやまがたてるえさんに教えていただきます。







よく読まれている人気記事


>>総合人気ランキング
WOMeアプリダウンロードバナーPC_news_フッター