おしえて!咲江先生(2) 「量が多い気がする」私のおりもの大丈夫でしょうか…

おしえて!咲江先生(2) 「量が多い気がする」私のおりもの大丈夫でしょうか…

親しい友人にもなかなか相談できないデリケートゾーンのお悩み。産婦人科に行くのはなんだか怖いし、ひとり思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか? そこで!WOMeではデリケートゾーン向上委員会を立ち上げ、お悩みを徹底的に解決していきたいと思っています。第二回目は女性なら誰もが直面する“おりもの”問題です。


デリケートゾーン向上委員会 #02 「おりもの」の悩み

この記事の専門家は… 咲江レディスクリニック 院長 丹羽 咲江先生

昭和41年生まれ。国立名古屋病院(現 名古屋医療センター)にて婦人科悪性腫瘍、やさしく」「丁寧」「痛くない」診療にこだわり、名古屋市立城北病院(現 名古屋市立西部医療センター)ではハイリスク妊娠、分娩などに携わる。その後、「じっくりと話を聞きながら患者様の悩みを解消していきたい」という思いから平成14年から咲江レディスクリニックを開院。思春期外来も開設し、思春期保険相談士とともに性教育にも力を注ぎながら、「女性の健康」をベースに講演活動を精力的に行っている。最も得意な分野は「性交痛」や「におい」の治療。

▼咲江レディスクリニック
http://www.sakieladiesclinic.com/

知っているようで知らない「おりもの」について

Q:おりものってそもそも何ですか?

【質問】
おりものについて、よく考えると何となくしか理解できていません。子供の頃の性教育でもきちんと習ったか記憶が曖昧。母親からもそういうものって言われていたり…おりものってそもそも何なのでしょうか?

A:おりものが出るのは女性なら当たり前のこと

【咲江先生】
“おりもの”というのは子宮頸管の粘液や古くなった膣壁の細胞がはがれたものなどの総称です。体の中にあるそういった粘液やカスがでてくるのは、目から涙や目ヤニがでるように自然なことですよね。おりものが出るのは決して悪いことではなく女性なら当たり前のことです。

人によって量や質などは全く違うので、多く出る人もいれば、少ない人もいます。「いつもおりものが出ていて、量が多い気がする」…という人も、初潮の頃から多いのではあればまったく問題はありません。

ただし、色が今までとは違う色になったり、生臭い臭いがしたり、急に量が増えたり減ったりする時には体の不調や病気にかかったりしているかもしれないので、注意が必要です。

おりものはいつまで出る?年齢によって変化する?

Q:年齢によっておりものの量は増えたり減ったりするのでしょうか

【質問】
年齢によっておりもの量は変わってくるのでしょうか? 増えたり減ったりするものなのか気になります。

A:新陳代謝と女性ホルモンが関係しています

【咲江先生】
代謝がいい若い時期の方が、おりものの量は多いのが普通です。代謝が落ちて、女性ホルモンの分泌が減るにつれ、おりものの量は徐々に少なくなっていって、閉経後はほとんど出なくなります。

つまり、おりものの量が少なくなった人というのは、女性ホルモンが減ってきている可能性があります。逆に多い人はデリケートゾーンのトラブルが多い傾向があります。パンツの中は蒸れやすいので、雑菌が繁殖しやすく、ニオイやかゆみの原因になるのです。

アラフォーの方でパンツの下の洋服まで染みてしまうような量のおりものが出る方は、膣内で炎症が起こっている可能性があるので、きちんと病院で検査を受けて治療してくださいね。

先ほども言いましたが、通常はおりものの量は若い時から徐々に減っていくものなので、急に増えてきた場合には、なんらかの病気になっている可能性があるので、受診をおススメします。

おりものの色や量に不安…健康な状態とは?

Q:おりものの色にはどんな意味があるのでしょうか?

【質問】
日によって透明だったり、白くてドロッとしたものがたくさんでたり…黄色っぽかったり…おりものの色には意味があるのでしょうか?

A:おりものの色によっては要注意なことも

【咲江先生】
透明だったりドロッと白かったりするおりものは正常なものなので、まったく心配する必要はありません。ただし、同じ白でもカッテージチーズのような白いおりものは“カンジタ膣炎”になっている可能性があるので受診してくださいね。

黄色いおりものや緑っぽいのおりものは、膣内の自浄作用が低下して雑菌が繁殖している可能性が高いです。

他には生理の終り頃でもないのに、突然、赤褐色やピンクなどの色のおりものが出た場合には子宮頸ガンなど深刻な病気にかかっている可能性もあるので、必ず受診するようにしてくださいね。

【おりものセルフチェックまとめ】
✓とうめいや白っぽいドロッとしたもの→異常なし!
✓黄色や緑色→雑菌が繁殖している可能性アリ!
✓赤褐色やピンク→病気の可能性アリ!すぐ受診を
(※生理の終り頃に出るものとは別です)
✓白くてカッテージチーズのようなもの→カンジダ膣炎になっている可能性アリ!すぐ受診を

日常生活で注意することは

Q:食生活でおりものの量って変わるのでしょうか?

【質問】
おりものの量って食生活で多くなったり少なくなったりすることはできるのでしょうか?

A:偏った食生活を見直してバランスの取れた食事を

【咲江先生】
食生活は体の基本です。当然、不規則だったり偏った食事ばかり食べていたら体調が悪くなるので、膣内環境も悪化して、雑菌が繁殖しやすくなって、状態がよくなくなります。

大量にお菓子を食べたり、インスタント食品ばかり食べていたら、免疫力が低下して体調が悪くなるのは当たり前ですよね。

逆に女性ホルモンの役割をしてくれる大豆製品や植物性ものをしっかりとって体の機能を整えると、体調もよくなるので膣内環境も良好になりますよ。きちんと一汁三菜きちんとバランスとれたものを食べる、それがやっぱり基本です。





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この記事のライター

女性を、内側から幸せに。デリケートゾーンセルフケア商品のリーディングカンパニーとして、女性の繊細な悩みと真摯に向き合っています。

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