モラハラ夫に苦しめられる毎日…どうしたらいいのでしょうか【夫婦問題お悩み相談室 #1】 | 大人のワタシを楽しむメディア
モラハラ夫に苦しめられる毎日…どうしたらいいのでしょうか【夫婦問題お悩み相談室 #1】

モラハラ夫に苦しめられる毎日…どうしたらいいのでしょうか【夫婦問題お悩み相談室 #1】

夫婦問題カウンセラーの渡辺里佳です。おもに夫婦関係や家族問題の悩みを受け、体験や事例をもとにカウンセリングを行っています。WOMeでは、アラフォー世代のそれぞれのお悩みにアドバイスしていきます。初回は、夫のモラハラに悩む45歳の女性のお悩み相談です。


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【お悩み】結婚当初から夫のモラハラに苦しめられています。このままこんな日々が続くのでしょうか…夫は変わらないのでしょうか?

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結婚して18年。夫のモラハラに悩んでいます。私の話は基本的に聞いてくれません。なにか返事が欲しくて、しつこく聞いたりすると、「バカ」だの「どうしてそんなことも分からないんだ」など否定的な言葉で返されます。こんな状態がずっと続いていて、正直毎日が苦痛で仕方ありません。子どもたちは中学生と小学生で、まだまだお金がかかりますが、私はパートタイマーなので離婚しても経済的に不安です。このままずっと夫は変わらないのでしょうか。私は我慢し続けるしかないのでしょうか? (Aさん・45歳)

そもそもモラハラ・DVとは

まず、「モラハラ」とは何か、改めて解説しましょう。
「モラハラ」とは、「モラル・ハラスメント」の略で、相手を貶めるような言葉と態度で繰り返し相手を攻撃し、傷つけ支配する精神的な暴力のことです。ちなみに、「DV」とは「ドメスティック・バイオレンス」の略で、配偶者や恋人による、殴ったり蹴ったり、物を投げつけたりする身体的暴行や心理的暴力をいいます。 密室で行われる「モラハラ」は、エスカレートしがちで表面化しにくいのが特徴です。日常的に「お前はバカだ」「ダメな人間だ」と言われ続けていると、自己肯定感が低下し、「自分が悪いからこうなった」「自分さえ我慢すればいい」と自分を責めてしまう傾向にあり、悪循環に陥りやすいので早めの対処が大切です。

物事にはたいてい原因と結果がある

多くの夫婦問題の相談を受けて感じるのは、物事には、たいてい原因と結果があるということです。ご主人に詳しくお話を伺ってみないと、本当のところはわかりませんが、このようなモラハラが日常的に起こる背景には、子どもの頃の愛情不足など、生育歴が影響している場合があります。また、親が配偶者に対してモラハラを行い、幼い頃から両親の不仲を目の当たりにしている場合もあります。また、頭脳明晰でちやほやされてきた人は、自分が一番正しいと考え、人を見下した態度をとったりするでしょう。

とくに男性は見栄やプライドが高い傾向にあるので、仕事などで認められないと、弱い立場の妻や子どもにぶつけることもあります。溜め込んだ不満や自信のなさから、「正当化」したり「責任転嫁」したりするのでしょう。「自分は正しい!」「もっと認めろ!」と存在感を誇示しているのかもしれませんね。

幸せになるなら「離婚」「修復」どちらでもかまわない

「過去と相手は変えられない」とはよく聞く言葉です。相手を変えるのはそう簡単ではありません。むしろ変えようと思っているうちは、状況はなかなか改善しないでしょう。なぜなら、常に相手に焦点をあてた考え方になってしまうからです。

本来、自分の人生は「自分軸」で生きるもの。それが自分らしい幸せな人生といえます。「夫に振り回される人生は送りたくない」「もっと自分らしく生きたい」と願うのならアクションを起こす勇気を持ちましょう。これまでと同じ対応では何も変わりません。

結婚生活は、離婚か修復かふたつにひとつです。自分はどうしたいのか、自分主体の生活にスポットを当て、その方向に向かって行動します。
幸せになるなら「離婚でも修復でもどちらもいい」というのが私の考えです。

夫に執着しすぎず、一段高みに上がって客観視する

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お子さんも中学生と小学生ですから、しばらく育児で忙しい日々が続きますし、経済面の心配も尽きないと思います。もし、夫に対して少しでも愛情があり、家族4人の生活を大切にしたいと望むのであれば、修復の道を選びます。いまは「再構築」という言葉が使われることも多いようですが、文字通り、一から夫婦関係を創り上げるという覚悟を持ちます。

そのためには自分自身が変わることをお勧めします。同じような事例をたくさん見てきて「相手を変えようと躍起になるより、自分が変わったほうが近道」だと感じるからです。ポイントは、あまり夫に執着しないことです。

夫にフォーカスしすぎず、一段高みに上がること。相手の言動を真に受けず、極力、相手を興奮させないことです。「しつこく聞く」のは相手の思うツボです。反応すればするほどヒートアップします。感情的に言い返すとさらに何倍にもなって返ってくる可能性が高いので、わざわざそんな状況を生むことはありません。

これもよく聞く言葉ですが、「自分と将来は変えられる」というのは本当です。Aさんの態度が変わることで、夫に変化が起こる可能性はあります。たとえ離婚したとしても苦労することに変わりはありません。再構築を目指して、とりあえずチャレンジしてみてください。

過度なモラハラなら、離婚の覚悟を決める

「モラハラ」や「DV」は、本人の自覚なしでは更生できません。過度なモラハラの場合は我慢することはありません。もし、暴力沙汰になるようでしたら、一人で抱え込まず、勇気を出して警察に相談してほしいと思います。子どものためにも、夫と距離を置くことを考え、別居もしくは離婚を視野に入れてください。

離婚する場合は、少しでも有利な離婚となるよう、モラハラの証拠をつかみ、慰謝料・養育費をきちんと決めましょう。専門家に相談することをお勧めします。今の状況から逃げるために離婚するのではありません。やるだけのことをやったあとの離婚なら後悔はないはずです。

子どもは、親の行動言動をとてもよく見ています。いずれ子どもは成長し、両親の生き方を冷静に判断するでしょう。自分にとっても子どもにとっても「幸せ」だと感じられる後悔のない生き方をしてほしいと願っています。

夫婦問題カウンセラー 渡辺里佳



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この記事のライター

夫婦問題カウンセラーとして、結婚・離婚・夫婦に関するコラム記事を発信、電話カウンセリングのボイスマルシェでも活動している。

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