なぜか夫が「長男」化… きちんと成人させるには?【幸せ夫婦コミュニケーション術 #40】

なぜか夫が「長男」化… きちんと成人させるには?【幸せ夫婦コミュニケーション術 #40】

結婚しても、子どもが産まれても、家庭内で自立できずにこちらに負担をかけてばかりの「長男」と化している夫。まるで大きな子どもが増えたようで、家事も育児も手伝ってもらえずに苦労ばかり…。そんな長男をきちんと成人させるには、とにかく「自分のことは自分でやらせる」ことで責任感を持たせます。


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精神的に未熟な夫

外では仕事もしていて立派な社会人なのに、家に帰ると自分の身の回りのことすらこちらにお願いしてくるような、精神的に未熟な夫、思い当たるところありませんか? 結婚しても、奥さんは「妻」ではなく「母親の代わり」のポジションになることが多く、いつまでも手のかかる夫に愛情が薄れていくという女性は少なくないでしょう。

愛する夫のはずなのに、尊敬できない。自分の気持ちも尊重されていない。そんな夫婦では、子どもが産まれたあとも喧嘩が絶えず、妻はつい子どもに「お父さんはダメな人間」と伝えるようになってしまいます。また、実際にそんな夫の姿を見て育つ子ども自身も、「男はこんなもの」と間違った解釈で育ちます。そうならないために、大きな長男と化している夫は早めに成人してもらうことが肝心。大人として欠かせない「責任感」を持ってもらうことで、自分は夫であり親であるという自覚をさせましょう。

「自分のことは自分でやる」を徹底する

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たたんだ自分の洗濯物も片付けないし、ご飯のときもテーブルに座っているだけ。仕事で使う鞄まで自分で管理できない。それは、「誰かが代わりにやってくれる」ことが当たり前だから。いつまでも妻が手を出し続けていると、どんどん夫は自分のやるべきことを放棄していきます。

まずは、自分のことは自分でやらせることを習慣づけましょう。脱いだ服は洗濯機に入れる、読み終わった新聞や雑誌はまとめるなど、自分の行動は必ず最後までやり通すことが当然、という態度を妻がとれば、頼れる人がいない夫は自分でやる他なくなります。それは、「自分でしなければ自分が困る」のを教えること。脱ぎ散らかした服はいつまでも洗濯してもらえないし、食べ終わったお皿がずっとテーブルにあるままでは居心地が悪いですよね。その不都合さを実感させることで、自分でやらなくてはいけないという自覚を少しづつもつようになります。

理不尽な怒りや屁理屈は拒否する

「長男」な夫にありがちなのが、自分の思い通りにいかなくなったら駄々をこねること。「何で俺がここまでしなくちゃいけないんだ」と妻が悪いように怒りだしたり、「疲れているんだからしなくていいだろう」と屁理屈をこねてやらずに済ませようとしたり、何とかして自分が楽することを考えます。

そんな理不尽な要求は、しっかりと拒否することが重要です。相手にするのが面倒くさい、喧嘩したくないからと夫の言いなりになるのは、「やっぱり自分は正しいんだ」と夫に間違った自信を与えることに繋がります。言い争いはしたくないと思っても、「それはあなたがするべきこと」ときっぱりとした態度で説明しましょう。

男性は理屈で負けることを嫌います。だからこそ、自分でやるべき理由を説かれても言い訳ができないことなら受け入れるしかありません。

自分が見本になる

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また、こんな夫には妻が見本となることが大切。使ったものはきちんと片付ける、自分のものは自分で管理する姿を普段から見せていると、夫もそれを真似するようになっていきます。気持ちの良い部屋、ストレスのない時間を共有することで、夫も自然とこうありたいと思うようになるでしょう。

気をつけたいのは、「これが正解」と自分のやり方を押し付けること。せっかく雑誌を片付けたのに、「こんな置き方じゃダメ!」と妻にダメ出しをされてしまうと、夫はやる気をなくします。自分の考えと違っても、まずは夫がしたことを受け入れるのが肝心。「ありがとう」と一言添えることで、夫は自分に自信を持てます。

「共依存」にならないこと

自分がいなければ夫は何もできない、と思ってしまうと、その気持ちが夫の自立を妨げます。自分が代わりにやってあげることでダメな夫の役に立つ、自分には価値があると思い込むのは「共依存」を招くので危険です。夫はいつまでも責任を放棄するし、妻はその尻拭いから抜け出せません。

本来、夫婦はお互いに自分の足で立って支えあうものです。助け合いと依存は違います。欠点や弱いところはカバーするけど、自分自身に責任を持つのが大人。自分でする方が早いから、と夫がするべきことに手を出すのは、夫から自立の機会を奪い、自分も負担を抱え込んでしまいます。夫と自分の境界線をしっかり引いて、お互いにやるべきことを示しましょう。夫婦、家族としての責任をふたりで自覚することが、「長男」を成人させるためには欠かせないことなのです。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



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この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

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