アラフォーに必要な恋愛はダメ恋? “いい女”ほどダメな男と恋愛するにはワケがある【神崎桃子の恋愛指南 #22】

アラフォーに必要な恋愛はダメ恋? “いい女”ほどダメな男と恋愛するにはワケがある【神崎桃子の恋愛指南 #22】

恋愛コラムニスト神崎桃子さんの大人気連載。今回はなんだかタイトルからただならぬ気配ですね…。ダメ男なんかと恋愛している暇、アラフォーにはないはずー!


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ダメンズを選んでしまうアラフォー女性

20代や30代女子ならば
「ダメンズに引っかかっちゃって」
「ダメな男の餌食になってしまった」と人に泣きつくこともできるが、40代ともなるとそうはいかない。

若い時なら自分の恋愛相手のダメ出しを友達に委ねていただろう。

しかし、もう被害者ヅラして女友達に愚痴ったところで
「大変だね~」と表では気の毒そうにいいながら
「そのダメ男、アンタが選んだんでしょ」と裏では毒づいているものだ。

昔なら「悪い男に騙された!」と断言できても、アラフォーになった今ではもはや「騙される」ことはほぼない!

もはや、ダメな男と付き合うのは決して引っかかってしまったんではなく、自らが釣っていると言えるだろう。
「捕まえられた」のでなく正しくは「捕まえちゃった」である。

なぜ、ダメな男とそうなってしまうのか、女性の深層心理を言及してみた。

「自分が振り回されるのはイヤ!言いなりになる男が欲しかったから……」

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「40も過ぎると、周りにいる男性って既婚者ばかり。もし独身者がいても恋愛においては劣等生。しかもビジネスにおいてもパッとしない不器用な男性が多い。でもそんな男性の方が私の言うことを聞いてくれる。だから自分からダメな男性に近づいてって“抱かせるように仕向ける”(笑)もう彼は私にメロメロ、絶対に逆らわない。“ハイ、ご主人さま”って感じ(笑)」(44歳女性/不動産)

――恋愛偏差値の低いダメンズは女性に本気で恋をするとまさに従順な忠犬ハチ公。
また収入の低い男性もこちらから餌を巻けばホイホイと追っかけてきてくれるだろう。

ダメンズをペット化したり、かくまってしまう女性の心理は実は「自分が優位でいたい」から。

特にキャリアを積んだ女性は「男のいいなりにはなりたくない」という気持ちが強い。
仕事だけでなく、恋愛に対しても、プライドの高さはエベレスト級。男に尽くすとか振り回されるなんてまっぴらごめん。

既婚者との恋愛だと常に二番手、一番にはなれない。
自分が都合のいい女になるのも、自分のプライドを傷つける男も決して許さない。
今、自分が手に入れたいのは私の“言いなりクン”なのだ。

恋愛経験に乏しくこれまでいい思いをしてこなかった男性のほうがなにかと躾しやすいんである(笑)

「結婚は諦めたけど恋愛は諦めたくないから……」

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「正直、けっこうモテてきたし、見た目も悪くない。ま、だからかなり遊んできちゃって。『この先もっといい男があらわれるかも』なんて余裕ぶっかましてたら気づけばこの年齢……。婚活もしてみたけどそこで出会った男性には興味が持てなくて……。過去にモテてた自分がいるから妥協できないみたい。結果、今はダメダメな不倫の恋をしてます。結婚はもう無理でも女はまだ諦めたくない……」(41歳女性/金融)

――外見に自信がある女性、また優秀な女性ほど「自分が幸せになること」に対して貪欲なもの。
だからこそ、婚期を逃す。
結婚や結婚相手に対して理想を求め続けてしまい、一人の男にちゃんと向き合おうとせず、すぐ「代替品」や「新商品」を試してしまう。
そしていつの間にか「当時私を口説いていたマトモな男たち」は結婚してしまい取り残される。
自分の婚活市場での価値は歳とともに変化しているのに男のレベルは下げることができない。
昔と同じ基準で相手を選ぼうとしてしまい、見た目や面白みのある男につい惹かれてしまう

「昔、モテていた女性」にとって女を諦めることこそ屈辱。
彼氏がいない自分を認めることなんてできない。
だから不倫だろうが、ダメンズだろうが、そんなことは構わないのだ。
チヤホヤされていた自分をどうしても忘れることができないのだから……。

「生きがい、使命感が欲しいから……」

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「プロジェクトチームのリーダーを任されたり、管理職に抜擢されたりと……自分は人から頼られるタイプかな。元はと言えば今の彼からやりたい事や夢を持ち出されて応援してあげたくなったのがはじまり……。彼の夢を叶えるために必要以上にお金や時間をかけてしまい……今更別れられない。なんとしてでも彼を成功に導いて元を取らないと(笑)」(43歳女性/開発)

――生真面目でしっかり者の女性は途中で投げ出したりしない。
やった分だけきっと結果は伴うはず……とダメな男にも全力を尽くす。
そして、なかなか思い通りにならなかったり、手間がかかる相手だと余計に手放せなくなってしまうのだ。

そう、デキル女性は自我関与度が高い。
相手に頼まれた、相手から迷惑をかけられた……自分がそのために時間やお金をさけばさくほど、その相手が可愛く思えてきてしまうのだ。
自分がエネルギーを注げば注ぐほど好きになってしまう。

「馬鹿な子ほど可愛い」とはよくいったもの。
親にとっては、出来の悪い子供ほど、気にかかってしまう……つまり、「私の彼は出来が悪くて手がかかるけど、その分愛おしいの……」となる。

面倒見がよく責任感の強いアネゴ肌タイプの人こそ、「まったく、も~しようがないなぁ」と満更でもない顔をしながらまたまた世話をやいてしまうのだ。

むしろダメンズを選んでしまう自分だっていいんじゃない?

ダメな男と付き合ってしまうのはむしろ今の自分はそれを望んでいるから……。

つまりそれは“若気の至り”ではない!

「いま現在、付き合えている男」はこれまでの自分の行動や経験によって生じた結果である。

そう、「今の自分とそれなりにうまく付き合ってゆける男というのは“今の自分に釣り合った男”しかいない」のだ。

だから、別にそれがダメ男だっていいじゃないか!

「ダメ男との恋」が本当にダメな恋愛とは限らない。

たとえ、高スペック男子やステイタスの高い男と付き合えたとしても、一緒にいて自分自身の居心地が良くなかったとしたらそれを“幸せ”と呼べるだろうか?

他人からみればダメ男だとしても、今の自分にとっては“居心地がいいからこそ”“必要だからこそ”一緒にいれるのだ。

“アンチダメ男”がいつでも正解とは限らない。

アラフォーの恋愛は「お行儀のいい恋」をしてれば幸せってわけじゃない。

「ダメな男とも生きていける」のはアラフォー女の新しい恋愛のカタチでもあるのだ。

恋愛コラムニスト・神崎桃子



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この記事のライター

恋愛コラムニスト/執筆の傍らライター養成、文章セミナー、婚活セミナーの講師も務める。

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