【アラフォーがキャリアを考える時 #5】アラフォーのキャリアはまだまだこれから!モチベーションを保つ方法 | 大人のワタシを楽しむメディア
【アラフォーがキャリアを考える時 #5】アラフォーのキャリアはまだまだこれから!モチベーションを保つ方法

【アラフォーがキャリアを考える時 #5】アラフォーのキャリアはまだまだこれから!モチベーションを保つ方法

働き続けてきたアラフォー世代は、十分キャリアを積んでいますが、まだまだこれからあと20年は仕事を続けます。そんななか、仕事に対して疑問を感じたり更年期のカラダの不調に悩まされたり…モチベーションを保ちにくいのも現実です。そこでアラフォー世代が無理せずモチベーションを保ちながら、仕事を続けるコツを教えていただきました。


▶この記事をWOMeのアプリでサクサク読もう♡ コスメから大人の恋愛事情まで…

大きな転機を迎えるアラフォー世代

安室奈美恵さんの引退宣言には驚いた人もたくさんいたと思います。理由は定かではありませんが、40歳を迎えた今年、何か大きな心境の変化があったと推測されます。

40歳は、古来「不惑」と言われてきましたが、実は多くの人が「惑う」年代でもあります。3年前、週刊誌「AERA」は、糸井重里氏が運営する「ほぼ日刊イトイ新聞(以下、「ほぼ日」)とタッグを組んで「40歳は惑う」と題したキャンペーンを展開し、反響を呼びました。

キャンペーン用に設けられたWEBサイトには、「40歳」について、約2万人という人が意見を寄せました。40代を境に、生活や仕事に変化があったり、不安や心配事を抱えたりする人が非常に多いことを感じさせられました。

また心理学者のユングは中年期を「人生の正午」と名付けています。人生を1日に例え、この時期は日が昇る段階から、日が落ちて沈む段階に切り替わる時期ということを意味しています。その変化は、人生へのモチベーションの在り方や価値観の変化をももたらすのです。

環境変化により、価値観がゆすぶられる40代

Getty logo

心境の変化に加え、自分を取り巻く環境の大きな変化を体験される人も多いでしょう。

会社勤めを続けている人であれば、会社員としての先が見えてくる頃です。この先もこの会社で頑張り続けるのか、はたまた他の道を選ぶのか、他の道を選ぶのであればそろそろタイムリミットでは…そんな思いを抱く人も多いでしょう。

家庭面でいえば、子供に手のかからなくなり始める時期という方も多いでしょう。同時に、親の老化を痛感する時期でもあります。介護が始まるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

身体的な変化も大きい年頃です。出産年齢のリミットもこの年代に迎えます。早い人であれば、そろそろ更年期の症状が出てくることもあるでしょう。

こうした環境変化は、自分の人生の年月が、実は限りあるものだということを感じさせずにはいられなません。その焦りが「惑い」に一層拍車を駆けます。

「私の人生は今までの生き方でよかったのか?やり残したことはなかったか?」
「この先は、やり残したことに取り組んだ方がよいのではないか?」

そんな風に思い始めるのですね。

40代の「惑い」~私の場合

私は現在、52歳ですが、40代を振り返ると、やはり惑いと悩みばかりが続く時期でした。そのきっかけとなったのが、不妊治療と降格でした。

大学卒業以来、会社員としてビジネスの第一線に立ち続けてきました。結婚はしたものの、子供はいませんでした。意図的に作らなかったわけではなく、忙しさにかまけ子どもについて真剣に考えることを先延ばしにしていたのです。

しかし40歳を目前に、もともとあった子宮筋腫が肥大化し、貧血が酷くなり体調が悪化。「このままでは自然に妊娠するのは難しい」といわれ、すぐに子宮筋腫の治療を開始。核摘出手術後、続けて不妊治療に着手しました。

数年間の不妊治療で大変だったのは、仕事との両立。営業職だったのですが、お客様のアポイントと治療の日程を調整するのに苦労しました。また、病院の予約をとるのに日中の電話しか手段がなく、客先のトイレの中で電話せざるを得なかったこともありました。

いろいろと考えた結果、内勤に異動を申請しました。しかし、当時の上司との折り合いが悪かったこともあってか、マネージャー職からの降格を言い渡されたのでした。しかし不妊治療は、結局実を結びませんでした。

「子どもを持たずに人生を仕事に費やしてきたのに、降格になってしまうなんて…。何のために働いてきたんだろう?」
「あんなに仕事との両立に苦労して不妊治療をしてきたのに、子供ができないなんて、なんて報われないのだろう…」

当時の私は、こんな思いでいっぱいでした。「子供は望んで努力すればできる」「仕事は頑張れば認められる」…それまで当たり前と思っていたことが当たり前ではないことに気づき、人生の目標を見失ってしまったのでした。

新たな始まりのための「惑い」

Getty logo

前述の「AERA」の特集が行われたきっかけは、糸井重里さんへのインタビューだったそうです。特集が組まれた当時、65歳だった糸井氏は、自らの40歳を振り返り、「絶対に戻りたくない、というくらいに」辛かったと語ります。

「40歳を超えた途端、『今までの円の中だけにいる』ことができなくなる。自分でもうすうす、今までのままじゃ通用しないと感づいている。別のコンパスで描いた円に入っていって、今までとは全然違うタイプの力を発揮しなきゃいけない。その時、自分が万能じゃないし、役に立たない存在だと突きつけられる。」(AERA 2014年6月9日号より)


もともと売れっ子コピーライターであった糸井氏は、40歳でこうした思いを抱いて以降、次に自分は何をしたいのか、模索の時期に入ります。そして、50歳になった1998年にウェブメディア「ほぼ日刊イトイ新聞(略称「ほぼ日」)」を立ち上げます。同サイトは月間平均110万読者を有し、売上高は約28億円に上るまでのメディアに成長しています(データは2012年度 第12回ポーター賞受賞サイトより)。

糸井氏は、ほぼ日の成功についてこう語ります。

「ゼロになってもがいた『40歳からの10年間』がなかったらできなかったことだと思う。」

糸井氏に比べるべくもないですが、私自身も40歳代の模索の苦しさを経て、今のキャリアコンサルタントという仕事に巡り合いました。かつての私が望んでいた「会社員として成果を上げたい、認められたい」という希望は叶わなかったけれど、今の仕事には大きなやりがいがあり、そんな仕事に出会えた幸せを日々、感じています。

もしあなたがいま、アラフォーとして、もやもやした不安や惑いを感じているのであれば、私は「大丈夫!」とお伝えしたいです。それは、これからの人生の新たな幕開けに必要なプロセスだからです。

「もっと徹底的に悩んでいいよ!」と言いたいです。

ただ、悩むにしても、新しいステージでやりがいを感じるためには、いくつかおさえておきたい大切なポイントがあります。次回以降、そうしたポイントを事例を交えながらお伝えしていきます。お楽しみに!

キャリアコンサルタント 朝生 容子



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

2012年にキャリアコンサルタント・研修講師として独立。社会人のキャリア相談に乗るほか、セミナーや研修講師、執筆等に取り組む。

関連する投稿


40代! “マチュア” な女性になるために【自立美人のススメ#01】

40代! “マチュア” な女性になるために【自立美人のススメ#01】

皆さんは「自立している女性」というとどのようなイメージを抱きますか?強い女性?バリキャリ?この連載では“自立”そして“美しく生きる人”をテーマにお話していきたいと思います。決して容姿だけの“美人”ではないから誤解しないで下さいね♪ 今回の自立美人のススメは、そもそも自立美人ってなあに?というお話です。


将来に不安を感じたら…人生の大先輩たちの思想を取り入れて

将来に不安を感じたら…人生の大先輩たちの思想を取り入れて

年を重ねることに不安を抱いたら、人生の大先輩たちの暮らしや思想を参考にしてみませんか。かつて、さんまさんと共演して人気になった登紀子ばぁば、「ときをためる暮らし」の本で話題になり映画化もされた津端ご夫妻、料理家小林カツ代さん、世界のガーデナーが憧れるターシャ・テューダさんを紹介します。読めばきっと希望が湧きますよ!


【WOMe 新春特別企画】アラフォー女性が今年こそ始めたいのはこんなこと!

【WOMe 新春特別企画】アラフォー女性が今年こそ始めたいのはこんなこと!

年始特別企画! 2019年 元旦の特集はアラフォー女性が今年こそ始めたいことをまとめてみました。家族との関係や自分のケアなど、大人の今から始めたいと思っていることとは?さぁ、あなたのやってみたいことはどんなことですか?


41歳のキャリア転職 面接でどんな話をすべき?【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#16】

41歳のキャリア転職 面接でどんな話をすべき?【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#16】

転職があたり前となった時代、キャリアを見直すタイミングが人生で何度か訪れると思います。しかし、数回のことだからこそ面接でどう話していいかわからないのは当然ですよね。今回は、面接対策をロジカルに考えて解説します。


39歳 「転職」すべきか悩んでいます…【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#13】

39歳 「転職」すべきか悩んでいます…【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#13】

せっかく好きな仕事につけたのに、人間関係でストレスを感じる。転職理由の多くは、「人間関係の悩み」というデータがあります。上手に気持ちを切り替えるにはどうしたらいいか。転職する前にできることはなにか?ロジかわ思考でお悩みを解決します!


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


夫との関係に悩んだら“自分はどうしたいのか”問いかけて 円満離婚弁護士 原口未緒さんインタビュー<最終回>【#FocusOn】

夫との関係に悩んだら“自分はどうしたいのか”問いかけて 円満離婚弁護士 原口未緒さんインタビュー<最終回>【#FocusOn】

三度の結婚と離婚を経験し、最近では事実婚を解消された“円満離婚弁護士”の原口未緒さん。著書『こじらせない離婚』では、実際のケースに基づいてスムーズに円満に離婚する方法を丁寧に教えてくれています。原口さんの結婚離婚経験や最近の離婚事情などについてお話を伺ったインタビュー最終回です。


別居したい!と思ったら何をすべきか【幸せ夫婦コミュニケーション術 #43】

別居したい!と思ったら何をすべきか【幸せ夫婦コミュニケーション術 #43】

離婚までは思いきれないけど、とにかく今はもう夫と同じ家で暮らすのが苦痛で仕方ない。そんなときは「別居したい!」と感じることでしょう。いったん別居して距離を置くのは正解です。離れてみることで冷静に今後を考えられるようになります。そこで別居したいと思ったときに考えるべきことをご説明します。


宮本真知のタロット占い【1月20日(月)~1月26日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【1月20日(月)~1月26日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


【大湯みほの美味しい菌活ライフ #2】気になるニオイもぬか漬けを食べて一発解消♡

【大湯みほの美味しい菌活ライフ #2】気になるニオイもぬか漬けを食べて一発解消♡

こんにちは!大湯みほです。なかなか人には言えない悩み。口臭が気になる…オナラが臭いかも?身体が弱ってる疲れてる、ストレスが多いと、ダイレクトに腸は影響を受けるんです。ガスが溜まってるようなそんな時って、オナラや口臭が気になりしませんか? 腸内に悪玉菌が増えてる証拠です! でも大丈夫! そんな時の強い味方がぬか漬けです♪


スープジャーは料理が苦手な人の救世主『朝10分でできるスープ弁当』著者スープ作家有賀薫さんインタビュー<第二回>#FocusOn

スープジャーは料理が苦手な人の救世主『朝10分でできるスープ弁当』著者スープ作家有賀薫さんインタビュー<第二回>#FocusOn

お昼まで待つだけで、美味しいスープができる!と話題のレシピ本『朝10分でできるスープ弁当』(マガジンハウス)。著者でスープ作家の有賀薫さんにお話を伺いました。


友だち追加






人気記事ランキング


>>総合人気ランキング

画像 apple google