
アラフォーは横ジワだけでなく縦ジワに要注意!
「首元は年齢が出る」と言われます。
確かに首にシワがあると、そうでない人に比べて年齢を感じてしまいます。
逆にお顔からつながる首やデコルテにツヤがあると、レフ版になって、お顔も綺麗に見えます。
40代はお顔のケアだけじゃなく、首のケアも欠かせませんね。
首のシワには2種類、横ジワと縦ジワがあります。
目にとまりやすいのが横ジワです。横ジワは生まれつきある方もいらっしゃるので、必ずしもお手入れ不足や加齢だけが原因とは言えません。
ですが、普段の生活の中で横ジワができやすい状況を作っている場合もあります。首は重たい頭を支えながら、前後左右に想像以上に動かしています。生活するなかで料理や、掃除、パソコン作業など下を向くことが多く、首にシワができている状態が意外と長いのです。横ジワの原因はこうした生活の関わりが大きいため、スキンケアで完全に無くすのは難しいのが現状です。
縦ジワの原因は紫外線もありますが、コラーゲンの減少によるハリ不足やターンオーバーの乱れなど、加齢によるものです。
アラフォーになると横ジワの悩みに加えて縦ジワの悩みも出てくるのです。そして、縦ジワこそ、お手入れで差がついてくるシワなのです。
首を鏡に近づけてよく見てみて下さい。ちりめんのようなチリチリした縦のシワが見えませんか?これは40代によく見られるエイジングサインです。首はお顔より皮膚が薄く皮脂腺が少ないため、気がつかない間に乾燥しハリを失いがちです。でもこのレベルなら、今からきちんとケアすれば滑らかなツヤのある首元を取り戻すことができます!ちりめんジワが本格的にならないうちに首ケアをはじめましょう。
首、きちんと洗えていますか?
首は汗をかきやすく、常に外気にさらされているため汚れやすい場所ですが、きちんと洗えていない方が案外多いです。ブラウスの襟が茶色く汚れるのが気になった事はないですか?これは、皮脂や古い角質が原因です。さらに40代は、キメの乱れからファンデーションもフェイスインから下に流れやすく、首まで響いています。理想は首までクレンジングしてあげることです。
顔と同じで、首も古い角質やメイク汚れが残ったままだと、いくらケアしても、美容成分はきちんと入っていきません。
ですが、首までクレンジングするのは、意識しないと忘れてしまいますよね。そんな時はお顔のお手入れの際に、乳液での拭き取りがお勧めです。乳液をコットンにとり、優しく撫でるように拭き取ります。首、デコルテ、首の裏側、耳の後ろも忘れずに拭き取ってください。拭き取ったコットンがメイクや古い角質で、思っている以上に汚れるのに驚かれると思います。
レフ版効果のあるデコルテもしっかりケア!
さらに、お顔のスキンケアをする時、一緒にデコルテのケアもしてあげましょう。顔につけた残りを首にのばすのではなく、ワンプッシュプラスして、首元とデコルテまでしっかりケアしてあげてください。「フェイスラインまでが顔」という意識を「デコルテまでが顔」に変えてくださいね。そうすることでデコルテがレフ板効果を発揮して、お顔も明るく若々しく見せてくれます。
そして、首をケアする時、老廃物を流すようにつけると、首や顔のむくみが解消され、シワの解消につながります。その方法をご紹介します。
横ジワを伸ばす方法

①首の真ん中から耳の方に向かって流します。

②耳の下から鎖骨に向かって下へ流します。
縦ジワを伸ばす方法

鎖骨からアゴまで、下から上にさすり上げます。
週一度のスペシャルケアで徹底対策!

シートマスクは首のシワにも効果的です。ネック用のものが無くても、顔用の物を折りたたんで首に貼り付ければOKです。今はデイリーに使えるものが出ていますので、顔に1枚、首に1枚貼って両方保湿しましょう。首にシートマスクを貼り付けたらラップを巻き、その上からスポーツタオルなどを首にかけ、取れないようにゴムで縛ります。
こうしておけば、首のシートマスクがはがれる心配もないので、家事や身支度をしながらケアできます。ラップとタオルで巻くことで保温効果も上がり、ふっくらとハリ艶のある首になります。最後に、マスクの残った美容液をデコルテにも塗布し、ケアしてあげましょう。
汚れを取り除き、しっかり保湿をする事で、首元にハリが出て、縦ジワも横ジワも目立ちにくくなります。
お顔はバッチリメイクでも、シワシワの首だと老けたイメージを与えてしまいますよね。
お顔はメイクでカバーできますが、首のシワは簡単には隠せません。首もしっかりケアして、若見え肌を作りましょう!
スキンケアアドバイザー 松瀬詩保
これまで自分が実践してきたスキンケアや経験をもとに、正しいスキンケアとは何なのかブログで配信中。