ゴムアレルギーでコンドームが使えない… 避妊はどうしたらよいでしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#14】 | 大人のワタシを楽しむメディア
ゴムアレルギーでコンドームが使えない… 避妊はどうしたらよいでしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#14】

ゴムアレルギーでコンドームが使えない… 避妊はどうしたらよいでしょうか【アラフォーからの性教育 Q&A#14】

ゴムアレルギーを発症すると当然のことながら、コンドームは使えませんよね。他に避妊の方法はいったいどんなものがあるのか?助産師でバースセラピストのやまがたさんに教えていただきます。


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Q.ゴムアレルギーでコンドームが使えません!他にどのような避妊法があるでしょうか?

最近になってゴムアレルギーを発症し、コンドームが使えなくなってしまいました。ですが、避妊はきちんとしたいと思っています。ピルをのむのはあまり気が進みません。他にどんな避妊方法があるのか知りたいです。

バースコントロールを主体的に考える

今回のお悩みはあまり聞いたことがない人も多いと思います。最近はアレルギー体質の方が増えていますよね。りんごを食べたら今までは平気だったのに喉がかゆい…、なんていうのも、もしかするとアレルギーのせいかもしれません。今回のご相談の方はラテックスゴムアレルギーがあると診断されているという前提でお話しを進めますが、コンドームで避妊をしていると腟がかゆかったり、痛みを毎回感じているようでしたら一度検査をすることをお勧めします。

とくにお仕事でもゴムに触れることが多い(たとえば看護師さんでゴム手袋をしてその時もかゆみを感じるなど)あるようでしたら、なおさらです。そしてコンドームについて考える必要はあるのですが、それ以上にバースコントロールについて考えるためには低用量ピルを正しく内服することがもっとも有効な避妊法になります。

ただ、コンドームが役割とする「性感染症の予防」に関しては低用量ピルだけではカバーしきれません。なので、本来の「セーファーセックス」と言われるバースコントロールは「コンドーム」と「ピル」を二つ使ったものになります。

予期せぬ妊娠をした人のなかにも「コンドームを使って避妊をしていたのに!」という方が実は多くいるんです。コンドームとピルを併用している場合だと予期せぬ妊娠をする可能性はかなり低くなります。

危険日や失敗率という言葉はどうかと思いますが…リプロダクティブヘルスのために

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避妊法の一年間の失敗率(100人の女性が1年間に妊娠する率)というものがあります。コンドームは理想的な使い方で2%一般的な使い方で15%とあり、数値的に低くみえますが、低用量ピルは理想的な使い方で0.3一般的な使い方で8%(8%は飲み忘れなどあり)となっています。

数字的に小さくみえますが、1000人の女性がコンドームだけで避妊をしたら、150名妊娠するかもしれない。としたら、どうでしょうか?その点でいうと低用量ピルは0.3%です。両方併用すれば感染症の予防と、バースコントロールができるのです。

ただ、コンドームの感染症予防でも完全に予防できない性感染症も存在します。また、避妊について「危険日」や「失敗」という言葉はどうも私は苦手です。もっと自分自身の体に主体的に向き合うために、ぜひバースコントールという言葉を使ってみて下さい。産む、産まない。産むなら何歳頃で何人産むのか?そういうことを選択できること、リプロダクティブヘルスのためにこの知識をぜひ知っていてくださいね。

シリコン製のコンドームの活用も出来ますが、それ以上にパートナーとの関係性が重要

ピル以外の選択肢としてゴム以外の素材でできたコンドームも一般的に販売されているので、そういったものを活用することも出来ます。

しかし、それ以上に大切なのが、パートナーとコンドームを使うことを話し合える関係性であることや、主体的に共に考えられるパートナーシップです。たとえば絶対に妊娠は避けたい、ということでしたら、ぜひ一緒に低用量ピルについて学んでみてほしいですし、婦人科に相談にいくこもと大切です。

また、もう結婚がきまっているなど、パートナーが特定の方でしたら、お互い感染症の有無をチェックしておけば感染の心配もなくコンドームは使用せず、低用量ピルだけでのバースコントロールの方がいいかもしれません。もし出産を経験した方でしたらIUS(Intrauterine Systemの略。黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内システムです)を挿入しておくだけでバースコントロールができます。

主体的に話し合いをすることで、さらによいパートナーシップが結べるようになると思います。今回のことを参考にしながらぜひ話し合ってくださいね。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



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この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

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