90年代のトレンドがてんこ盛り! 大胆なキスシーンで話題の『世界で一番君が好き!』
これでもか! と90年代のトレンドが詰め込まれたTHE トレンディドラマとも言えるのが「世界で一番君が好き!」。浅野温子&三上博史主演の月9ドラマです。90年代のドラマって、どこかちょっと「時代」を感じてしまい、「なんであんなものが流行っていたのか…」と恥ずかしくなったりするものですが、そんな気持ちすらぶっ飛ばす、突き抜けたトレンディドラマです。
まずはオープニングからテンション上がりまくりです。LINDBERGの「今すぐKiss Me」が流れる中、あんなシーン、こんなシーンで、浅野温子と三上博史がキスしまくります。スクランブル交差点のど真ん中で、車から身を乗り出して…なんて、まさにドラマでなければ成り立たないシーン。これがまたカッコいいんです!「今すぐキスしたい!」「こんな恋してみたい!」とベタながら感じてしまったアラフォーは多いはず!
ストーリーも超・王道。期待を裏切らない感が潔い。恋人にフラれた向井華(浅野温子)が新幹線の中でサラリーマン山村公次(三上博)に出会う。第一印象は最悪! けれど、ケンカしながらいつの間にか惹かれ合う…。そこに、当然のようにお邪魔虫が入ってくるわけです。
肩パットばっちり、ヘアスタイルも波打ってたり、トサカってたり…。電話のシーンでは当然携帯ではなくバカでかいアンテナの立った子機。そして、「ホントに自分で家賃払ってるの? 」と不思議になる豪華マンション。どっぷりと90年代に浸れること間違いなし!

世界で一番君が好き! ~超解像版 - フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)
http://otn.fujitv.co.jp/b_hp/912200103.html世界で一番君が好き! ~超解像版 - オフィシャルサイト。
サブタイトルにも注目! 恋に仕事にドタバタ騒ぐ『キモチいい恋したい!』
アラフォーになった今、このタイトルを口にすると「イタイおばさん」と言われてしまいそうですが、あの頃はこんなことをさらりと口にしても恥ずかしくない風潮だったのですよね〜、懐かし過ぎる!
こちらのドラマも、トレンディドラマの王道なストーリー展開。旅行代理店に勤める谷本香菜(安田成美)、松木隆(吉田栄作)、工藤えり(田中美奈子)、酒井ユキ(森尾由美)、浜田耕平(嶋大輔)、篠崎佑司(団優太)が繰り広げる恋に仕事に火花を散らすドタバタコメディです。会社が舞台というだけあって、オフィスシーンが出てくるのもちょっとテンションが上がります。香菜、えり、ユキはいわゆるオヤジギャルです。完全に死語となってしまったオヤジギャルが生息していた時代のお話です(笑)
注目したいのは各話につけられたタイトルです。例えば第1話。「目標! 医者、弁護士、ヤンエグ」。今の若い子たちが聞いたら、なんのことやら…ですが、アラフォーだったら、「そんなこと言ってた時代もあった〜」と赤面してしまうはず。いい男が現れてももっといい男とどんどん上を狙っていく女性たち。中身のなさそうなこの内容が、アラフォーには懐かしく、あの日に浸れるというわけです。
もちろん恥ずかし気もなく堂々と着こなすド派手なファッションも注目ですが、アラフォーとしては、吉田栄作の白T×洗いざらしのジーンズ(デニムと呼ばない! あくまでジーンズ! )姿も堪能したいところですね♪
シャチ先生ってなんだ!? 学校に行きたくなるかも!?なドラマ『学校へ行こう!』
今や、「学校へ行こう!」というフレーズを聞いたら、「あ、V6のあの番組ね」と思ってしまいますが、90年代には、学園ドラマの先がけともいえるドタバタ学園ドラマがあったのです。主人公の臼井幸(通称・シャチ)を演じるのは浅野ゆう子。生徒のためなら何でもやっちゃう問題児な美人英語教師役です。
シャチの幼なじみとして登場するのが、布施博演じる安西広海、通称・ロミオ。「あだ名はロミオです」なんて恥ずかしくって今は絶対言えないですよね。こんなあだ名をさらりとつけてしまうのも90年代だからこそ。そのロミオは、加勢大周演じる稲村総一朗の家に居候しています。当然、イケメン枠での登場の加勢大周ですが、生徒だけでなく、先生にも人気という理想の先生。シャチにハッキリ告白することなく、ほんのり好意を伝えるという90年代にしては珍しい?! 控えめさがさらに魅力を倍増しちゃってるキャラです。
生徒役も超豪華。勉強そっちのけで部活に没頭する松岡嵐には萩原聖人。ギャンブルにはまって不登校中の克巳に中居正広。苗字は松岡、名前は嵐、そして中居くんが出てて、タイトルは学校へ行こう! もうなんだかジャニーズキーワードがたくさん登場する作品でもあるんです。ちょっと地味な役ですが、稲垣吾郎も徹という役で登場しています。ダメッ子っキャラの徹を演じる吾郎ちゃん、結構ハマっているので注目です。
観るだけで元気になれる! そんなドラマがあってもいい!
ときには、「この人たち、恋ばっかりしてるな〜」なんて感じてしまいがちな90年代のドラマたち。でも、観るだけで元気になるドラマって必要ですよね。人間関係ドロドロとか、誰が犯人かわからないとか、最後の最後でどんでん返し〜! なドラマが、最近多過ぎる。そんな風に感じている方には、今回ご紹介した3選は気軽に観られるドラマとしておすすめですよ。
”女性のキレイ”を応援する映画を、どんどんご紹介していきます。