夢を語ることを怖がらないで!【松尾たいこ連載#03 40代を自由に楽しく】 | 大人のワタシを楽しむメディア
夢を語ることを怖がらないで!【松尾たいこ連載#03 40代を自由に楽しく】

夢を語ることを怖がらないで!【松尾たいこ連載#03 40代を自由に楽しく】

アーティスト/イラストレーターとして大活躍の松尾たいこさんによる連載の最終回は著書である『35歳からわたしが輝くために捨てるもの』から「夢を語ること」についての書き下ろし記事です。ぜひお読みください!元気がでること間違いなしです。


▶この記事をWOMeのアプリでサクサク読もう♡ コスメから大人の恋愛事情まで…

イラストレーター 松尾たいこ

広島県呉市生まれ。1995年、11年間勤めた地元の自動車会社を辞め32歳で上京。セツ・モード・セミナーに入学、1998年からイラストレーターに転身。大手企業広告や六本木ヒルズなどのグッズを手がける。これまで300冊近い本の表紙イラストを担当。横山秀夫「クライマーズ・ハイ」カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」など。共著に、江國香織との共著「ふりむく」角田光代との共著「Presents」など。さらに著書に「東京お遍路ゆる散歩」「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!」などがある。
2014年からは福井で陶器作品の制作をスタート。現在、東京・軽井沢・福井で三拠点生活を送る。

夢を語ることでチャンスが広がる!

みなさんに夢はありますか? それは小さいことでも大きいことでもいいのですが、あると日々にすごく張り合いが出ます。夢というと大きな野望のように聞こえるかもしれないけれど、やってみたいことやチャレンジしてみたいことも含めると、きっと誰にでもあるのではないかなと思います。

私はいつも夢を持っていて、その中のいくつかは実現しました。またそれ以上に実現しなかった(挫折した)夢は数え切れないぐらいあるし、そして、いま持っている夢も、道半ばの夢もたくさんあります。

「夢を絶対に叶えるぞ!」と意気込むのはいいけれど、努力しても叶わないことってあります。だけど夢に向かって頑張っている時ってワクワクしませんか? 時間的・体力的に辛かったりはするけれど、頑張っている自分ってかっこいいなあと思います。そうして叶わなかった時には、やはりショックを受けるけれど、その努力は無駄に終わるわけではないし、知識も経験も増えて、自分を成長させてくれます。

それから夢を形にするために、ぜひやってほしいなあということがあります。それは「口に出すこと」です。といっても夢の内容によっては、勇気がいりますよね。「これって無謀かな」とか「笑われるかな」などと考えたら言えない・・・なんて思う人が多いと思います。でも口に出すことで、周りの人からヒントがもらえたり、アドバイスがもらえたりとすごくチャンスを増やせることになるのです。

夢を語るのが恥ずかしかったら、その夢の実現のために必要だと思うことを相談することから始めればいいと思います。自分の頭の中でだけ考えても、堂々巡りだったりすることってないですか? 自分の知っていることなんて本当に少ないのです。私は、「世界は99%自分の知らないことで作られている」って考えています。そう思えば、相談することも恥ずかしくありません。

周りの人に甘えて助けてもらうことって素敵なこと

私の経験をいくつかお話ししますね。32歳の時、「好きなイラストを基礎から勉強してみたい」そう思い、最初は通信講座を受けようと考えました。でも友人の「環境も大事だから、東京に出たら」という言葉に「確かに、そうだなあ」と納得し、別の友人から「年齢も関係なく試験がないイラストの学校」を教えてもらったことで、イラストレーターへの最初の一歩が踏み出せました。

2015年からは福井にアトリエを構えて陶作品作りを行なっていますが、これも新たな技法を模索している中で陶芸に出会い、「もっと本格的に取り組みたい」と陶芸の楽しさを友人に話したところ、なんとその福井県在住の友人が県内に窯と陶芸の道具を持っていることがわかり、その工房へ東京から通いはじめたのです。それから半年ほど経った頃でしょうか、「アトリエを構えたいなあ」と友人たちに語っているうちに、空き家対策事業を手がけている友人経由でアトリエも借りることができました。

自分の考えていることは口に出さないと誰にも伝わりません。テレパシーとか無理です。逆に夢を語るデメリットってなんだろう? いまのところ私にはあまり思いつきません。夢や考えていることを周りに語ったり表に出すことは、私にたくさんの縁も運んでくれました。

アドバイスや情報をもらったら、その後の経過や結果を、教えてくれた人に伝えるのも大事です。「せっかく教えたのに、どうなったんだろう?」ってきっと気にしてくれています。そして自分がおすすめしたことをすぐに実践してくれたら、嬉しいですよね。人から教えてもらったことで、知識は増え、新しい世界を知ることができ、興味がないとかこれは無理って思っていたことも意外と自分に合っていてハマったり。もちろんやってみて「違うなあ」とか思うこともあるだろうし「実践できなかった」こともあるだろうけれど、それでも「教えてくれてありがとう」という気持ちを持って伝えれば、きっと喜んでくれて、「もっと応援したい、もっと教えたい!」って思ってもらえます。

そうして、そんな人たちが新たな「人」や「モノ」に私を繋げてくれるんです。
大人になったって、こうやって周りの人に助けてもらって甘えてもいいなと思っています。

そのぶん、私も甘えるだけじゃなく、持っている知識や情報は惜しみなく提供します。私は美味しかったお店や使ってみてよかった収納用品など、すぐに友人たちにも教えますし、ブログなどでも紹介します。そうすると喜んでくれて、さらに「だったらこっちのお店も好きだと思うよ」ってまた友人が教えてくれたりします。感謝されながら、気がつくとまた、たくさんの人たちに助けてもらっています。

小さなことでもいいから、夢ややってみたいことを持って、それを周りに口に出してみてください。新しい世界が開けていきますよ。

アーティスト/イラストレーター松尾たいこ


▼松尾たいこさんのインタビュー▼
【#FocusOn】「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」著者イラストレーター松尾たいこさんインタビュー<前半>
【#FocusOn】「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」著者イラストレーター松尾たいこさんインタビュー<後半>

▼松尾たいこさんオリジナル連載▼
若さへの執着なんて捨てちゃおう!【松尾たいこ連載#01 40代を自由に楽しく】
モヤッとを捨てればストレスもなくなる!【松尾たいこ連載#02 40代を自由に楽しく】

35歳からわたしが輝くために捨てるもの

¥ 1,512

約10年の会社勤務を経て、32歳だった95年に上京。セツ・モードセミナーに入学し、98年よりフリーのイラストレーターとなった著者。 イラストレーターのキャリアのスタートは遅いが、現在はアジアを代表するアーティストとして活躍。 子どもの頃から虚弱体質、両親の離婚、本人の離婚経験など挫折も多かった。 そんな彼女が、30歳を過ぎてからの人生が輝きだしたのは、いろいろなものを手放したから。 まず、最初に手放したのは、大手企業会社員という安定した生活。 本書では手放す・捨てるというキーワードに合わせて、第一線で活躍できる理由をはじめ、軽やかにムリなく生きていくため、歳を重ねていくための方法を教えます。



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

1998年イラストレーターに転身。大手企業広告や六本木ヒルズなどのグッズを手がける。これまで300冊近い本の表紙イラストを担当。

関連するキーワード


松尾たいこ 夢をかなえる

関連する投稿


モヤッとを捨てればストレスもなくなる!【松尾たいこ連載#02 40代を自由に楽しく】

モヤッとを捨てればストレスもなくなる!【松尾たいこ連載#02 40代を自由に楽しく】

アーティスト/イラストレーターとして大活躍の松尾たいこさんによる連載がスタートしました!全三回の連載は著書である『35歳からわたしが輝くために捨てるもの』から特に40代女性へ向けたメッセージを抜粋してオリジナルで書き下ろしていただきます。第二回目は日常生活のモヤッとを失くす!というお話しです。


若さへの執着なんて捨てちゃおう!【松尾たいこ連載#01 40代を自由に楽しく】

若さへの執着なんて捨てちゃおう!【松尾たいこ連載#01 40代を自由に楽しく】

アーティスト/イラストレーターとして大活躍の松尾たいこさんによる連載がスタートします!全三回の連載は著書である『35歳からわたしが輝くために捨てるもの』から特に40代女性へ向けたメッセージを抜粋してオリジナルで書き下ろしていただきます。第一回目はちょっと耳がイタイ“若さへの執着を捨てる”というお話です。


【#FocusOn】「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」著者イラストレーター松尾たいこさんインタビュー<後半>

【#FocusOn】「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」著者イラストレーター松尾たいこさんインタビュー<後半>

WOMe編集部が気になっているヒト・モノ・コト等を紹介する企画【#FocusOn(フォーカスオン)】。こんにちは編集デスク和氣です。今回は人気イラストレーター松尾たいこさんの著書を読んで感銘を受けご本人にインタビューしてきました! こんな風に年齢を重ねたいと思う素敵な大人の女性、松尾たいこさんのお話し後半です。


【#FocusOn】「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」著者イラストレーター松尾たいこさんインタビュー<前半>

【#FocusOn】「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」著者イラストレーター松尾たいこさんインタビュー<前半>

WOMe編集部が気になっているヒト・モノ・コト等を紹介するFocusOn(フォーカスオン)。こんにちは編集デスク和氣です。今回は人気イラストレーター松尾たいこさんの著書を読んで感銘を受けご本人にインタビューしてきました!丁寧に慎重に言葉を紡ぐ松尾さんは本当に素敵な大人の女性でした。こんな風に年齢を重ねたい!前半です。


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


自分はどのタイプ?体質診断して若々しいカラダを手に入れる!【漢方美髪®メソッド #3】

自分はどのタイプ?体質診断して若々しいカラダを手に入れる!【漢方美髪®メソッド #3】

いつまでも若々しいカラダを作り“女性力”を高めるために、漢方ではバランス良く自分の体質に合ったものを食べることが大切であるという“医食同源”という考え方があります。ホルモンバランスが崩れ、カラダの不調を感じやすい大人の女性こそ、自分の体質を理解し自らカラダをコントロールしてなりたい自分を目指しましょう。


群ようこ著『パンとスープとネコ日和』ほっこりおいしいシリーズ【たまには本でも#05】

群ようこ著『パンとスープとネコ日和』ほっこりおいしいシリーズ【たまには本でも#05】

小林聡美さん主演でドラマ化もされた群ようこさん著『パンとスープとネコ日和』シリーズ。現在4冊の本が出版されていますが、どれもほっこりおいしくて人々が優しく丁寧に暮らしています。愛されて奔放に暮らす猫にも注目! ドラマが先でも本が先でも楽しめて、何より癒されますよ。


夫への不満…ストレスを溜めない方法とは?【“幸せ夫婦”コミュニケーション術#24】

夫への不満…ストレスを溜めない方法とは?【“幸せ夫婦”コミュニケーション術#24】

夫に用事があってもロクにこちらを向いてくれない、お願いしてもやってくれない。気がつけばイライラが溜まって爆発寸前!「理解してもらえない」と思うと、怒りだけでなく悲しみも大きくなります。普段からストレスは小出しに伝えること、こじれて進まなくなったときは夫の良いところを思い出してみましょう。


女性の味方! 更年期にも効果的⁉ 天然サプリ「豆類」の魅力♡

女性の味方! 更年期にも効果的⁉ 天然サプリ「豆類」の魅力♡

女性のカラダにいいと言われている「豆」。でも、「具体的にはなにがいいの?」という方や、「なかなか料理に取り入れるのはめんどくさい…」という方が多いのではないでしょうか。そこで、いろいろな料理に使える簡単な豆調理法と豆の魅力をたっぷりご紹介。これであなたも豆の虜♡に…!?


「女性力」を高めるためのカラダ作りとは?【漢方美髪®メソッド #2】

「女性力」を高めるためのカラダ作りとは?【漢方美髪®メソッド #2】

女性に本来備わっている「生命を育む力」を高めることで心と身体を健康に保ち、いつまでも美しく元気に過ごすことが出来ます。大人の女性のカラダ作りに特に必要なのは「気」「血」「腎精(じんせい)」。これらは、血とホルモンに大きく影響します。その関係性について漢方の視点から知ると、より自分のカラダが愛おしく感じられるものですよ。


友だち追加






人気記事ランキング


>>総合人気ランキング

画像 apple google