堀切菖蒲園「のんき」もつ焼きと下町ハイボール 人々に愛されて70年以上【中沢文子の女・酒場巡礼#6】 | 大人のワタシを楽しむメディア
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堀切菖蒲園「のんき」もつ焼きと下町ハイボール 人々に愛されて70年以上【中沢文子の女・酒場巡礼#6】

堀切菖蒲園「のんき」もつ焼きと下町ハイボール 人々に愛されて70年以上【中沢文子の女・酒場巡礼#6】

中沢文子の女・酒場巡礼第6回は、堀切菖蒲園でもつ焼き!全国からのんべえが訪れるほど京成立石をはじめ下町エリアの酒場巡りが流行中ですが、酒好きがひそかに通い、名店が揃い踏みしているのが堀切菖蒲園。なかでも、もつ焼きなら「もつ焼 のんき」です。名物「しろたれ」や下町ハイボールの味わい深さ、アットホームな雰囲気にノックアウトです!


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3代続くエリア屈指のもつ焼き

今、じわじわブームになっている琥珀色の「下町ハイボール」。京成堀切菖蒲園や立石、鐘ヶ淵といった下町エリアで主流のお酒で、通称“ボール”といわれています。素に焼酎、炭酸を加えて飲むのが倣いで、素のベースは梅エキスなどと言われています。が、各店で入れているものや調合の仕方が異なり、何が入っているかはシークレット。そして微妙に味が違うから、ついついはしごをしてしまいます。

口の中でシュワシュワ弾け、後味さっぱりしたボールに合わせるなら、もつ焼きでしょう。といえば、筆頭に挙がるのが京成堀切菖蒲園駅のそばにある「もつ焼 のんき 堀切本店」です。70年以上続く名店で、現在の店主山﨑敦さんは3代目にあたります。

代々引き継がれた手法と味を守り、その変わらぬおいしさから多くの人々に親しまれ、2代で通う家族もいるほど。口開けから満席になることも多々です。

70年守られた技が冴える「しろたれ」はぜひ

もつ焼きは、仕入れた肉を店ですべて手でさばき1本1本串に刺し、注文ごとに炭火で焼き上げます。

焼き物は、かしらやはつなどありますが、ぜひ食べてほしいのが「しろたれ」です。表面はほんのり香ばしいのに、とろけそうなほどトロットロ。しかも特有の臭みがないのは、独自の手法で数時間茹でているからと推測。さらに肉の旨味が詰まった“秘伝のタレ”のほどよい染みこみ具合に、ただ感動するばかり。丁寧な仕事ぶりが伺えます。

次にお試しいただきたいのが、「レバネギ」です。ほどよい加減に焼き上げられたレバと、ごま油、ネギなどが絶妙のハーモニー! 一度口にした人は病みつき間違いなしです。

ハツモトはコリコリした食感がたまりません。

注文の仕方としては、1皿4本400円。例えばシロ2本、レバネギ2本のハーフ&ハーフ4本の組み合わせは可能ですが、1種類ずつ4本はNGなので、お気を付けを。

マニアに支持される「ポテサラ」

焼き物だけではなく、一品料理も頼んで欲しいものばかり。まずは「ポテサラ」(400円)です。じゃがいもときゅうり、玉子、マヨネーズといたってシンプルですが、毎回頼んでしまう滋味深さ。お好みでソースをかけるのが下町流です。

「がつ刺」(400円)は、コリッとした食感をアクセントに残しつつもやわらかく、臭みがないあたりに技が光ります。こちらタレはにんにく、しょうが、酢味噌の3種から選ぶことができます。また箸休めにぴったりなのが

「おしんこ」(290円)です。70年の糠床で漬けられ、年季を感じます。

お酒で女性に人気なのが、しそうめ味の「バイス」(360円)、冒頭で登場した「ボール」(290円)、抹茶が濃厚な「抹茶ハイ」(390円)です。「ボール」は口当たりの良さからつい飲みすぎてしまうので、注意しましょう!

伝統を継承しつつも、新たにチャレンジ!

こちらの歴史で注目すべき点は、店主は世襲制ではなく、のんきを愛する常連客が受け継いでいる点です。一番右が3代目の山﨑さん、中央がマネージャーの空さん、一番左が店長の孝さんです。

現3代目の山﨑さんも常連客かつサラリーマンでしたが、この味をなくしたくないことから継承しました。
アイデアマンの山﨑さんは伝統の味を守りつつも、ハルピンキャベツといった新しいメニューも積極的に取り入れ盛り上げています。

またTシャツやバッグをはじめとするオリジナルグッズも販売。2015年には綾瀬駅のそばに綾瀬店も開店しました。綾瀬店は、テーブル席がメインで、「もつ鍋」(要予約・2人前2800円)や「炭火焼きハンバーグ」(680円)など本店にはないメニューも揃えています。

味よし、雰囲気よし、笑顔にしてくれる店

店内は二の字の対面式のカウンターになっていて、スタッフとお客の距離の近さがいいところ。スタッフと話をしているうちに、肩を並べた隣席のお客といつのまにか話していたというケースも多々。酒や料理を楽しむだけではなく、ほのぼのしていて和ませる独特の雰囲気も魅力といえましょう。

いつも飲んでいる店から、ちょっと冒険をして違う店へ足を延ばしてみませんか? いい出会いが人生をいい方向に変えてくれるかもしれませんよ!

酒場&グルメライター 中沢文子

のんき
住所:東京都葛飾区堀切5丁目20−15
TEL:03-3601-4052
営業時間:17:00~22:00(日祝は~21:00)
定休日:水曜



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この記事のライター

お酒が大好きなグルメライター。女性が楽しく飲める酒場を発信。

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