
バレエで培われた表現力
私は小さい頃から話すことが苦手で、身体を使って表現をすることが大好きでした。バレエでは言葉を発することなく顔やパントマイム、体を使って感情の表現をします。舞台では普段以上に表現しないと何を言いたいのか表したいのか全く伝わらないのです。
そのクセといいますか、普段からクルクルと表情が良く変化し、ジェステャーも外国人の様で動きが大きく表現がわかりやすいと言われることが多かったですね。
自分自身では特に意識して何かしているわけではないのですが『何?どうしたの?』の表情をひとつとっても外国人の様な表情やしぐさをするそうです(笑)
普段あまり使わない目や眉をよく使って動かしているので、表情筋がきたえられて年齢よりも若くみられるのも嬉しいですね。
ネガティブな感情を抱くことは悪いことじゃありません
なぜ怒りを感じたのか、なぜネガティブな感情を抱いているのかを自身と向き合い、話せる相手には表現してもいいと私は思っています。
怒りや悲しみの感情はネガティブかもしれませんが、この感情も経験しなければ楽しさや嬉しさ幸福感を存分に味わうことができませんし、人の気持ちにも寄り添うことができないのですから、とってもとっても大切な感情だと私は思っています。
ですがネガティブな感情ですので人に聞いてもらうのが難しいなら、貯めこまずに何かで解き放ってあげましょう! ご自身が好きなことや体を動かすこと、リラックスできることなど《その時》に集中してできることがいいですね。
私はクラシックバレエのレッスンでストレッチをしたりクラシックの音楽に合わせて体を動かし汗を流します。ご自身のやり方でリセットのできる方法を身につけていると心強いですよ。
素直に感情表現できる女性はモテる!

私自身、楽しいことが大好きで大きなお口をあけて大笑いしますし、面白いことがあるとお腹を抱えて涙を流しながら笑うこともしばしばです。
そして、悲しいことがあると自然に涙がでてきます。そんな時は心の声にしたがって存分に泣きます。大丈夫になるまで涙を流します。私はよく涙を流すのですが泣くとスッキリしますよね。浄化の意味も込めて泣ける映画やドラマ、本などであえて涙を流したりもします。
あと息子と遊びながらですが
・怒った顏
・笑った顏
・悲しい顏
・悔しい顏
・楽しい顏
・悩んでる顏
と、様々な顏をしながらどんな風に表現すれば伝わるのかゲーム感覚で楽しみます。顔の筋肉をしっかり使いますので表情筋トレーニングにもなって美容にも嬉しい効果があります。
普段から感情をしっかり表現することで素直にもなれますしコントロールもできるようになります。あとは表情が豊かになりますので初対面の方の好感度がUPしますよ。
ありのままの感情を表現することを恐れないで
大人になるとどうしても《いい人》でいようと、本来の姿ではない自分になっている方が多いように感じます。もちろん大人としての付き合い方がありますので、子供のように何でもかんでも言いたい放題、表現し放題ですと少し困ったちゃんになってしまいますが
《自分に正直でいる》ことは大切なのではないかと思います。
もちろん表現の仕方ではイタイ大人になってしまいますが、上手に表現すればそれさえもご自身の魅力の一つに繋がると私は感じています。
人間ですものいろんな感情があっていいんです。
いろんな感情があるから人生楽しいんです。
そんな自分も全部自分なんですから・・・
みんな人を大切に想いすぎ、自分が傷つきたくないので感情を表に出さなくなったのではないでしょうか。ですが、同じように感じてくれている方が必ずいます。自分を正直に表現することで、まず自分から心を開いていることを相手に伝えていきます。そうすると相手の方も自然と寄り添っていい関係を築いていけます。
私はそんな方に出会うと心が温かくなって抱きしめたくなります。その感情すべてがあなた自身なんですもの。とっても人間らしく、そしてその方自身の魅力となり溢れだす。【自分らしく生きる】環境は自分で作れます。まずは少しづつ感情を正直に表現することから始めてみてくださいね。
モデル・美姿勢トレーナー 栗本 奈央
モデル・美姿勢トレーナー/クラシックバレエのメソッドをアレンジしたオリジナルエクササイズをもとに美姿勢、仕草などを発信