今の夫で本当に良かった? 結婚生活に疑問を持った時【幸せ夫婦コミュニケーション術 #87】 | 大人のワタシを楽しむメディア
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今の夫で本当に良かった? 結婚生活に疑問を持った時【幸せ夫婦コミュニケーション術 #87】

今の夫で本当に良かった? 結婚生活に疑問を持った時【幸せ夫婦コミュニケーション術 #87】

結婚を決めたときは、「一生この人を支えよう」と思っていた。でも長い年月が過ぎて周りを見ると、いろいろな女性が人生を楽しんでいる。「もしかして、私もああなれたかも……」なんて思い始めると、今の結婚に「これで良かったの?」と思う瞬間があるかもしれませんね。結婚生活に疑問を持ったときはどう向き合えば良いか、お話します。


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「多様性」が受け入れられる現代

ひと昔前は、結婚すれば女性は家庭に入るもの、家を守るのが妻の仕事という考えが世間一般の風潮でした。働くのは夫の仕事、妻は家庭で家事や育児をするのが当然とされており、自分もそのつもりで結婚した、という女性も多いでしょう。

しかし時は流れて現代は、女性の社会進出がめざましい時代となりました。女性が男性と肩を並べてキャリアを磨くことを歓迎する流れが生まれつつあります。

女性が外で働くことをよしとする風潮は、結婚の形にも影響しています。「事実婚」や「同性婚」のように婚姻届を出さなくても夫婦と認められるようなスタイルは、以前なら考えられなかったかもしれません。

夫と妻が対等に社会で存在できるのが現代です。仕事のあり方や結婚の形はさまざまな方法が受け入れられ、昔より柔軟に女性が生きていける世の中になりつつあります。

そんな中で、「妻は家庭を守るもの」という意識に疑問を持つ妻もいます。本当はもっと外で自分の力を活かしたい、私も家から出たい。そもそも、「今の夫で良かったのか」と結婚生活そのものにふと引っかかりを覚えてしまったり…。女性の“多様性“が認められる現代は、女性が自分の生き方を問い直す機会を与えてくれます。

「この結婚で良かったのか」と思い始めてしまうと、別の人生を思い描くこともあるでしょう。じゃあ、離婚する? 自分の力で生きてみる? そんな自問自答とぶつかったときは、どうすれば良いのでしょうか。

不満だから離婚する、では解決しない

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たとえば、当たり前のように掃除や洗濯を自分に任せっきりにしている夫。子どものことで相談したくても「お前が決めていいから」と丸投げされる、パートでもいいから働きたいと言えば「家のことはどうするんだ」と渋い顔をされる。ため息をつきながらテレビやネットを見ると、自分と同じように結婚している女性がいろいろな場所で活躍していてストレスを感じるばかり。

結婚したときは、確かに家のことは自分がすることで了解していたけれど、今は共働きの世帯のほうが多いのが現実です。不況のせいもありますが、女性が働く場はたくさん用意されていて、能力を歓迎するところが多くなりました。

それを反対されると、窮屈に感じますよね。また、自分も働きに出ているけれど夫は家事をせずにいつまでもこちらばかり負担になる、というケースもあるでしょう。これも同じく「家庭を守るべき」という昔の“常識”を押し付けられている感じがします。

「そもそも、この人と結婚していなければ別の人生があったかもしれない」結婚生活への不満はこんな考えも生みますが、それなら離婚すれば望むような日々が得られるのでしょうか。仕事はあるんだからこっそり働いて貯金して、自分の力で生きていけるようになれば離婚して、それで手に入る“新しい人生“は、本当に幸せなものなのでしょうか。

確かに、自力で稼ぐ方法を見つけて夫とは縁を切る人もいますが、それで解決するのは「家庭に縛られたくない」という問題です。「自由になる」のが目的ならば、それは結婚生活の中ではかなわないものかどうかをまずは考えてみる必要があります。

離婚すれば、これまで築いてきた夫との関係は失われます。ふたりの愛情も、信頼も、二度と戻ることはないのです。その選択を、自分だけの視点で決めてしまうのはとても危険だと筆者は思います。

結婚していても生き方は変えられる

「夫に尽くすことが私の人生じゃない」と思うなら、それを正直に話すことが「別の人生」への第一歩になります。こんな生き方をしてみたい、という自分の気持ちをまずは知ってもらうことが、結婚生活を続けながら望む自由を得るきっかけになると思いましょう。

家事など家庭が疎かになることへの夫の不満は、ふたりの協力でいくらでも解決していけます。夫はそのやり方を知らないだけ。時短になる家電を購入したり外部のサービスを利用したりと、目を向ければ生活を助けてくれるものは必ずあるはずです。

夫に納得してもらうには、自分でも望む生き方がかなう方法をしっかりと調べる必要があります。在宅での仕事やリモートワークなどを採用する企業も増えており、いきなりフルタイムの勤務が難しくてもいずれは正社員として登用されるような会社を探すなど、家庭を守りながらでも動けることをアピールしないといけません。

仕事でなくても、今の結婚生活に不満を覚えるのは何かしら原因があるはずです。やりたいことや夢があるけどそれはかなわない、と決めてかかっている思考を外し、「今の状態でもやれること」を見つけてみましょう。

自分の生き方と夫の生き方は、夫婦である限り無関係ではいられません。逆にいえば、自分の生き方が今より良いものになれば、夫にとってもそれは幸せな影響を及ぼす可能性が高いのです。

自分が望む生き方と結婚生活を切り離して考えるのではなく、結婚していても生き方は変えられる、という視点を持つと、そのために利用できる制度やサービス、社会の考え方などを柔軟に受け入れることができます。

本当に不満なのは、「今の夫」ではなく「家庭を足かせのように感じる今の生活を変えられない自分」。それなら、変えていくための努力を始めてみると、目に入る景色が大きく変わってくるでしょう。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



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この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

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