産後クライシスで離婚の危機⁉ そんな時は“両親”を上手に巻き込もう【幸せ夫婦コミュニケーション術 #69】

産後クライシスで離婚の危機⁉ そんな時は“両親”を上手に巻き込もう【幸せ夫婦コミュニケーション術 #69】

産後、心も体も不安定な時に子育てを手伝ってくれない夫。不満ばかり募って辛いけど、離婚するのはイヤ! そんな時は、自分の実家や夫の両親も育児に巻き込んで、味方になってもらいましょう。子どもが小さい頃からのお付き合いは、今後の生活にとっても大切です。両家との良いコミュニケーションについてお話します。


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育児をひとりで抱え込まない

期待でいっぱいだった出産も、いざ退院して赤ちゃんとの生活が始まれば、数時間おきの授乳におむつの交換、さらに家事も加わって心も体も疲れきってしまいます。

本当は、夫にも育児や家事を手伝って欲しいけど、当の本人は仕事のことばかり。ご飯ができていないことをブツブツ言われて「こっちも大変なんだから!」とついキレてしまう……。

子どもが産まれたことで夫との仲が悪くなるのは、悲しいことです。どうして手伝ってくれないの? と責めても、「仕事が大変」「育児は母親の仕事」と逃げられたら、妻は行き場を失います。

そうやって夫婦間の愛情が崩れるのが産後クライシス。夫に嫌悪感を抱いてしまうと、育児や家事どころか健全な夫婦生活を送ることもできなくなります。

かといって、妻ばかりが我慢することも間違いです。本当に夫が忙しくて頼れなかったり、協力が難しかったりするなら、目先を変えて自分の親や義理の両親にお願いすることを考えてみましょう。

まずは育児をひとりで抱え込まないこと。上手にストレスを発散できれば、夫とも気持ちに余裕を持って向き合うことができます。

お願いできるのは赤ちゃんのお世話だけじゃない

例えば、自分の実家が近いなら、「寝不足が続いてどうしても体が辛いから、数時間赤ちゃんを見て欲しい」と連れて行くことができますね。実家でそのまま自分も横になることができるでしょう。

親からすれば、娘が産んだ可愛い孫です。あっという間に過ぎてしまう新生児の頃などは、特に様子を見たいと思う人も少なくありません。また、母親はいわば育児の「先輩」。自分より経験も豊富なら、赤ちゃんの扱いだって安心してお願いできます。

お願いできるのは赤ちゃんのお世話だけではありません。「ご飯を作る体力がなくて、できればおかずを分けて欲しい」「もし大丈夫なら、家の掃除を手伝って欲しい」など、家事を少し負担してもらうことも考えましょう。

そして、親がしてくれたことは必ず夫にも報告すること。「今日は母親が洗濯を手伝ってくれた」「ご飯を作ってもらった」など、自分ひとりではすべてこなせない現状を知ってもらうことです。

義理の両親へのお願いは必要最小限に留める

自分の親なら頼みやすいですが、夫の両親となると気を遣う人も多いでしょう。「お願いして嫌がられないかな」と不安になりますよね。

ですが、義理の両親にとっても孫は自分たちの血を分けた大切な存在。できれば会いたいと思うものです。

夫の実家にお願いごとをするときは、あらかじめ電話やメールなどで訪問を伝えておきましょう。「どうしても助けて欲しくて」と素直に言えると、義理の両親であっても放っておくことはできないはずです。

そして、協力してもらうことは必要最小限に留めます。「買い物に行く2時間だけ」「家を片付ける間だけ」と、始めは短い時間だけ預かってもらうようにし、見てもらう負担を忘れないようにしましょう。

そして、両親に助けてもらったことは夫に必ず伝えます。夫からもひとこと感謝の電話など入れてもらえると、次もスムーズに訪ねることができますね。

赤ちゃんの頃からお世話をお願いするメリット

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赤ちゃんの頃からどちらの両親にも預けることができていると、仕事に復帰したあとも協力をお願いしやすくなります。成長を共に見守ってくれる家族の存在は、本当に心強いものです。

辛い時は、周りに助けを求める姿勢を見せましょう。夫の両親は、気になっていても自分たちが口を挟むのをためらっていることもあります。こちらからお願いすることで不要な遠慮を外し、ためらいなく手を伸ばせるようになる場合もあるのです。

そんな様子を見れば、夫も「自分もしなくては」と思うはず。妻の大変さを周りから自覚させられれば、任せきりにするのは良くないと気がつくでしょう。

赤ちゃんを介してコミュニケーションをとろう

赤ちゃんのお世話や家事の協力などをお願いするのは、決して間違ったことではありません。自分の親も、夫の両親も同じく家族です。「図々しいと思われたくない」など、遠慮ばかりしていると、どんどんストレスが自分をむしばみます。

赤ちゃんは家族みんなの宝です。顔を見せれば喜ばれるし、話題を共有することもできます。また、育児の大変さを経験している母親なら、辛さも理解してもらえるはずです。話すことでストレスが減り、解決策などをみんなで話し合う場にもなりますね。

一番忘れてはならないのは、どちらの両親にも感謝の気持ちをしっかり伝えることです。良いコミュニケーションは、「ありがとう」の笑顔があってこそ成り立ちます。

辛さや大変さをひとりで抱え込まず、周りの家族に助けてもらうことで、あなた自身が健やかに過ごせることを考えてみてくださいね。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



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この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

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