好きだけじゃムリでしょ!「年の差婚」についての女のホンネとは?【神崎桃子の恋愛指南 #25】

好きだけじゃムリでしょ!「年の差婚」についての女のホンネとは?【神崎桃子の恋愛指南 #25】

40代の結婚式、いろんな意味で興味津々。そして、いろんな結婚式に出席した経験のある我々はちょっとやそっとじゃ純粋に感動なんてしやしない。見ているところは新郎新婦の幸せではなくて別のところにあるのかも…⁉ 結婚式、そして結婚について恋愛コラムニスト 神崎桃子さんが今回も痛快にきってくれました。


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結婚式に参列した女の「おめでとう」の言葉の奥にはさまざまなホンネが溢れているもの……。

あなたはこれまで女友達や同僚の結婚式にいくどか出席してきただろう。

高砂席の新婦に祝福の拍手を送りながら
「え?何、あんな湿気た男、捕まえたの?」
「あの子、男の趣味変えたのね」
「へ~あの新郎、上場企業にお勤めなのね。ま、金はありそうだけどね」
などと、招かれた側の席では毒づいていたはず

そう、これまで結婚披露宴においての興味は知人である新婦よりも相手の新郎の顔立ち、勤め先、収入などだったはずだ。

だが、アラフォーともなると気にかかるのは「結婚した二人の歳」ではないだろうか。

結婚式に参列してみたら新郎新婦に10も年の差があった、とか一回りも年が違うなんてことも珍しくない。
“年の差婚”はこのご時世、特に驚くことではない。しかし出席した側の女の心中はいい意味でも悪い意味でもざわついているものだ。
こんなふうに……。

新郎が年下の場合

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「職場で同期入社の女友達が入籍し、レストラン形式のウエディングに参加。新郎はなんと彼女より一回り下の33歳!!なんかハンマーで頭を殴られたような衝撃。髪はフサフサだし、体型はスッキリしてるし、清潔感満載。出席した同僚たちは『え?いつの間に?抜け目ないね』『ちょっとどんな手で捕まえたのよ』と大騒ぎ。新郎があんな年下の彼氏だなんて知らされてなかったのでみんな悔しがっていました。いや正直それ以上に羨ましかった」(46歳女性/出版)

――アラフォーともなると年下男をモノにするというのは拍手喝采のできごとである。

これは独身女性においてだけではない。既婚女性であっても自分のくたびれた夫からすると“年下の新郎”というのは実に爽やかで新鮮に映るに違いない。

年下を捕まえて「あっぱれ!」「よくやった!」となるのは、多少なりとも「“若い”というだけの女」に敵対心を燃やしているからでもあり、「年上女でも構わない」と年下男に思わせることができた彼女への畏敬の念でもある。

なぜなら一般常識では
「男は若い女を好む」
「日本の男はロリコン傾向にある」
「可愛いのがお好き」
となっているからだ。

日本においては仕事でも婚活でも結婚でも、女性は年齢で差別されがちである。

その風潮を見事に破らせた“とうが立った女性”は、同じ女性という立場においてまさに称賛に値すべきなのである。

新郎が年上の場合

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・「学生時代の女友達からの招待状が届き『もう結婚披露宴なんて年じゃないでしょ』『え~っ!まさかウエディングドレス着るの?』と正直思ったもののお祝いには駆けつけた。出席してさらにビックリ。ウチラだっていい歳なのに、旦那になる相手は56歳。久しぶりに再会した友達たちは『あんなオッサンと?』『定年間近でしょ?』『すぐ介護が待ってるよ』『あれじゃ、新郎じゃなく初老だよね』などと漏らしていた。でも、二人の“互いを見る優しい眼差し”は相手を本当に大切にしてるのが読み取れてなんかこっちまで暖かい気持ちになれた。穏やかなんだけど強い絆で結ばれているって感じ……。なんか熟年結婚もアリなのかも」(44歳女性/フラワーコーディネーター)

――40オーバーの女性が自分以上に年上の男性と結婚を考えるとなると、どうも明るい未来が抱けないことが多い。

定年や退職後の問題、年金や経済的な問題、健康の問題、老後の問題などがあまりにもリアル。
相手が年上すぎると結婚生活というよりも介護生活への気がかりもあるだろう。

アラフォー女の年上の男性との結婚は「理想や夢」よりも「現実」がつきまとう。

だが、周囲が二人の前途を危ぶんだとしても、当人同士はそんなことはとっくのとんまに懸念し、悩み抜いた上で結婚に望んだのだ。

覚悟をもったアラフォー女性の決断は決して不幸ではない。

周囲からは「なにがよくってあんなオッサンと?」とデメリットだらけに見えたとしても
「それでも構わない!」と堂々と披露できるのは素敵なことではないだろうか。

年の差婚に踏み切るその情熱が持てるのはお互いが「この人しかいない」と思っている証なのだ。

年上も年下もどっちにしてもヤバくない?同世代がベストでしょ

「芸能人も一般人でも年の差カップルなんて今じゃよくあるケースだけど、私のこれまでの経験からして同じ年代が一番だと思う。若い男だと根気はないし頼りないし、経済力もない。かといって年上だと体力がないし……(笑)“お互いさま”ってことで同世代が私にはちょうどいい」(42歳女性/エステサロン)

――そう、アラフォーともなれば「あまりにも自分が男から頼られるのもイヤ」だし、かといって「自分が男に頼りきるのもイヤ」なのだ。

アラフォー女性がしたいのは奉仕ではない。
日々の生活において男性の身の回りのお世話がしたいわけではない。
カレのお母さんや家政婦になりたいわけではない。

……かといってなんでもかんでも男性に”おんぶに抱っこ”を望んでいるんじゃない。
男に食べさせてもらえばそれで満足ってワケじゃない。

どちらかが何かを与え、どちらが一方的に何かをもらうということで幸せだとは感じないのである。双方に損得も優劣もない同等の立場でいたいのだ。

女として、人として“自分も頼りたいし頼られたい”“自分も認めたいし認められたい”……。

「どっちもどっち」「あいこでしょ!」こそ、アラフォーの望む関係なのだろう。

どんな相手と一緒になろうが結婚にリスクはつきもの!!

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相手が年上、相手が年下というのはどちらもラブラブの時期はいいかもしれないが、生活を共にすればジェネレーションギャップは頻繁に生まれるだろう。生活のスタイルやリズムは年齢によって相当な差異がある。

また年が離れていると「自分や相手が見劣りしているか」を考えることもあるだろう。
自分のパートナーが年上であれば次第に他の男性と外見や肉体を比べてしまう可能性はある。

また逆に自分のパートナーが年下男性であれば相手がそのうち他の女を目で追うようになり、自分と若い女性を見比べてしまうかもしれない。浮気の心配も出てくるだろう。

では、「同世代なら安心か」といえばそうとも限らない。
確かに一緒に劣化し老いることができたとしても同じ時期に似たような問題が二人に押し寄せてくる可能性がある。

それは自分達の親や兄弟のことかもしれないし、自分たちの身体の不調かもしれない。
それが同じようなタイミングで襲ってきたら?

つまり結婚は、どんな年齢の相手と結婚しようが、どんな相手と結婚しようが“リスクはつきもの”ということ。

それを回避する手段などない。そのリスクを背負うことこそが結婚なのだから……。

予測できないリスクに協力体制で望むことが“結婚”においてのミッションなのである。

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子



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この記事のライター

恋愛コラムニスト/執筆の傍らライター養成、文章セミナー、婚活セミナーの講師も務める。

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