セックスすると痛い… 病気でしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#7】

セックスすると痛い… 病気でしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#7】

アラフォーからの性教育第7回目は「最近、夫とセックスするのに痛みを感じるようになった」というお悩みです。年齢を重ねたらしょうがないことなのか…それとも、なにか別に原因があるのか…? 助産師でバースセラピストのやまがたてるえさんに教えていただきます。


▶この記事をWOMeのアプリでサクサク読もう♡ コスメから大人の恋愛事情まで…

Q:夫とは定期的にセックスをしていたのに最近セックスをすると痛みを感じるようになりました。病気ですか?

【お悩み】夫とは頻繁ではないですが、3カ月に一度くらいの間隔でコンスタントにセックスをしてきました。ですが、最近セックスすると痛みを感じるようになりました。病気なのでしょうか? それとも年をとるとしょうがないことなんでしょうか?病院に行くのは恥ずかしいし、痛くならないような方法があったら知りたいです。

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

変化する自分の体を見つめる

パートナーとのセックスのお悩みは誰とも話づらいものですよね。ですが実際は多くの女性が疑問に思ったり、不安に思ったりしていることです。第一回目でも書かせていただきましたが、女性は35歳くらいから女性ホルモンが低下していき、色々なところで「変化する自分」に出会っていきます。そのなかで性交痛から腟の潤いの低下を感じていく人がいます。そこで、

1、潤いについて
2、心について
3、病気の時

という3つの視点で見つめていきたいと思っています。多くの女性が感じることであるにも関わらず、実際は誰にも教えてもらうことがありません。これが学校教育で習っていたならどうでしょうか?なにも不安になることはないですよね。女性が自分の体を知ることはライフスキルにも繋がります。ぜひ一緒に考えていきましょうね。

腟の潤いについて

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

女性ホルモン(エストロゲン)の低下は粘膜の潤いの低下にもつながってきます。私たちは顔や手にはローションやハンドクリームを塗りますし、目の乾燥にはドライアイ用の目薬をつけますよね? では、腟はどうでしょうか? 潤いを保つためのものってなかなか簡単に手に入らない現状があります。ですが少しずつではありますが、腟の潤いをサポートする商品は生まれてきています。

オーガニックのものや天然のもの、そして化粧品扱いとして肌に安心してつけられるものもあります。ローションという名前のものもありますが、しっかりと成分をみないと余計な化学物質が入っていることもありますので、食品を購入する時のように箱の裏側の成分をきちんと見て購入することをおススメします。そして、潤いをサポートするものを使うことに抵抗をなくすためにも、ご自身の腟に触れてみることはとても重要です。

また鏡で見てみることも大切です。恥ずかしいと思うかもしれませんが、大切な大切な自分の体です。頑張って一度見つめてみてください。自分で見たことのない場所だから、婦人科に行くことへの不安感がましていく、なんてこともあると思います。また、パートナーとのセックスをの際にも、知っているか知らないかで随分違ってくると思います。

心について

体の痛みを感じると、「またセックスをすると痛みがある」と思ってしまって、なおさら心がこわばってしまう…。それが私たちの心と体の繋がりなんです。怖い、不安、痛い、寒い…こういうことを感じると体はギューッとなり、緩むことも出来ず、自分を守ろうとします。そうすると、なおさら腟は潤わず、痛みが生まれてしまう…まったくの悪循環が起こってしまいます。

パートナーとの関係性についてもそうです。パートナーへの怒り、不安、恐怖、憎しみがもしあったら心を開くことはできず、体も開くコトができなくなります。体から心が硬くなることも、心から体が閉じてしまうことも両方あるのです。パートナーも一緒にセックスを楽しみ生きる喜びを感じたいはずです。一方が痛みを我慢したり、心を閉じていたら本当に心地よい状態にはなれないですよね。

ぜひ痛みを伝え、そして潤いをサポートするもの(潤滑剤)を活用したラブライフの提案をしてみてください。年齢のことや体の変化って伝えないとなかなか伝わらないものです。ぜひ、心をオープンにして話し合いをしてみてくださいね。

病気について

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

たとえば、潤滑剤を使ってセックスをしてみても毎回痛い、また会陰を観てみたらできものがあった。なんてことも可能性としてあります。また子宮内膜症の一つの症状に性交痛があるのをご存じでしたか? いろいろと試して見ても痛みが続く場合はぜひ婦人科ドクターにご相談してみてください。

そして、そのことを相談することは決して恥ずかしいことではなく、人生を豊かに生きるための「QOL(クオリティーオブライフ)」を高めるために必要なことでもあるのです。また、「婦人科検診に最近行ってない!」なんてことがあったらぜひぜひ検診をかねて婦人科の扉を開いていきましょう。

「病気が本当に見つかったら心配…」と言われることがありますが、逆にずっと病気が見つからずに気づいたときには治療困難になっていたらどうでしょうか? そのほうが問題です。これからは人生100年時代。自分を大切にするためにもマイ婦人科医を見つけるためにも一度ご相談下さいね。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

関連する投稿


今知りたいLGBT 子どもから「ゲイってなに?」と聞かれました どう答えれば?【アラフォーからの性教育#15】

今知りたいLGBT 子どもから「ゲイってなに?」と聞かれました どう答えれば?【アラフォーからの性教育#15】

子どもたちは日々、様々なシーンで色々な情報を得てきます。時には驚くようなフレーズを言葉にすることもあるでしょう。そんな時、それが言葉にしてはいけないものなら、なぜそうなのか伝えなければいけませんし、きちんとした情報を与えて理解しなければいけないことなら、それについて説明できる知識を親として持つことが大切です。


「太ももが硬い夫」となら素敵なセックスができるかも⁉【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#13】

「太ももが硬い夫」となら素敵なセックスができるかも⁉【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#13】

前回からセックスレスになると妻が損する理由を夫婦仲研究所所長の三松真由美先生に教えていただいておりますが、この記事を読んで「夫と抱き合うなんてありえない!」あるいは「夫の誘いにしぶしぶ応じてるものの、できれば寝かせて」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方々に「喜んでいたしましょう」となる秘策をお伝えします。


ゴムアレルギーでコンドームが使えない… 避妊はどうしたらよいでしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#14】

ゴムアレルギーでコンドームが使えない… 避妊はどうしたらよいでしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#14】

ゴムアレルギーを発症すると当然のことながら、コンドームは使えませんよね。他に避妊の方法はいったいどんなものがあるのか?助産師でバースセラピストのやまがたさんに教えていただきます。


妻が得するセックス好循環!“夫の老化”は妻が予防しよう【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#12】

妻が得するセックス好循環!“夫の老化”は妻が予防しよう【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#12】

夫のオッサン化を防止すると妻にもいいことがたくさん⁉大人気連載、すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情第12回目は、夫のオッサン化防止についてです。


“LGBT”友人が同性愛をカミングアウトどう接すれば?【アラフォーからの性教育 Q&A#13】

“LGBT”友人が同性愛をカミングアウトどう接すれば?【アラフォーからの性教育 Q&A#13】

性的マイノリティの方々の情報が世の中に出てくるようになりました。しかし、LGBTの友人がいるという方は少ないのではないでしょうか?告白することはとても勇気がいることです。勇気をもって伝えてくれた友人にどう接すればいいか。変な偏見を持つことなく、友人として大切に関係を育みたいですよね。そんなヒントを教えていただきます。


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


宮本真知のタロット占い【7月16日(月)~7月22日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【7月16日(月)~7月22日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


【雨宮なおみの12星座占い】2018年7月 後半編(7/15~7/31)の運気

【雨宮なおみの12星座占い】2018年7月 後半編(7/15~7/31)の運気

ライターとして長年占い原稿を執筆するうちに独学で占術を学び、頼まれもしないので周囲を占っていたら「当たる!」と評判になってしまった雨宮なおみ。ひょんなところからWOMe編集部に発見され、満を持して連載スタート!


夫が娘に夢中… 私は置いてけぼりです【夫婦問題お悩み相談室 #19】

夫が娘に夢中… 私は置いてけぼりです【夫婦問題お悩み相談室 #19】

以前は、子育てするのは母親の仕事、と考える男性も多く存在していましたが、最近は、育児に積極的なパパが増えています。そのため、ふたりの関係が以前と変わり、新たな問題が発生することもあります。今回は、夫が娘に夢中で相手にされなくなったと悩む妻からの相談です。


ポイントは“くすみケア” 40代から始める透明肌を目指す方法【アラフォーから始める美肌作り#8】

ポイントは“くすみケア” 40代から始める透明肌を目指す方法【アラフォーから始める美肌作り#8】

最近、肌がくすんでいる気がする…とお悩みのアラフォー女性も多いと思います。そこで、いったいなぜ肌がくすんでしまうのか?その原因を解決法についてスキンケアアドバイザーの松瀬詩保さんに教えていただきましょう。


今知りたいLGBT 子どもから「ゲイってなに?」と聞かれました どう答えれば?【アラフォーからの性教育#15】

今知りたいLGBT 子どもから「ゲイってなに?」と聞かれました どう答えれば?【アラフォーからの性教育#15】

子どもたちは日々、様々なシーンで色々な情報を得てきます。時には驚くようなフレーズを言葉にすることもあるでしょう。そんな時、それが言葉にしてはいけないものなら、なぜそうなのか伝えなければいけませんし、きちんとした情報を与えて理解しなければいけないことなら、それについて説明できる知識を親として持つことが大切です。


友だち追加








よく読まれている人気記事


>>総合人気ランキング
WOMeアプリダウンロードバナーPC_news_フッター