自分がコントロールできないことに怒るのは、ばからしくないですか?【アンガーマネジメントでもっと生きやすくなる#4】 | 大人のワタシを楽しむメディア
自分がコントロールできないことに怒るのは、ばからしくないですか?【アンガーマネジメントでもっと生きやすくなる#4】

自分がコントロールできないことに怒るのは、ばからしくないですか?【アンガーマネジメントでもっと生きやすくなる#4】

「なんでこんなに人が多いの!」「いきなり雨が降ってきた!」「電車が遅れてる!」など、自分でコントロールできないことに対してイライラして怒っていることってないですか? でもこれって本当に意味のないことなんです。今回はこの“自分ではコントロールできないことに対する怒り”の対処法について、ご紹介します。


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コントロールできることなのかできないことなのか振り分けること

「怒りなんて感情は、消えてしまえばいいのに…」
「イライラすることがなくなればいいのに…」

そう思うことってありませんか? しかし、怒りは人間にとって自然な感情であり、全く感じなくなることはありませんし、なくすこともできません。ただし、不必要な怒りに振り回されたり、ムダに怒りを大きくしないようにすることはできるのです。

以前もお伝えしましたが、怒りは自分の思い通りにならないときに抱く感情です。 しかし、「これは、自分の力ではどうにもならないな…」と思える時には必要以上に大きな怒りにならない、ということはありませんか?

たとえば、天気はどうでしょう。
「出かけようと思ったのに大雨、なんで雨なんか降るの?」や「暑過ぎる!」などはイラッとしても、天気は自分の力ではどうにもならないし…と思うと、怒りは感じるけど「ま、しょうがないな」と思えたりしないでしょうか。

しかし、そう割り切れずに「どうしてこうなの?」「なんで変わらないの?」と思ったり、「どうにかなるはず!」と思い込むと大きな怒りやストレスを抱え込むことになってしまいます。

そうならないために、これは自分でコントロールできることなのかできないことなのか見極めて振り分けましょう! 怒りを感じているこの現状は、私が何か行動することで「コントロールできる?できない?」「変えられる?変えられない?」どちらに当てはまるか振り分けるのです。

コントロールできることなら行動計画を立てて即取り組む!

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自分が行動することで変えられると判断するのであれば、どのようなことから取り組めばいいか、どう行動すればいいか具体的な計画をたてましょう。その中で、重要なことはすぐに取組み、そうでもないかも…と思うのであれば余力があるときに取り組めばいいとします。

いつかは…なんて思っていると何も変わらず、イライラも解消しません。たとえば…「会社で指導している後輩がミスを繰り返すのでイライラする」

こんな時に「指導の仕方を変え、時間をかければミスはなくなるだろう」と思うのであれば、“いつから始める?”“どのように指導する?”“どのような手順で行う?”というように行動計画を立てて、重要であれば即取り組みましょう。

怒りの感情に浸り続けるのではなく解放され感情や行動を選べる自分になる

悩ましいのが、自分の力ではコントロールできないことですよね。しかも自分にとって重要なことであれば なおさら。その場合は、「変えられない現実を受け容れ、自分ができる建設的な対処を考えて行動しましょう!」とお伝えしています。

「えっ?我慢しろっていうこと?」とよく言われるのですが、そうではありません。

我慢した…と受けとめると、それがストレスとなり、新たな怒りが生じてしまいます。我慢ではなく、“見極めた!”“割り切った!”と受けとめてみませんか?

「上司が高圧的な性格なのでイラッとする」
「電車内のマナー違反が気になる」
「クレームの電話がかかってくる」

自分の力では変えられないと判断するならば、“上司への対応策はなにかあるか?”“クレーム電話に適切に対処できるようにするには?”と考え行動したり、マナー違反が気にならないよう見ないように移動する…など、怒りを大きくしないための行動に目を向けてください。

また、変えられないと判断した状況の中で、「たいして重要ではないな」と思うことであれば、あまり気にしないことです。「通勤が満員電車なのがイラッとする。でも変えられないし、満員電車に乗るのは10分くらいだから、たいしたことないかな。好きな音楽でも聞いてすごせばいいかな。」というように。

変えられない現実を受け容れず、「なぜこうなの?」「なぜ変わらないの?」と悩み続けると過剰なストレスを生み、怒りも強くなるでしょう。

怒りの感情に浸り続けるのか、そこから解放され建設的な取組みができるようになれる自分になるのか。受けとめ方ひとつで感情は変わってきます。感情や行動を選べる自分になりませんか。


日本アンガーマネジメント協会/戸田久実



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この記事のライター

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。研修講師として民間企業、官公庁の研修・講演の講師の仕事を歴任。

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