彼氏や夫のために 専門家に聞くデリケートゾーンのケア方法 ラブセラピスト 古山直美さんインタビュー

彼氏や夫のために 専門家に聞くデリケートゾーンのケア方法 ラブセラピスト 古山直美さんインタビュー

「デリケートゾーンのケアをしたい!」って初めて思ったのはいつでしょうか? 彼氏ができた時や異性を気にし始めた時ではないでしょうか? 大切な人のためにも自分のデリケートゾーンをケアすることはとても重要なことなんです。ラブセラピストの古山直美さんにパートナーシップにおけるケアの大切さについて教えていただきました。


デリケートゾーン向上委員会 #4 専門家に聞くデリケートゾーンのケア方法

今回お話を聞いたのは… ラブセラピスト® 古山直美さん

ラブセラピスト® 古山直美

20代後半で離婚を経験。学歴なし、キャリア無し、一文無しのがけっぷちで夜の世界へ。 アチーブメント株式会社で選択理論心理学と目標達成を学び、世界に顧客を持つように。2013年末に引退後、現在の夫と再婚。現在は、全国で夫婦円満を叶える講演会、講座を開催している。講談社、小学館等の有名誌に多数取材実績あり。 プロスピーカーとしても全国から講演会の依頼が絶えない。

▼夫婦円満協会
http://enman.world/

デリケートゾーンケアの大切さを知るまで

初めて彼氏ができてデリケートゾーンのケアをスタート!

私がデリケートゾーンのケアに興味を持ったのは高校一年生の時でした。当時、同じ高校の2つ年上の先輩と付き合い始めて、ちょっとエッチな女の子の雑誌を友達同士で見ていたときに「ちゃんと洗わなきゃいけないらしいよ!」「え!洗ってる?」なんて話題で盛り上がって(笑)

そういうことって学校の性教育でも教えてくれないし、母親も教えてくれないですよね。小さな頃、一緒にお風呂に入って「ちゃんと洗いなさいよ」って言われたけど、洗い方は教えてもらってない。なんとなく上からゴシゴシゴシでお終い。なので、家に帰って鏡をお風呂に持ち込んでM字開脚みたいなポーズになって(笑)まず自分のものをしっかり確認しました。

…で、驚きましたよね。なんともグロテスクというか…Hな雑誌で見ていたのはもっと花園みたいだったのに(笑)で、ビックリして、これを見せるのか…と自信を失いました。でも男性もこれを見たいのか? とも思ったり(笑) だいたいどの部分がなんなのかもわからない。それでとにかく丁寧に洗おうと、ヒダの部分も丁寧に指の腹を使って普通の固形石鹸で洗いました。正直しみますよね…。さらにその固形石鹸で膣内も洗ってたんです!

間違った思い込みで30歳まで泡で膣内を洗浄

石鹸を泡立てて指にまとわせて第二関節くらいまで膣内に入れて洗ってたんです。 そりゃあもう痛かったんですけど、母親に「痛いけど洗い方間違ってるのかな?」とも恥ずかしくて聞けなくて。それに痛いってことは“洗えてる”んだって思ってもいましたね。

結局夜のお仕事を始めた30歳までずっとそうやって洗ってました。それで別に病気になることはなかったんですが、前の夫と結婚していたときに、セックスをすると痛くなって、病院に行くと雑菌が繁殖しているって言われることを繰り返してたんです。普段はなんともないのにセックスすると痛くなって病気になる…となるとどんどんセックスするのが嫌になる。そうなると当然夫婦関係も悪化しますよね。

今思うと、アルカリ性である男性の精液が膣内に入って菌のバランスが崩れて悪い菌が繁殖してしまって病気になっていたんですよね。それも私が石鹸で膣内まで洗っていたから。元々弱っていた膣内にアルカリ性のものが入ってきて、バランスを崩してしまうっていうのは今ではわかりますが、当時はあまりにも無知でしたね。

お店の店長に言われて初めて膣内洗浄ビデの存在を知った

夜のお仕事を始めた時、お店の女性店長に「直美ちゃんまだ生理終わらないの?」て聞かれたんです。「はい、まだちょっと出てて…」と答えると「ビデ使ってないの?」と言われて。恥ずかしながら、膣内を洗浄するビデがあるってことも知らなかったんです。で、そこからいろいろ自分で調べ始めて。そうしたら、石鹸で膣内を洗浄するなんて絶対ダメ!って書いてあるじゃないですか! ビックリしました(笑)

それからは膣内は洗浄せずにヒダの部分などを丁寧に洗うことにとどめて、膣内は生理の終わりかけやちょっと気持ち悪いなって感じる時にビデを使ったりしていましたね。でもその頃もまだデリケートゾーン専用のソープがあるってことは知りませんでした。

世界のなかでも性教育が最低レベルの日本の現状

夜のお仕事を辞めてラブセラピストとして活動し始めた頃から友人たちにアメリカやフランス製のデリケートゾーン専用のソープをいただくようになって、それで専用ソープがあるって初めて知りました。ジェル状のものやムース状のものなどたくさんの種類がありますよね。先日フランスに行った時も思ったのですが、本当にあちらでは普通にコンビニのようなお店にも何種類も置いてあります。日本ではコンビニに成人雑誌が堂々と売られていますが、デリケートゾーンのケア商品なんてまったく置いてない。そういう部分でも性に対するリテラシーの低さを感じて残念に思います。

私は高校生の時に親に恥ずかしくてデリケートゾーンの洗い方を聞けませんでしたが、友人との間でもケア方法について話すことはしませんでした。そんな文化は日本にはありませんよね。むしろそんなことを言ってはいけないという風潮すらあります。デリケートゾーンのケア方法を気にしているなんて“淫乱”って思う人もいるかもしれません。でもその考え方は本当におかしい。だって、女性器は女性にとって女性そのものですよ。自分自身が女性である象徴をなんでしっかりケアしないんでしょうか?

みなさん顔は毎日せっせと洗顔してお化粧してしっかりケアしますよね。シワができたとかシミができたとかたるんだとか悩んでお手入れします。それと同じことです。女性の象徴部分こそしっかり見て、ケアしなきゃいけない、それを恥ずかしいことと思うこと自体がもう間違ってるんです。でも、日本の性教育は残念ながら先進国の中でも最下位といってもいいでしょう。だからそういう日本の状況を私たち大人の女性こそが変えていかなければいけないし、変えていけるんだろうと思います。

恋愛力をつけたいならデリケートゾーンのケアは必須

デリケートゾーンのケアをしっかりすることは体調管理にも繋がります。かゆみはもちろんニオイもありますよね。ちょっと酸っぱいなっていうニオイは問題ありませんが、魚の腐ったような生臭いニオイがしたらそれは病気にかかっています。しっかり洗えてなくて汚れが残っていたらそれは炎症や性病につながります。

また、妊活中にはおりものチェックも重要です。さらっとしたおりものの時は、まだ排卵期じゃない、粘り気がでてくるとそれは排卵日に近づいているということです。セックスをするタイミングが自然とわかるんですね。それに膣の硬さも変わるんですよ。排卵期に近づくと自然と緩んで柔らかくホワホワしたような感じになります。膣内に指を入れるときは手をしっかり洗ってからにしてくださいね。コンタクトを扱う時と同じレベルで清潔に。粘膜ですから慎重に。

ちょっと話は脱線しますが、好意を持っている男性とデートをしているときに体が開いたな…と感じる、子宮がドキッとするときってありませんか? 本能的に女性は子宮で感じているんですよね。「この人の子どもがほしい」って。逆に一緒にいて体が強張って絶対に受け付けない!入れないぞ!っていう男性もいます。それが「生理的に無理」っていうことなのかもしれません(笑)

そういうこともしっかり自分の女性器に向き合ってケアをしているからこそ分かることです。恋愛力・女力をつけたいならデリケートゾーンのケアは欠かせないってことがわかりますね。

パートナーの間違った思い込みで傷ついた女性がたくさんいる

パートナーシップにおいては当然デリケートゾーンのケアは必須です。大切なパートナーと体を結ぶ場所。根源的な部分で結ばれる場所を見ないようにしたり、ケアしないなんて相手に対してそんな失礼なことはありません。例えるなら洗顔もせずスッピンで髪もボサボサでデートに行くようなものです。そんなことできますか?

日本では女性器は卑猥とされていて、女性の中にも思い込んでいる人が大勢います。ケアをしてはいけない、ケアをしていることは知られてはいけない場所。ところが、フランスでは逆に女性としてケアをしていない方法を知らないなんてありえない、恥ずかしいこととされています。

また、付き合っている彼から女性器について指摘をされ傷ついて、男性とセックスができなくなってしまったという女性が多くいます。そういう方に私は「そんなことはない。その彼は無知でビックリしたんだろうね。男性器だってひとつとして同じものはないよね、それと同じだよ。今度そういうことを言われたら、そういうもんだよって教えてあげてね」と伝えます。

そういう話を聞くととてもガッカリもしますが、日本における性教育の未熟さやあまりにも間違ったセックスや女性に対する情報が多すぎることが原因ですよね。先日、クローズドで男性のためのセックス講座をしたんですが、参加してくださった皆さんは本当に目から鱗という感じで驚かれていました。今後はそういった、男性に対するアプローチもどんどん行っていきたいなと思っています。

デリケートゾーンと向き合い丁寧にケアすることで自己肯定感も増します

女性器は本当に千差万別です。色や形状はみんな違います。よくある思い込みに“色が黒いと遊んでる”というものがありますが、それは間違いです。色の濃さは体質です。けれどそれが気になるなら、今はいくらだって改善する方法があります。色を薄くするケア商品も出ていますし病院でレーザーをあてて色を薄くすることもできます。ケア商品はしっかりとそれが本当にいいものかどうか確かめてから使ってくださいね。そういった意味でも消費者は賢くならなければですね。

女性器の形を整えたい、ゆるみを直したい、なんていうのは顔の整形手術を同じです。今は随分、顔の整形もオープンになりました。デリケートゾーンもやがてそうなってくるだろうと信じています。ゆるみを直した女性に話を聞いたのですが、しまりもよくなるし感度も上がってとってもいいそうですよ!

髪の毛や目の色、肌の色が違うのと同じ。女性器は大切な大切な私たち女性の一部分です。そこを慈しみ丁寧にケアしてあげることは、自分自身を向上させること、肯定することに繋がります。デリケートゾーンのケアをしっかりとしている女性は自己肯定感も強いと思います。でも、まだまだ親しい友人でも女性器について話すことは恥ずかしいし、自分でケアするのもなんだか怖い…と思っている方はまずは専用のソープを買ってしっかり洗ってあげることから始めてみてくださいね。そして悩んだときには私のような専門家やお医者様に頼ることが一番です。しっかりケアをして素敵なパートナーシップを築いてくださいね。





本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

女性を、内側から幸せに。デリケートゾーンセルフケア商品のリーディングカンパニーとして、女性の繊細な悩みと真摯に向き合っています。

関連する投稿


自分の「膣まわり」ちゃんと見ていますか?【デリケートゾーンのケア方法#2】

自分の「膣まわり」ちゃんと見ていますか?【デリケートゾーンのケア方法#2】

40代からはじめる大人のデリケートゾーンケアについて植物療法士 森田敦子さんに教えていただく人気連載。今回は女性の幸せのカギを握る「膣まわり」について。自分の膣周りについて、真正面から見つめことはありますか? そしていったいどんな場所なのかきちんとご存知でしょうか? まずは正しく“知る”ことから始めましょう。


 「膣まわり」を意識して潤うからだになろう!【デリケートゾーンのケア方法#1】

「膣まわり」を意識して潤うからだになろう!【デリケートゾーンのケア方法#1】

いよいよ待望のデリケートゾーンのケア方法の連載が始まります!植物療法士であり「潤うからだ」の著者・森田敦子さんは様々なメディアでデリケートゾーンのケアがいかに大切か語っていらっしゃいます。その森田敦子さんにたっぷりとデリケートゾーンについて語っていただきます。今こそしっかり自分のデリケートゾーンに向き合いましょう!


【エモまと】2018年、女性としての自分をきちんと見つめてみませんか?

【エモまと】2018年、女性としての自分をきちんと見つめてみませんか?

【エモまと】とは“エモーショナルなまとめ記事”の略称。つまり、気分で読みたい記事をご紹介する、ということなんです。WOMeで掲載されている記事の中からあなたの気分にぴったりのものをテーマごとに5つ厳選。泣きたいとき笑いたいときなんだかしょんぼりしちゃってるとき。WOMeの記事を読んで、満たされてくださいね。


デリケートゾーン向上委員会#6 スペシャルコンテンツ 荻原かおるさんインタビュー

デリケートゾーン向上委員会#6 スペシャルコンテンツ 荻原かおるさんインタビュー

デリケートゾーン向上委員会 第6回目は、セクシャルグッズメーカープロデューサーの荻原かおるさんにインタビューしました。


WOMe 1周年記念・トークイベント「もっと私らしく輝くために」が開催されました!

WOMe 1周年記念・トークイベント「もっと私らしく輝くために」が開催されました!

2017年12月2日(土)年の瀬が押し迫る中、WOMeの一周年記念・トークイベント「もっと私らしく輝くために」が開催されました! 当日は約30名の読者の方にご参加いただき、大変盛り上がりました。


こちらもチェック!
Recommended by

オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


宮本真知のタロット占い【5月21日(月)~5月27日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【5月21日(月)~5月27日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


夫の「加齢臭」上手な対策法【幸せ夫婦コミュニケーション術 #73】

夫の「加齢臭」上手な対策法【幸せ夫婦コミュニケーション術 #73】

あれ? 最近急に夫の体臭が気になるようになった。これってもしかして加齢臭? ニオイは、なかなか本人が気がつきにくいため周りも言い出すのが難しい問題ですね。特に男性は身体について加齢を指摘されるのを嫌がります。さり気なく言うなら、本人以外の話題で持ち出すのが吉。どう対処すれば良いか、おすすめの方法をご紹介します。


セックスレス解消に美髪は効果あり⁉ 夫婦仲相談所所長 三松真由美さんインタビュー

セックスレス解消に美髪は効果あり⁉ 夫婦仲相談所所長 三松真由美さんインタビュー

もはや社会現象ともいえるセックスレス問題。多くの家庭で多くの夫婦がこの問題に直面していることでしょう…そんなセックスレスに美髪がどう関係するのか⁉ 夫婦仲相談所所長 三松真由美先生にお話を伺いました。


美肌のプロ直伝! 効果的な「日焼け止め」の使い方【アラフォーから始める美肌作り#5】

美肌のプロ直伝! 効果的な「日焼け止め」の使い方【アラフォーから始める美肌作り#5】

一年中しっかり日焼け止め対策をしている優秀なアラフォー女性も多いと思いますが、実は季節や場所によって使い分けた方がいいってご存知ですか? 漫然と同じ日焼け止めをつけていればいい…という簡単はものではないようです。


更年期症状が “ツライ人” “軽い人” の違いとは?【更年期は人生が輝くチャンス #20】

更年期症状が “ツライ人” “軽い人” の違いとは?【更年期は人生が輝くチャンス #20】

「わたしには更年期はなかった」といった話を先輩方から聞いたことがあるかもしれません。その一方で「生きているのが辛いほどの症状に悩まされた」という方もいらっしゃいます。全員が通る道なのに、いったいこの差はどうして起こるのでしょうか? できるなら更年期をラクに乗り切りたいですよね。その秘訣を教えていただきます!


友だち追加








よく読まれている人気記事


>>総合人気ランキング
WOMeアプリダウンロードバナーPC_news_フッター