セックスすると痛い… 病気でしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#7】

セックスすると痛い… 病気でしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#7】

アラフォーからの性教育第7回目は「最近、夫とセックスするのに痛みを感じるようになった」というお悩みです。年齢を重ねたらしょうがないことなのか…それとも、なにか別に原因があるのか…? 助産師でバースセラピストのやまがたてるえさんに教えていただきます。


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Q:夫とは定期的にセックスをしていたのに最近セックスをすると痛みを感じるようになりました。病気ですか?

【お悩み】夫とは頻繁ではないですが、3カ月に一度くらいの間隔でコンスタントにセックスをしてきました。ですが、最近セックスすると痛みを感じるようになりました。病気なのでしょうか? それとも年をとるとしょうがないことなんでしょうか?病院に行くのは恥ずかしいし、痛くならないような方法があったら知りたいです。

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変化する自分の体を見つめる

パートナーとのセックスのお悩みは誰とも話づらいものですよね。ですが実際は多くの女性が疑問に思ったり、不安に思ったりしていることです。第一回目でも書かせていただきましたが、女性は35歳くらいから女性ホルモンが低下していき、色々なところで「変化する自分」に出会っていきます。そのなかで性交痛から腟の潤いの低下を感じていく人がいます。そこで、

1、潤いについて
2、心について
3、病気の時

という3つの視点で見つめていきたいと思っています。多くの女性が感じることであるにも関わらず、実際は誰にも教えてもらうことがありません。これが学校教育で習っていたならどうでしょうか?なにも不安になることはないですよね。女性が自分の体を知ることはライフスキルにも繋がります。ぜひ一緒に考えていきましょうね。

腟の潤いについて

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女性ホルモン(エストロゲン)の低下は粘膜の潤いの低下にもつながってきます。私たちは顔や手にはローションやハンドクリームを塗りますし、目の乾燥にはドライアイ用の目薬をつけますよね? では、腟はどうでしょうか? 潤いを保つためのものってなかなか簡単に手に入らない現状があります。ですが少しずつではありますが、腟の潤いをサポートする商品は生まれてきています。

オーガニックのものや天然のもの、そして化粧品扱いとして肌に安心してつけられるものもあります。ローションという名前のものもありますが、しっかりと成分をみないと余計な化学物質が入っていることもありますので、食品を購入する時のように箱の裏側の成分をきちんと見て購入することをおススメします。そして、潤いをサポートするものを使うことに抵抗をなくすためにも、ご自身の腟に触れてみることはとても重要です。

また鏡で見てみることも大切です。恥ずかしいと思うかもしれませんが、大切な大切な自分の体です。頑張って一度見つめてみてください。自分で見たことのない場所だから、婦人科に行くことへの不安感がましていく、なんてこともあると思います。また、パートナーとのセックスをの際にも、知っているか知らないかで随分違ってくると思います。

心について

体の痛みを感じると、「またセックスをすると痛みがある」と思ってしまって、なおさら心がこわばってしまう…。それが私たちの心と体の繋がりなんです。怖い、不安、痛い、寒い…こういうことを感じると体はギューッとなり、緩むことも出来ず、自分を守ろうとします。そうすると、なおさら腟は潤わず、痛みが生まれてしまう…まったくの悪循環が起こってしまいます。

パートナーとの関係性についてもそうです。パートナーへの怒り、不安、恐怖、憎しみがもしあったら心を開くことはできず、体も開くコトができなくなります。体から心が硬くなることも、心から体が閉じてしまうことも両方あるのです。パートナーも一緒にセックスを楽しみ生きる喜びを感じたいはずです。一方が痛みを我慢したり、心を閉じていたら本当に心地よい状態にはなれないですよね。

ぜひ痛みを伝え、そして潤いをサポートするもの(潤滑剤)を活用したラブライフの提案をしてみてください。年齢のことや体の変化って伝えないとなかなか伝わらないものです。ぜひ、心をオープンにして話し合いをしてみてくださいね。

病気について

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たとえば、潤滑剤を使ってセックスをしてみても毎回痛い、また会陰を観てみたらできものがあった。なんてことも可能性としてあります。また子宮内膜症の一つの症状に性交痛があるのをご存じでしたか? いろいろと試して見ても痛みが続く場合はぜひ婦人科ドクターにご相談してみてください。

そして、そのことを相談することは決して恥ずかしいことではなく、人生を豊かに生きるための「QOL(クオリティーオブライフ)」を高めるために必要なことでもあるのです。また、「婦人科検診に最近行ってない!」なんてことがあったらぜひぜひ検診をかねて婦人科の扉を開いていきましょう。

「病気が本当に見つかったら心配…」と言われることがありますが、逆にずっと病気が見つからずに気づいたときには治療困難になっていたらどうでしょうか? そのほうが問題です。これからは人生100年時代。自分を大切にするためにもマイ婦人科医を見つけるためにも一度ご相談下さいね。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



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この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

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