“デキる風”から“デキる”に変わる! 部下を育てる魔法の言葉【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#12】 | 大人のワタシを楽しむメディア
“デキる風”から“デキる”に変わる! 部下を育てる魔法の言葉【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#12】

“デキる風”から“デキる”に変わる! 部下を育てる魔法の言葉【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#12】

会社の後輩に、用件を指示出ししているのに伝わらない・・・。自分の伝え方が悪いのか、それとも相手の受け取り能力の問題なのか。円滑なコミュニケーションをとるために、少しロジカルに考えて話し方を工夫すると劇的に変わります。明日からすぐに実践できる方法をご紹介します!


▶この記事をWOMeのアプリでサクサク読もう♡ コスメから大人の恋愛事情まで…

【お悩み】部下に指示をだしてもミスが多く、コミュニケーションがうまくとれません・・・

部下は悪い人ではないのですが、空回りが酷くて何度同じことを言っても間違えます。指摘すると、私が言ったことをさも自分が言ったかのように「○○ということですよね。わかってます」と答える。そしてきちんと理解していないからまた同じミスをする…。仕事が2倍3倍にも増えたような感じでとてもしんどいです。どうすれば彼女に正確に仕事をしてもらえるようになるでしょうか。(Mさん・43歳)

ミスコミュニケーションが起きるのは、「省略」「歪曲」「一般化」が原因

伝えたつもり・・・でも正確に伝わらなければミスがおきますよね。とくに職場では、仕事ははかどらないし、こちらの意思が伝わらないと相手に対してもだんだんとイライラしてきます。このような「ミスコミュニケーション」がおきてしまう原因は、「省略」「歪曲」「一般化」をしてしまうことが原因です。
それぞれ、どういうことか解説します。

「省略」とは、
たとえば、「会議資料を印刷しておいてください」と指示を出した場合は、「いつまでに」「誰に」「どれくらい」「どこに提出」などといった情報が抜けています。
分かっているだろうと、具体的な内容を省略してしまっては正しく相手に伝わりません。

「歪曲」とは、
ものごとに因果関係や前提を勝手につけて、自分なりの解釈でものを考えてしまうことを歪曲といいます。「雨が降ったら仕事がはかどらない」とか「目をそらされたのは、自分が嫌われているからだ」といった考え方です。

「一般化」とは、
部分的なことを全体と指すような表現です。「女性は、みんな感情的って職場の男性陣が言っていた!」これが一般化です。その他、「いつも」「絶対」「すべて」「一度も」「常識的に」などの言葉が出てきたら、それはたいてい一般化されています。

このような「省略」「歪曲」「一般化」がおきないように、指示を与えるご自身が改善できること、相手の受け取り方を確認するテクニックをご紹介します。

4W2Hで具体的に伝えること

はじめて会うお客様や、全く知らない人に対しては、理解できるように丁寧にお伝えすると思います。しかし、日頃から一緒に仕事をする部下が相手であると、「あの件」・・・と言えば、“それくらいわかるでしょう?”と思ってしまいがちです。しかし、それでは相手には伝わりません。

面倒だと思っても、省略せずに具体的に伝えることが大切です。

When(いつ)、Where(どこ)、Who(誰)、What(何)、How(どうやって)、How much(いくら)の4W2Hの切り口を使い、相手に伝えてみましょう。

例えば、「会議資料を印刷しておいてください」というのも、

「今日の15時までに、会議資料を5部印刷して私の机の上に提出しておいてください」と伝えます。

ポイントは、抽象的な表現や、言葉を省略しないことです。「急いで印刷をしてください」というのも「急いで」は曖昧で人によって感覚が違います。急いでの基準も、5分後なのか、1時間後なのか、今日中なのかがわからないためです。できるだけ数値などをいれ、定量表現を使いましょう。

相手に情報が正しく伝わっているか確認する方法

Getty logo

そして、自分が具体的な指示をだしたら、必ずバックトラッキングをしてもらいましょう。バックトラッキングとはオウム返しのことです。

自分の伝えたことを、そのまま復唱してもらいます。ふだんから、聞き間違えやミスが多い人であれば、要約せずにそのまま返してもらうことです。

「今日の15時までに、会議資料を5部印刷して私の机の上に提出しておいてください」と伝えて、
「わかりました!印刷しておけばいいんですね」

では抜けている可能性があります。省略されたら、「いつまでに?」と大事なポイントなどはもう一度、確認をとってみてください。

また、うっかりしがちな人ほど、常にメモをとってもらう習慣を身につけてもらうことも重要です。

経営者の方ほどメモ帳や手帳を持ち歩き、メモをとる習慣が多いといわれています。人の脳のキャパシティは限られており、忘れるようにできています。
20分後には伝えたことの42%を忘れると言われているくらいです。聞き流されないように、メモやタスク管理をするように指導してみましょう。

面倒でも自分のため!

そこまでしないとわからないの?正直、めんどくさい・・・と思うかもしれません。

しかし、一緒に働く組織のお仕事がスムーズにすすむためには必要なことです。結果的に自分の業務にも関わってきます。また、指導するときに、急にやり方だけを伝えても、相手も鬱陶しいとか面倒な上司と思われるかもしれません。ぜひ、なぜメモをとってほしいかやバックトラッキングをするかなど理由も伝えてみてください。

嫌味をいったり、感情的になっても解決しません。最初はお互いに面倒かもしれませんが、結果的にあなただけではなく、部下は他の方とのコミュニケーション力もあがり、後に、あのとき上司に指導されてよかったと感謝されることにもつながります。
デキる上司とは、その場で好かれることではなく、大変でも部下の育成ができる上司です。ぜひ実践してみてくださいね。

ロジかわ会 代表 山本 なつみ



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

働く女性のコミュニティ「ロジかわ会」を運営。20代~60代と幅広い層の女性が参加し、多くの働く女性から好評を得ている。

関連する投稿


どうする? 「無神経な同僚」とのコミュニケーション【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#20】

どうする? 「無神経な同僚」とのコミュニケーション【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#20】

自分が気にしていることを平気で人前で言われたり、ストレートに物事を言われると傷つきますよね。無神経だなと思う人と普段どのようにお付き合いしていけばいいのか、その接し方について3つご紹介します。


自分の意見を上手に伝える方法【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#19】

自分の意見を上手に伝える方法【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#19】

自分の意見を伝えることで、「相手はどうおもうだろう」「不快感を与えるかもしれない・・・」と相手に気を遣い意見がうまく言えないという経験をされた方も多いのではないでしょうか。これは、「共感力」の高い女性脳が強く影響しているからです。今回は、上手に自分の意見を伝えるコツをご紹介します。


話がまとまらない人へ ロジカルな話し方・ロジカル思考トレーニング法【“ロジかわ”で世渡り上手に!#18】

話がまとまらない人へ ロジカルな話し方・ロジカル思考トレーニング法【“ロジかわ”で世渡り上手に!#18】

相手に自分の気持ちを伝えたいのに、うまく伝わらない・・・自分でも話が整理できていなかったり、相手の顔が怪訝そうだと、せっかくのコミュニケーションが嫌になりますよね。日々の会話を論理的に工夫をするだけで上手に話すことができます。ロジカルシンキングな「話し方」についてロジかわ流の解決法についてお話します。


41歳のキャリア転職 面接でどんな話をすべき?【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#16】

41歳のキャリア転職 面接でどんな話をすべき?【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#16】

転職があたり前となった時代、キャリアを見直すタイミングが人生で何度か訪れると思います。しかし、数回のことだからこそ面接でどう話していいかわからないのは当然ですよね。今回は、面接対策をロジカルに考えて解説します。


育休後 復帰したら居場所がなくなっていました…【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#15】

育休後 復帰したら居場所がなくなっていました…【人間関係に悩んだら…“ロジかわ”で世渡り上手に!#15】

育休後、仕事に復帰したのはいいけれど、以前と同じようには当然働けませんよね。慣れ親しんだ職場なのに、居場所がないと感じてしまうこともあるでしょう。今回は、育休後の職場復帰に関するお悩みをロジカルに整理して解決します。


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


2019年11月 後半編(11/15~11/30)の運気【雨宮なおみの12星座占い】

2019年11月 後半編(11/15~11/30)の運気【雨宮なおみの12星座占い】

ライターとして長年占い原稿を執筆するうちに独学で占術を学び、頼まれもしないのに周囲を占っていたら「当たる!」と評判になった雨宮なおみさん。11月後半の運勢のポイントを要チェックです。


10年先も輝き続ける女性のための養生の知恵とは?【漢方美髪®メソッド #1】

10年先も輝き続ける女性のための養生の知恵とは?【漢方美髪®メソッド #1】

私たちの身体には元々自然治癒力が備わっています。しかし、生活習慣の乱れやストレスなどによって、不調が抜けないと感じる女性が増えています。忙しい大人女性こそ、「漢方」を日常的に取り入れて健康な心と身体を手に入れて、年齢を重ねる程に輝き続けて欲しいと思います。


名匠ケン・ローチ監督最新作 映画『家族を想うとき』 ただ家族で笑い合っていたいだけなのに【沁みる映画 #10】

名匠ケン・ローチ監督最新作 映画『家族を想うとき』 ただ家族で笑い合っていたいだけなのに【沁みる映画 #10】

『わたしは、ダニエル・ブレイク』で2016年のカンヌ映画祭のパルムドールに輝き、引退を表明していた名匠ケン・ローチ監督。監督が引退を撤回してまで撮りたかったのはグローバル経済が生み出した社会体制のひずみにはまりながらも懸命に正直に生きる人々の姿。家族一緒にご飯を食べて笑い合っていたいだけなのに…ユーモアを交えながら圧倒的なリアリティで迫る『家族を想うとき』。享受する便利の裏側にある苦しみとやるせなさを直視する義務が私たちにはあるはずです。


共働き夫婦がスムーズに家事を分担する方法【すべての妻へ贈る “幸せ夫婦”コミュニケーション術#22】

共働き夫婦がスムーズに家事を分担する方法【すべての妻へ贈る “幸せ夫婦”コミュニケーション術#22】

私も夫と同じように仕事しているのに、家事も育児もこちらの負担ばかり大きい…。不平等感は、夫婦の間に溝を生みます。不満をなくすには、簡単なことから夫にやらせるなど、家事にやる気を持たせることが大切。常に思いやりを忘れずに過ごすために、ストレスが爆発する前に夫としっかり向き合いましょう。


将来に不安を感じたら…人生の大先輩たちの思想を取り入れて

将来に不安を感じたら…人生の大先輩たちの思想を取り入れて

年を重ねることに不安を抱いたら、人生の大先輩たちの暮らしや思想を参考にしてみませんか。かつて、さんまさんと共演して人気になった登紀子ばぁば、「ときをためる暮らし」の本で話題になり映画化もされた津端ご夫妻、料理家小林カツ代さん、世界のガーデナーが憧れるターシャ・テューダさんを紹介します。読めばきっと希望が湧きますよ!


友だち追加






人気記事ランキング


>>総合人気ランキング

画像 apple google