どんな人が特に目立ちやすいの?

誰もが気になるほうれい線ですが、誰にでも同じようにほうれい線ができるとは限りません。
ほうれい線は人によって出方も違い、残念ながら目立ちやすい体質という人も中にはいます。
一番目立ちやすい方の特徴は、口の周りの骨格が出っ張りがある方。加齢とともに皮膚がたるみ、ほうれい線が目立ちやすくなってしまうそうです。
また、丸顔で頬が柔らかい人も気を付けましょう。柔らかいということは、頬の筋肉が少ないこととイコールなので、たるみは出やすくなってしまいます。
丸顔でなくても、ダイエットを繰り返している方も、頬の筋肉が減少していきます。痩せようと思って食事制限をしてしまうと、体だけではなく顔に必要な栄養も回らなくなるので、筋肉が少なくなってしまうのです。
生まれつきの骨格はもちろんですが、それ以外にもダイエットのように、自分で原因を作っている場合があります。いつまでも若々しさを保ちたいと思ったら、あまりダイエットは繰り返さないようにしたほうが良いでしょう。
生活習慣でよくあるクセを改善!

普段、食べ物はどの歯で噛んでいますか? いつも同じ側の歯で噛んでいると、顔の骨格は徐々に歪んでしまいます。結果、表情筋のバランスも悪くなり、片側のほうれい線が特に深くなる原因にもなってしまいます。
現代人に多い猫背も改善しましょう。デスクワークが日常の方には特に、猫背になりやすいものですが、猫背にはまったく良い事はありません。
猫背になると顔がたるみやすくなり、血流も悪くなってしまい、結果、老け顔を作ってしまいます。これは、血の巡りが悪くなり、むくみの原因にもなってしまいます。
猫背は自覚にない方も多いですが、パソコンやスマートフォンを操作する時間が長い人の多くが猫背になっています。
パソコンなどを操作するときは、前傾姿勢になっていることが多く、しかも、目を酷使するために、目の周りの筋肉が硬くなってしまいます。
顔の筋肉が硬くなることもほうれい線の原因の一つでなので、パソコンやスマートフォンはなるべく使用時間を減らすようにしたほうが良いかもしれませんね。
顔のバランスが崩れていませんか?
■睡眠時の体勢

夜眠るとき、あなたはどんな体勢で寝ていますか?
日本人の多くは、仰向けに寝ている人が多いと言われています。しかし、横を向いて寝る人も多いのではないでしょうか。横向きの睡眠、実はあまり良いことではありません。
頭は、体にとって思っている以上に重く、横向きに寝ることで、頭の重みを顔が受けてしまいます。下になった顔のパーツにかかる荷重は、意外と大きいのです。結果、この負担によって骨格がゆがんでしまい、ほうれい線の原因になっていくのです。
■癖になる頬杖

人と話をするときや、一人でくつろいでいるときなど、気づかないうちに頬杖をついている方はいませんか。
実は、何気なく頬杖をついているときに、顔の皮膚は引っ張られており、離した時にしわができてくることもあります。日ごろから、頬杖をつく方は癖になっているかもしれません。楽な姿勢かもしれませんが、無意識でやってしまうというのならば、意識して頬杖をつかないように、いつも気を付けるようにしましょう。
紫外線対策も忘れずに

紫外線もほうれい線を作る原因の一つです。紫外線は皮膚が受けるダメージの中でも特に受けやすいもの。
外出するときは、しっかりと紫外線対策を万全にし、皮膚がダメージを受けないように心がけましょう。
普段の生活習慣の中には、ほうれい線の原因がたくさんあります。今はまだ目立っていないという方でも、これらの生活習慣が身に覚えのある方は、特に気を付けてください。早めに生活習慣を改善しておけば、将来ほうれい線がで目立たない顔を手に入れられるかもしれません。
今回紹介したことは、無意識にやってしまうことが多いので、最初のうちは改善するのは大変かもしれません。しかし、将来の幸せの為だと思って少しずつでも生活習慣を変える努力をしてみましょう。
そうすれば、すでにほうれい線が目立っている方でも少しずつ改善されてくると思います。
若いころから気を付けるに越したことはないですが、アラフォーからでも十分間に合うので、一緒にがんばっていきましょう。
美は健康から。いつまでも自分らしくいるために。