【35歳からのリアル 私たちのホンネ#5/後半】夫が一番のママ友と不倫そして離婚…娘たちとの3人の暮らし

【35歳からのリアル 私たちのホンネ#5/後半】夫が一番のママ友と不倫そして離婚…娘たちとの3人の暮らし

アラフォー女性たちのリアル聞くオリジナル企画。なにものでもない、ひとりの女性が今なにを思い、仕事をし生きているのか。アラフォーともなればみんなそれぞれ傷を負いながら生きています。傍から見たらキラキラ幸せそうに見えますが、決してそれだけではありません。そんなそれぞれの人生を赤裸々に語っていただくシリーズ企画です。


後半は…結婚を機に新たな人生のステージへ

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「私たちのホンネ」シリーズ5回目後半は…お気楽人生を過ごしてきた貴子(匿名)さんの結婚後のストーリー。どんどん運命の歯車が加速していきます。夫の病気、モラハラ、不倫、そして離婚…可愛い娘たちとの生活を守るために奮闘する貴子さん。後半もお楽しみください。

前半はこちらから≫

薄給の元夫の給料では足りず両親にお小遣いをもらう新婚生活

正直、義理の両親は私のこと嫌ってましたね。うちの家族のことも嫌ってたと思います。でも、会った時にはぜんぜんそんなそぶりは見せないんですよ。うちの家族は「イヤなことはイヤ」で表も裏もなく、その場でストレートに言うので、そういう義理の両親の態度が信じられませんでした。

義理の父も自営業で。結婚して元夫は家業を手伝い始めました。だけどもうね、仲が悪いんですよ。すぐにケンカになるし、それで機嫌は悪いし…。

さらに最悪なのは薄給なんですよね。生活費はこれね、と渡される額が少なくて…それでなくてもお金の管理なんか全然できず、適当に暮らしてきた私がやれるわけない! 結婚して専業主婦になってましたし、親にお小遣いもらってました(笑)そんなこんなしているうちに結婚した年の12月に妊娠がわかったんです。

パニック症候群になった元夫

26、27歳と立て続けに女の子を出産しました。両家ともに初孫だったのでそれは喜んでくれて可愛がってくれました。夫はというと、表面的には可愛がってましたけど、本当のところはどうだったか…まったく育児はノータッチでしたしね。

結婚してからも遊び人生活を平気で続けて飲み歩いてました。キャバクラなんかもしょっちゅう。私はなんかそういうものなのかなーとか思って全然気にしてませんでした。家族団らんとかも全然なかったけど、まあこんなもんかなあと。そんな時、子どもが2、3歳の頃だったと思うんですが、義理の両親と一緒に軽井沢に行こうということになって。私たちは新幹線で行ったんですが、元夫が急に真っ青になって立ち上がってデッキに行ったんです。私はのんきに子どもたちと過ごしていて「なかなか帰ってこないなあ~」くらいしか思ってなかったんですが、しばらくたつと戻ってきて「このままだと倒れるかもしれない」って。

「何事⁉」って感じですよね。結局パニック症候群だったんです。それ以来、スピードがダメ、高速道路も乗れない。はじめは各駅停車は大丈夫だったんですが、結局それもダメになりました。それ以来、私が夫の足となり、送り迎えをしてました。土日のサッカーの試合なんかも全部ついていって…小さな娘たちの世話もあるのに、本当によくやったなと思います。

ネットで中古バイクの販売をスタート

病気で稼ぎも悪い元夫。「このままじゃ生活していけない!」と思った私は当時ブームになっていた情報商材ブームにのっかって夫にすすめたんです。ネットで車を売るっていう。義理の母が中古品を売って稼いでいたので、真剣にやったらいけるんじゃないかな? と思って。

そうしたら、ドンピシャでハマって、ちょっとづつ回り始めたんです。で、そうこうするうちにスピードがダメなくせに、元夫がバイクにはまって免許をとったんです。それで、バイクを買っては飽きたら売って新しいのを買うってことを繰り返しはじめたんです。そのうち、いつも自分が買っている近所の中古バイクの業者が儲かっているということを聞きつけ、仲良くなってノウハウを聞き出したんです。元夫も中古バイクを販売し始めたら、これがまあまあ軌道にのって。

バイクを揃えるならガレージが必要だってことにになり、買っていたマンションを売ってガレージがある中古の一軒家を買ってそこを事務所にして販売を始めました。

一番仲の良かったママ友と夫が不倫

その頃からかなあ…どんどん夫の私へのモラハラが酷くなってきて。毎日飲み歩いて帰ってきては私に暴言を浴びせる「お前ってなんにもないよな」とか。なんか言うと胸ぐらをつかまれて怒鳴られて。私の両親から借金もしているのに、なんの感謝もない。そういう話になるとすぐ「かえしゃいいんだろ!」と怒鳴る。そうこうしているうちに私はどんどん洗脳されていって「私が悪いのかな」ってなってしまって。本当に恐ろしいですよ…。元夫はパニック症候群を持ったままだったから、「病気だししょうがないな」とも思っていましたね。その頃には義理の両親とのケンカで包丁持ち出したりもしてましたけど、みんな「病気だからしょうがないよね」って。最悪ですよ。

どんどんお金周りがよくなっても私の両親にはお金は返さず、夜遊びがますます派手になっていきました。そんなある日です。朝方、でっかい鼻歌歌いながら帰ってきたんです。朝帰りが多くなっていたってこともありますが、なんだろう…女の直感ですよね。携帯を見たんです。そうしたら…一番仲の良かったママ友と不倫していたんです。彼女はシングルマザーだったんですけど…もうなにがなんだかわかんなくて。

叩き起こして、「○○と不倫してたんだね。もう離婚だね!」と怒鳴ったら逆ギレですよ。「テメェなに探偵みたいなことしてんんだ!」って。で、「○○と会えないと寂しい。だから○○とは別れない」って。「はあ?」ですよ。こちらとしては「離婚だ!」って言って、あっちが「ごめんなさい。もう二度としません!」っていうと思ってんのに、「会えないと寂しい。別れない」ってナニ⁉ パニックになってそこから子どもたちを連れて実家に戻りました。

三人の幸せのためにもうパパとは会わない

どう考えても私は悪くない。信頼している人に「絶対に別れたほうがいい」って言われて。なんだか我に返って。やっと自分を取り戻した感じです。それで、離婚届を書いてハンコを押させました。やり直したいというメールやなぜか私の誕生日に指輪が届いたりしましけど、もう私の気持ちは変わりませんでした。元夫の両親は5、6回離婚しては結婚してを繰り返しているような人たちなので、元夫も私の気持ちが落ち着けばどうせまた再婚するだろう、という軽いノリだったみたいです。そんなわけないですよね。

子どもたちには辛い思いをさせました…。小学校低学年の時です。三人で一緒にお風呂に入って、「もう当分の間パパには会えない。それが三人の幸せのためだ」って伝えました。三人の生活をスタートさせるけじめをつけたくて、もう元夫には一切関わってほしくなかったから。「パパと会えないなんて嫌だ!」って号泣する子どもたちを見て、私も泣いて。でも「パパとこれからも会うのならもうママには二度と会えないんだよ」って。それでどうにか納得してくれたのかな…それからは二度と会いたいって言うことはありませんでした。今は高学年になりましたが本当にふたりとも良い子で。自慢の娘たちです。

ママ友の会社で社会人一年目を経験

しばらく実家にいましたが、自立して子どもふたりを私が育てるという自覚を持つためにも3人暮らしをスタートさせました。社会にでる1歩として、家の近所の通販の梱包の仕事を始めました。派遣登録もして融通をきかせてくれる会社で仕事も始めました。その頃、起業セミナーなんかにも行きだしてブログやFacebookも始めたんです。ブログには日常を綴って、Facebookは同じような感覚を持つコミュニティに参加して、どんどん友だちが増えていったんですが、そのうちに「なんか違うなあ」と感じ始めて。なんとなく、弱者をカモにしてビジネスをしているような気がしてきたんです。

そんな時に学童の集まりで、あるママに出会ったんですが、彼女は会社を経営していたんです。で、プライベートで仲良くなって、私の現状を話したら「うちで働かない?」って言われて働き始めました。まともに会社で働くのなんて32歳にして初めてですから、もう完全に新卒扱いです。「本当の新卒よりタチが悪い新卒」と言われたり(笑)そりゃそうですよね。30歳すぎたおばちゃんですから! とにかくがむしゃらに頑張りました。

最初は何もかも始めてで全部が楽しかったのですが、だんだん仕事を続けるにつれ、ママ友が社長の会社で働くというジレンマに陥り始めました。プライベートと仕事の区別がつかなくなってきてしまったんです。毎日イライラし始めて…そんな時に、会社の業績が悪くなって、希望退職者を募りだしたんです。それでちょうどいいかな、と思って退職することにしました。

娘たちに大人っていいもんだなって思われるようになりたい

ママ友の会社で働いていた時に飲み友達になっていた社長さんがいて、私が退職するってことを伝えたら、うちで働かないかって言ってくれて、その会社に入社することにしました。ラッキーですよね。去年の6月のことです。今はようやく仕事の内容も理解して自分の頭で考えて動くことができるようになってきました。

ものすごく遅い…37歳にしてなんですが、近ごろようやく“働く”って言うことに対して真剣に向き合うようになったんです。“働く”ってどういうことなんだろうって。今、働く達成感をものすごく味わっています。仕事をして「あなたのおかげ、ありがとう」なんて言われたらもう最高ですよね。社会の役に立ったんだってものすごく感じます。

仕事を通して自分という人間が見えてきてもいます。自分を知るために仕事は必要不可欠です。お前が言うなって感じですけど(笑)でもね、子どもたちに私が楽しんで仕事をしている姿を見せたいんです。それで、働くって大人って楽しんだなあって思ってもらいたい。私を通して大人っていいもんだって思ってもらいたい。まだまだ新入社員に毛が生えたような私ですけど、これから娘たちと3人毎日楽しんでいきたいと思います! あ、ゆくゆくはパートナーも欲しいです(笑)



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この記事のライター

ビール大好き2児の母。食べること飲むこと観ること喋ること大好きです。カミカオツヤハリが超気になる今日この頃です。

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