モラハラ夫と離婚を決意したとき必ずやらなければいけないコト【離婚を考えた時知っておくべき知識 #4】

モラハラ夫と離婚を決意したとき必ずやらなければいけないコト【離婚を考えた時知っておくべき知識 #4】

前回は、モラハラと修復の可能性についてお話ししました。世の中、「どんな関係でも修復できる」かのような情報も目にしますが、そのような情報を鵜呑みにせず、よく考えてからお金と時間を投資したいものです。今回は、離婚の準備について、お話ししたいと思います。


▶この記事をWOMeのアプリでサクサク読もう♡ コスメから大人の恋愛事情まで…

修復不可と離婚はイコールではない

修復と離婚が二者択一で語られることが多いのですが、そうとは限らないことを、まずは知っておいていただきたいと思います。修復は無理だと、夫婦関係の改善に諦めがついたからといって、すぐに離婚を進める必要はありません。

子供の事情、離婚後の生活のことを考え、今すぐの離婚なのか、3年先なのか、5年先なのか、それとも、離婚しないのか、選択肢はいろいろとあります。しかし、多くの妻は、判断したら今すぐに離婚するかのように、

離婚すべきか、修復すべきか、、、

この人生の重大難問を前に、これといった準備をしないまま随分と年月を費やしてしまうのです。これはモラハラに限らず、浮気の問題の時も同じです。

そこまで夫婦関係に悩むなら、まずは自立の準備を始めよう

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

あなたが十分な貯蓄がある、生活に十分な稼ぎがある、裕福な実家がいつでも受け入れてくれる。という恵まれた状況ならば、離婚すべきか、留まるべきか、そのことだけを悩んでも良いかもしれません。

しかし、そうでない場合は、修復か離婚か、悩み続けるのと同時に、離婚後の生活について真剣に考え始めましょう。多くの妻は、仕事をしなければならない、という認識は漠然ともってはいるものの、就職に向けての実際のアクションを起こすのは離婚直前か、離婚してからでしょう。

夫婦関係を今後どうするか、毎日悩み続けるほどに現状が苦しいならば、まずは、経済力をつける方向で知恵を絞り、実際に行動に移さなければいけません。

少数ではありますが、早めにモラハラ夫との結婚生活に見切りをつけ、婚姻関係を続けながら、自立に向けて着々と準備を進めている妻もいます。今すぐの離婚が無理な状況であるために、仕事に直結する資格取得という形で準備する方もいます。さらに、資格取得から就職して、ある程度の年収になるまで離婚を待った方もいます。

離婚後の経済レベルを重視するのか、モラハラから一刻も早く逃れるのか、優先順位はそれぞれの事情、妻の価値観によります。この夫といると、外に出て働くことすらできない、メンタルがボロボロになる、そんな状況に置かれている方もいます。

生活が守られるからといってモラハラ夫のもとに留まることだってリスクです。夫婦の日常の有様は、子供の人格形成にも影響を与えます。準備がまだできていないまま離婚に進むのもリスク。他にも子供への影響、世間体、いろいろとリスクがあります。

どのリスクをとって、何を優先するのか、自分の人生は自分で決めていくことになります。悩みは尽きませんが、そうであっても、自分の稼ぐ力は、大きな助けになり、あなたの選択肢を増やします。

離婚修復の難題で立ち止まってほしくない理由

モラハラは、これといった決定打がない分、夫から離婚要求されるか、自分で離婚を切り出さない限り、結婚生活は続きます。自分でこの結婚生活を壊していいものなのか、我慢が足りないのか…多くの妻が悩みます。

この問題を前にして、何もせずただ悩み続けることは早めにやめていただきたい理由があります。

それは、

考え抜いて出した答えが、「離婚しない」だったとしても、その後の何年かで、心が変わることは多々あるからです。その後もモラハラは続く可能性の方が高いのです。

「離婚しない決意」というのも、いつまで続くか非常に危ういものとお考えになっておいた方が良いでしょう。

我慢には、限界があります。

従って、あまり、離婚すべきか、修復すべきか、をただ考え続けていてもしょうがない、ということなのです。

モラハラ夫が慰謝料や家をくれると思いますか?

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

モラハラに悩む妻の、離婚に向けた具体的なアクション(就職など)が遅れる理由の一つに、「離婚で何がもらえそうか?」「どの程度可能性があるのか?」こういったことが不明確なまま放置してしまっていることが挙げられます。

離婚を決意してから、初めて専門家のもとを訪れ、

「できればこの家に住み続けたいんですが」という専業主婦の妻。

夫が自宅に執着なく、既に夫が別居で家から出ているケースなど、家を妻子にくれそうな場合も確かにあります。しかし、浮気夫が愛人とすでにどこかで暮らして家を出ていっているケースなら望みはあるものの、一般的に一番資産として大きな割合を占める不動産を、モラハラ夫が妻子にくれると思いますか?

現実的に、よく考えておく必要があります。

離婚の際、モラハラ夫から自宅をもらっているケースもありますが、あなたの場合は、どうなのか?

ケチなモラハラ夫で、どう考えても無理そうだなあ~という場合は、自宅をもらえない場合のことも、しっかりと考えておく必要があります。実家に戻れない場合は、家を自分で借りることになるでしょう。

自宅の問題に限らず、養育費、財産分与、慰謝料のこと。

離婚時にどうなりそうなのか? しっかりと今から知識をつけておくことで、現実問題として、今何を準備すべきか、より切実な問題として考え、行動に移すことができるようになるでしょう。

そして、自分で調べて限界がきたら専門家を頼ってくださいね。

行政書士 離婚カウンセラー 阿部貴子

【関連】WOMe編集部チェック!モラハラ夫の5つの特徴

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

【モラハラ夫:特徴1】無視をする

明らかに聞こえているのに無視をする。返事をしてくれない。一方的に会話を始めて終了する。そういった類もすべてモラハラです。きちんと話を聞いて欲しい、向き合って欲しいと、話をしても改善されない場合には夫婦間では問題が解決できないということなので、カウンセリングに通うのかどうするのか、今後のふたりの関係を考えるきっかけにしてください。

気を付けなければいけないのは、夫が、無視をしているのではなくて、考え中なのにせっかちでお喋りな妻がその沈黙を無視だと勘違いして、沈黙に耐えられずその場から離れたり、他の話題にしてしまう場合です。男性はきちんと自分の考えをまとめたから口に出すものです。女性のように喋りながら考えることはできません。なので、沈黙が無視なのか考えている最中なのか、ということをしっかり見極めるようしましょう。もしかしたら沈黙のまま30分が経過して答えが返ってくるかもしれませんよ。

【モラハラ夫:特徴2】威圧的

常に見下した態度をとる、自分より劣っている存在として妻を扱う。昔の夫婦関係においてはせいりつしていたかもしれませんが、今はそうではありません。男女平等であり、女性の人権は守られています。よくありがちなのが、外面はよくて友だちの集まりなどでは妻に対して優しいのに、家に帰ってきた途端に豹変する、という場合です。

外面がいいと妻の苦しみは周囲からは理解されづらいかもしれませんが、いざという時のために日常的に録音などをして、夫の威圧的な態度の証拠を残しておくことをおススメします。

【モラハラ夫:特徴3】暴言を吐く

「死ね!」「バカ」「それでも母親か」「あんな両親に育てられたからダメ人間になったんだ」など、酷い暴言を吐くのもモラハラ夫の特徴です。始めはショックでも言われているうちに麻痺してしまい、自分はそういう人間なんだと、自己否定をし自身を喪失してしまうことにもつながります。こういった言葉はすべてモラハラです。自分はそういう言葉を吐かれる存在ではない。ということをしっかりと主張し、二度とそのようなことを言わないようにきちんと伝えましょう。

元々口が悪い人やそういう言葉が日常的に家庭内にあった人の場合には、その言葉自体が酷く人を傷つけるものだということが分からないことがあります。ですので、まずはそういった言葉をかけられると自分が酷く傷つき、悲しくなるのでやめて欲しいと伝えること。その上で改善の余地がなさそうなのであれば、夫婦関係を解消することも視野に入れましょう。

【モラハラ夫:特徴4】嘘をつく

モラハラ夫は自分を優位な立場に置くためなら平気で事実を捻じ曲げ嘘をつきます。そこに良心の呵責はまったくありません。客観的事実を無視し、独自の理論で嘘をつき続けます。その結果、ウソがばれてしまった時は「自分はそうは言ってない。勝手にお前がそう解釈しただけだ」などと言うのです。

こういったタイプは虚言癖で病院に行かなければ治らないのかもしれません。どこまでこういう夫に付き合うのか、自分の気持ちを一番大切にして、見極めてください。

【モラハラ夫:特徴5】妻を束縛する

モラハラ夫は自分に自信がないため、妻を束縛しがちです。「働きに出るな家にいろ」「友だちより自分を優先しろ」「男友達なんてもってのほか」「出かける時には必ず連絡をしてから」「いつでもどこでも連絡がとれるようにしろ」など、すべてモラハラです。

こういった言葉や態度は「自分の事をすごく愛してくれているからだ起こること」と勘違いしやすいですが、そうではありません。すべては自分のため、自分のことしか考えていないのです。本当に相手のことを考えて自立した一人の人間だと尊重しているならこういった言葉や態度は出てきません。勘違いしないように気を付けましょう。



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

一橋大経済学部卒、大手保険会社勤務後、専業主婦経験ありのアラフォー2女児の母の行政書士 離婚カウンセラー。

関連する投稿


【#FocusOn】人間は浮気するもの 『不倫』著者:脳科学者 中野信子さんインタビュー<第一回>

【#FocusOn】人間は浮気するもの 『不倫』著者:脳科学者 中野信子さんインタビュー<第一回>

なんともストレートなタイトル『不倫』。脳科学者の中野信子さんが書いたこの本のなかにはあらゆる角度から人間は浮気をするものだ、ということが、これでもか!と書かれています。ショッキングな内容ではありますが、これを知ると少し楽になるかもしれません。そこで今回は中野信子さんに改めて「なぜ、人間は不倫するのか」ということについてお話を伺いました。その第一回目です。


【#FocusOn】『〈女子力〉革命』刊行記念 萱野稔人×ジェーン・スー対談「人生100年時代の女子の生き方」イベントレポート

【#FocusOn】『〈女子力〉革命』刊行記念 萱野稔人×ジェーン・スー対談「人生100年時代の女子の生き方」イベントレポート

人生100年時代と言われている今、従来通りの人生モデルが通用しなくなりつつあります。そんな時代をどう生きればいいのか? という問題に津田塾大学・萱野稔人教授と学生たちが真正面から向き合って対策を練ったものをまとめたのが『〈女子力〉革命――人生100年時代を生きぬくために』(東京書籍)です。刊行を記念して萱野稔人教授と作詞家でコラムリスト、ラジオパーソナリティのジェーン・スーさんの対談が行われるということで行ってまいりました。


アラフォーで結婚した人が “見直した条件” とは?【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #33】

アラフォーで結婚した人が “見直した条件” とは?【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #33】

ご結婚されたアラフォーの方々のお話を聞くと「昔の私ならば絶対に選ばない男性と結婚しました。見落とさなくてよかった」なんてことをよく聞くのです。 以前は「ナシ」にしていたけれど、彼のことを知っていくうちにいい人だと思えてきたというのです。かつてならば「ナシ」にしていたのはいったいどんな理由からなのでしょうか?


【#FocusOn】「夫婦のカタチだって多様性があっていい」iroha広報・工藤まおりさん、西野芙美さんインタビュー<最終回>

【#FocusOn】「夫婦のカタチだって多様性があっていい」iroha広報・工藤まおりさん、西野芙美さんインタビュー<最終回>

女性用セルフプレジャーアイテム“iroha”広報の工藤まおりさんと西野芙美さんへのインタビュー最終回は夫婦のカタチも人それぞれで良い! というお話です。


【#FocusOn】「夫婦で楽しむセルフプレジャーアイテム&セックスレス問題」iroha広報へインタビュー<第三回>

【#FocusOn】「夫婦で楽しむセルフプレジャーアイテム&セックスレス問題」iroha広報へインタビュー<第三回>

女性用セルフプレジャーアイテム“iroha”広報の工藤まおりさんと西野芙美さんへのインタビュー第三回目は初心者におススメのセルフプレジャーアイテムとパートナーと楽しむのにおススメのアイテム、そして夫婦のセックスレス問題についてお話を伺いました。


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


【雨宮なおみの12星座占い】2018年12月 後半編(12/15~12/31)の運気

【雨宮なおみの12星座占い】2018年12月 後半編(12/15~12/31)の運気

ライターとして長年占い原稿を執筆するうちに独学で占術を学び、頼まれもしないのに周囲を占っていたら「当たる!」と評判になってしまった雨宮なおみ。ひょんなところからWOMe編集部に発見され、満を持して連載スタート!


【#FocusOn】スウェーデンでは避妊は女性が主体的に行うもの「#なんでないの」福田和子さんインタビュー<第三回>

【#FocusOn】スウェーデンでは避妊は女性が主体的に行うもの「#なんでないの」福田和子さんインタビュー<第三回>

スウェーデンに留学して帰国後「#なんでないの」を立ち上げた福田和子さん。世界にあって日本にない避妊具も含めてご紹介いただきました。スウェーデンでは避妊は女性が主体的に行うもので、そのための選択肢が用意されていて、情報提供もされています。日本の女性たちはそもそも選択肢があることも知らされず、選択できていないのです。第三回目は、避妊具と避妊方法について伺いました。


もう我慢できない!夫にストレスをわかってほしい時の伝え方【幸せ夫婦コミュニケーション術 #91】

もう我慢できない!夫にストレスをわかってほしい時の伝え方【幸せ夫婦コミュニケーション術 #91】

夫へのストレス、ずっと我慢してきたけどもう限界! 何とかしてわかって欲しいと思いますが、ネガティブな話をするときは冷静でいることが不可欠。ケンカにならず解決するには、「心の距離」を保ちましょう。伝わりやすい話し方を意識すれば、険悪な空気を防げます。どんな伝え方が良いか、お話します。


【#FocusOn】人間は浮気するもの 『不倫』著者:脳科学者 中野信子さんインタビュー<第一回>

【#FocusOn】人間は浮気するもの 『不倫』著者:脳科学者 中野信子さんインタビュー<第一回>

なんともストレートなタイトル『不倫』。脳科学者の中野信子さんが書いたこの本のなかにはあらゆる角度から人間は浮気をするものだ、ということが、これでもか!と書かれています。ショッキングな内容ではありますが、これを知ると少し楽になるかもしれません。そこで今回は中野信子さんに改めて「なぜ、人間は不倫するのか」ということについてお話を伺いました。その第一回目です。


更年期あるある 胸やけ・胃腸の不調 ケア方法【更年期は人生が輝くチャンス #35】

更年期あるある 胸やけ・胃腸の不調 ケア方法【更年期は人生が輝くチャンス #35】

若いときはもりもり食べてもへっちゃらだったのに、この頃は食欲があまりなくなってきた。そんなことはありませんか? 更年期に、食欲が減ってしまったり、胸やけや胃腸の不調で悩む方も少なくありません。今回は、更年期によくある食欲不振や、胃腸の不調のケア方法についてお伝えします!


友だち追加






人気記事ランキング


>>総合人気ランキング
WOMeアプリダウンロードバナーPC_news_フッター