妊活中の病院との付き合い方【幸せな妊活のススメ#4】 | 大人のワタシを楽しむメディア
妊活中の病院との付き合い方【幸せな妊活のススメ#4】

妊活中の病院との付き合い方【幸せな妊活のススメ#4】

どうやって病院を選ぶべきか。選んだあと、先生や看護婦さんたちとどのように付き合っていけばいいか、分かりませんよね。そこで、助産師の立場から、遠慮せずに言うべきこと、言わないほうがいいこと、悩んだら他の病院に変えるのもありなのか? など、病院との付き合い方について教えていただきます。


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一緒に妊活をするパートナーとして医療機関を捉えること

今、日本で何かしらの不妊治療を受けている人は50万人いるそうです。50万人が妊活をするパートナーとして医療機関にかかっています。
多くの人が「ネット検索」「口コミサイト」「知人の紹介」や、通勤をしている場所にアクセスがいいからなどと言った理由で、医療機関を選んでいると思います。その選択肢は大学病院、総合病院、不妊専門クリニックなどなど、多岐にわたります。

とくに、先進的な生殖医療を受ける場合に関しては「専門クリニック」を選択する人が多いと思います。

周りの評価も気になるところですが、もし一度も医療機関にかかったことがなければ、まずはパートナーと一緒に「行ってみること」をお勧めします。
予約制などのクリニックが多いので、事前の予約も必要です。そして、自分がそこに通うことをイメージすることや、パートナーがそこにいくことに対して抵抗がなくなるように、一緒に近くを散策してみるのもいいでしょう。

とある専門クリニックの院長先生が、「とても大変な治療を受けるのだから環境には気を付けています」とおっしゃっておりました。いろいろな情報がある中で「一緒に歩んでいく」というイメージでまずは現地に向かってみて下さい。“百聞は一見に如かず”と言います。また、初めてかかった医療機関に通い続ける必要はありません。医療機関側もそう思っています。

メディカルチェックを受けてなければなおさらです。どこの医療機関にも紹介状のシステムがありますので、まずは新しい扉を開く形で見に行き、そして実際に受診してみましょう。

選んだあとの医療従事者との関わり方について

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「病気」ではない前提の不妊治療ですが、不妊の原因に婦人科疾患や男性因子の場合ももちろんあります。なので、まずは「現状を知る」という形でのメディカルチェックを受けましょう。そして、医療者には何でも疑問に思ったことを聞くことをお勧めします。

「そうはいっても目の前にいったら聞けない!」という声が聞こえてきます。そうですそうです、聞けないですよね。なので、受診メモをもって行きましょう。
今の自分の体に不調があれば、その不調のこと、月経周期のこと、パートナーとのセックスのこと、などなど、聞きたいことをあらかじめ整理して、メモに書いて持っていきます。もしも、そのメモをみて嫌な顔をした人がいたら、その人と一緒にこれから不妊治療を頑張ろうと思えますか?

多くの医療機関が問診票を用意していますし、専門クリニックはかなり丁寧にカウンセリングに近い聞き取りなどをしてくれます。

もしカウンセリングがなくても、メモをみてニコニコとお返事をくれたり、目と目をしっかりとみて関係性が保てることを感じたらきっと、「このクリニックに通って頑張ろう」という希望や勇気が湧いてきますよね。

医療者も人間なので、感情の変化もあったりしますが、あなたの目をみてきちんとコミュニケーションをとれる関係性を築ける人との出会いがあれば大丈夫です。医師だけでなく、ほかのスタッフについてもそうです。現場にいた人間として、医師のスタンスが周りの雰囲気も作ることを痛感しています。私の信頼する先生たちは皆さん緊張感がなく、リラックスした雰囲気のなか診療してくれます。

「何も言えない…」という一方的なやり取りではない医療従事者と妊活をしてもらいたいと思います。

ほかの医療機関に変えるメリット・デメリット

繰り返しになりますが、ほかの医療機関を受診することは、決して悪い事ではないです。それは自分自身の権利でもあるのです。

たとえば、とても些細な一言でも医療従事者にいわれた言葉で心をえぐられるようなことがあるのです。専門病院ではトレーニングをうけた専門家が丁寧に対応してくれるので、あまりないと思いますが「もう、その医療機関にいきたくない!」と心も体も辛くなるようなことがあったら、無理をせずに医療機関を変えてください。

変える時のデメリットは、通院が大変になる、改めて初診料がかかる、紹介状では伝わらないやりとりなどを再度話さなければならない、といったところでしょうか。しかしやはり人間同士なのですから相性があると思いませんか?

自分たちにとって最善な方法をパートナーとも話会いながら決めてください。それこそ、他の病院に移る理由を「引っ越し」などと言ってもいいと思います(笑)もしくは、ほかの病院に移ることを歓迎しないなんて、なにかその病院おかしいな? と思いませんか?

あなたたちのための治療はあなたたちが受ける場所を選ぶ権利があるのです。ぜひ、医療従事者を信頼して、自分の選択を信頼して一緒に歩んでいき最高の「応援」をしてくれる医療機関に出会ってください。今は素晴らしい思いをもった医療者がたくさんいます! ぜひ安心して医療機関の扉を叩いてみて下さい。パートナーと場所選びをすることはとても大切です。ぜひ一緒に探して下さい。そして、自分自身が通いやすく安心できる場を見つけてくださいね。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



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この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

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