小5息子がアダルトサイトを見ている!? 性教育どうしたらいい?【アラフォーからの性教育 Q&A#6】 | 大人のワタシを楽しむメディア
小5息子がアダルトサイトを見ている!? 性教育どうしたらいい?【アラフォーからの性教育 Q&A#6】

小5息子がアダルトサイトを見ている!? 性教育どうしたらいい?【アラフォーからの性教育 Q&A#6】

シングルマザーから、男の子の性教育をどうしたらいい? というお悩みです。3人に1人が離婚しているという現代、シングルマザーも増えています。母と父、両方の顔をもたなければいけないママのシビアなお悩みに助産師でバースセラピストのやまがたてるえさんにお答えいただきます。


Q:小5の息子がアダルトサイトを見ているようです…

【お悩み内容】小学校5年生になる息子が最近どうもアダルトサイトを見ているようです。成長するに従って当然でてくる欲求ですし、しょうがないと思うのですが、過激なものなどを見て性に対して誤った思い込みをしてしまわないか心配です。元夫には相談できませんし、実の父親に相談するのもはばかれます…。彼氏や親しい男友達もいないので、実際どんな風に男と子が情報を得て成長していくのかわからないので、とても不安です。母親として何がしてあげられるでしょうか?

思いを伝えるコトはいつでも、何度でもできる!

シングルマザーとして子育てとお仕事の両立をしながら、父親の顔も母親の顔もお一人で担っている日々。ほっとする時間もないくらい頑張っていらっしゃると思います。毎日お子様のため、ご自身のために頑張ってくださってありがとうございます。

息子さんが子どもから「男性」へと変わってくる思春期を迎えて戸惑うことは沢山あると思います。すぐに相談できる男性のパートナーや信頼できる方が近くにいないとどうしたらいいのか途方に暮れてしまいますよね。今日はそのことについて今からできることをお伝えします。

まずは「息子さんを大切に思っている」ということを毎日、何度でも伝えてください。それは言葉でというわけでなく、ちょっとしたことを「思いを込めて」やってみたり、息子さんを「気遣ってみること」です。たとえば、帰宅したときの様子を見つめてあげて、いつもよりも元気がない時などは「どうしたの?元気がないね。大丈夫?」などの言葉をかけたりすることです。ついつい「宿題やったの?」「また片づけない!」とか声をあらげてしまうことがありますが、できてないことより、小さなことでもできていることや頑張っていることを認める声掛けを増やしてみてください。

性の話だけを切り取るのではなく、人生を考えて語ってみる

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小学校5年生ならばお子さんによっては、まだお母さんとの会話で何でも話してくれる子もいます。ただ、男性ホルモンが少しずつ分泌されていくので母の“女性”としての部分に反応してしまい、距離を置きたくなってくるかと思います。しかしそれは自然な心身の発達です。

男の子は中学生になると思春期の性発達が本格化します。その頃に「性について話そう」と言っても当然恥ずかしいでしょうし、ただでさえ母親と距離をおきたいと思っているので「聞きたくない!」と思ってしまうでしょう。なので、今は絶好のチャンスです。ぜひ“性の話”と切り取った形ではなく、「人生を考える」テーマの一つとして「性の健康教育」という視点でお話しをしてみてください。

たとえば、将来のこと。職業だけでなく、「どんな暮らしがしたいのか?」「その時にパートナーはいるのか?」そんな話しをしてみるといいかもしれません。また、なぜお母さまがシングルマザーとして生きる選択をしたのか、や、息子さんが生まれてきた日のことを思いをもって伝えることも、とても大切なことだと私は思います。

すでに見てしまった動画について

日本は大人が鑑賞するものに対して、「子ども達の目に触れないようにする」という配慮がまだまだ行き届いていない現状だと思います。たとえばコンビニの雑誌の棚には“成人コーナー”がありますが、完全に表紙は誰の目にも触れるようになっています。悪いことにトイレの前あたりにあったりして小さな子どもがトイレを借りるときに目に触れる、と問題になったこともありますね。

ほかにも電車の中吊り公告などもちょっと際どい水着の写真が多くあります。ネットに関してはアダルトサイトなどは「18歳ですか」という質問をされたり生年月日を入力するような画面がありますが、数字は誰でも正直に入力するとは限らないですよね? 「我が家はセキュリティーをかけてるから」と言ってもお友達の家のPCで見ていたりスマホをもっていてフィルターがかかっていないこともあります。

観てしまったのなら、それを罰するのではなく「これは大人のために作られたフィクション」であることをしっかりと伝えてほしいと思います。その時に、ぜひお子さんに「今の日本はこのように子ども達が簡単に18歳以上の情報を手に取ってしまうような状況になるけれど、それについてどう思うか?」と問いかけて一緒に考えてみるのはいかがでしょうか? そして、改めて男の子への性の健康教育についての本を渡すなどして、「一緒に考えてみよう」と話すことも大切だと思います。

同時に精通のこと、夢精の事などもお母さま自身も本を通して学んでみてはいかがでしょうか?

学校や地域のコミュニティーでの大人の姿をロールモデルに

さらに学校などでどのような性教育が行われているのかを知ることも大切です。身近に相談できる男性がいないようでしたら、学校や地域のコミュニティなどで話ができる男性を探してみたり、お子さん自身が「この人なら話やすい!」という相談相手を見つけてあげることも大切です。

性のことだけでなく、これから思春期になり、友達や恋愛についての悩みも増えていきます。そんな時、お母さんにすべてを話せるかといえば、そうではないご家庭のほうが多いでしょう。母親以外にも頼れる大人の存在があることは困ったことを相談できる力である、“援助希求能力”にも繋がっていきます。男の子でも性被害にあうケースはあります。多くの人に支えられ守られていることを知ると心の安定力を高めることができます。それは不安定な思春期を乗り越える力になってくれることでしょう。ぜひ、親子で地域のコミュニティにアクセスしてみてくださいね。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



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この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

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