パートナーとのセックスも好き だけど“セルフプレジャー”も好き【アラフォーからの性教育#18】

パートナーとのセックスも好き だけど“セルフプレジャー”も好き【アラフォーからの性教育#18】

パートナーとのセックスも順調!でもセルフプレジャーも好きという40代の女性。ご自身の性欲が異常なのではないかと心配されています。そこでそんなお悩みに助産師で看護師のやまがたてるえさんにお答えいただきます。


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Q.パートナーとは定期的にセックスがあります。ですが、一人の時間に楽しむ“セルフプレジャー”も好きです。40歳もすぎてこんなに性欲が強いなんておかしいのでしょうか?

パートナーとはセックスの相性もいいし、とても満足しています。それなのに、ほぼ毎日、セルフプレジャーをしています。以前から性欲は強かったのですが、40歳を過ぎてもこんなに性欲があるなんて、おかしいでしょうか?

どんな自分も愛することができる

パートナーとの関係性も満ちていて素敵なラブライフを送られているなんてとても素敵ですね!「セルフプレジャーが好き」ということは自分を愛でることに積極的である、と考えるのはどうでしょう?

私たちはついつい“他の誰かと比べたがる”本能を持っています。特に女性は【比較するのが本能】という部分があります。

ですが、もしも比べるならば【自分自身の過去】と比べることをお勧めします。自分がどんな状態であっても最後まで人生を添い遂げるのは自分だけなんです。ですから、どんな自分も愛すること、そして体を愛でているセルフプレジャーを否定しなくていいんです。

もしかしたら、若いときの方がもっと性欲が強かったかもしれませんし、逆に若い時よりも性欲が増えている…というケースもあります。自分の感覚に敏感になって自分の体の声に耳をすませて自分を慈しんでいきましょう。

性欲が40代になって強くなった…と感じる人へ

じつは40代から女性の性欲が強くなるというケースはあるんです。なぜかというと仕事や家庭生活のなかで周りを優先して、自分のことよりも大切なことと突っ走ているときよりも、子離れしたり仕事が落ち着くなどして、自分の事に目を向ける余裕が生まれると性欲が強くなる場合があります。

また、女性ホルモンが減少し始めることで、逆に男性ホルモンを感じるようになり、性欲が強くなるケースもあります。しかしこれらは個人差があるので、そう感じる女性がいればまったく逆の女性もいます。ですが、一つ言えることは「性欲が強いのは自分だけではない」ということです。

人それぞれ環境もDNAもメンタルも全員違いますから、自分自身の状況を自分が俯瞰してみられるような視点を持つことが一番大切です。

新しいパートナーシップの構築へ

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今回のご質問はパートナーとの関係性が円滑なケースですが、パートナーシップもまた40代から変化していく場合があります。20代30代は授かりを待つようなセックスだったのが、一緒に愛する感覚を確かめ合い、楽しむプレジャーなセックスを楽しむことができる世代にもなってきています。

ここで大切なのが、もし授かりを希望しない場合はぜひIUS(子宮内挿入避妊具)などを使うバースコントロールをすることです。パートナーが決まっているならば感染症予防よりもバースコントロールを優位に考えて一緒にラブライフについて語り合うことができる関係性であってほしいと思います。たとえば、妊娠をすることの不安を抱えながらセックスをするのと、不安なくセックスするのではどちらがよりセックスを楽しみ快感を得ることができると思いますか?

以外かもしれませんが、中絶をしている数は10代よりも40代の方が多いのです。(H28年は1万7千人)中絶自体を否定しているのではなく、中絶というできごとがどれだけ女性の心と体を深い悲しみに沈めていくか忘れないでいてほしいです。

喜びと愛に満ちた関係性のためにバースコントールに積極的になってください。パートナーが避妊手術をするという選択肢だってあってもいいのです。なんでも語れる関係性で体だけでなく、心から信頼関係をもっていてほしいと思います。安心で心地よいラブライフをぜひこれからも楽しんでくださいね。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



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この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

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