今の夫で本当に良かった? 結婚生活に疑問を持った時【幸せ夫婦コミュニケーション術 #87】 | 大人のワタシを楽しむメディア
今の夫で本当に良かった? 結婚生活に疑問を持った時【幸せ夫婦コミュニケーション術 #87】

今の夫で本当に良かった? 結婚生活に疑問を持った時【幸せ夫婦コミュニケーション術 #87】

結婚を決めたときは、「一生この人を支えよう」と思っていた。でも長い年月が過ぎて周りを見ると、いろいろな女性が人生を楽しんでいる。「もしかして、私もああなれたかも……」なんて思い始めると、今の結婚に「これで良かったの?」と思う瞬間があるかもしれませんね。結婚生活に疑問を持ったときはどう向き合えば良いか、お話します。


▶この記事をWOMeのアプリでサクサク読もう♡ コスメから大人の恋愛事情まで…

「多様性」が受け入れられる現代

ひと昔前は、結婚すれば女性は家庭に入るもの、家を守るのが妻の仕事という考えが世間一般の風潮でした。働くのは夫の仕事、妻は家庭で家事や育児をするのが当然とされており、自分もそのつもりで結婚した、という女性も多いでしょう。

しかし時は流れて現代は、女性の社会進出がめざましい時代となりました。女性が男性と肩を並べてキャリアを磨くことを歓迎する流れが生まれつつあります。

女性が外で働くことをよしとする風潮は、結婚の形にも影響しています。「事実婚」や「同性婚」のように婚姻届を出さなくても夫婦と認められるようなスタイルは、以前なら考えられなかったかもしれません。

夫と妻が対等に社会で存在できるのが現代です。仕事のあり方や結婚の形はさまざまな方法が受け入れられ、昔より柔軟に女性が生きていける世の中になりつつあります。

そんな中で、「妻は家庭を守るもの」という意識に疑問を持つ妻もいます。本当はもっと外で自分の力を活かしたい、私も家から出たい。そもそも、「今の夫で良かったのか」と結婚生活そのものにふと引っかかりを覚えてしまったり…。女性の“多様性“が認められる現代は、女性が自分の生き方を問い直す機会を与えてくれます。

「この結婚で良かったのか」と思い始めてしまうと、別の人生を思い描くこともあるでしょう。じゃあ、離婚する? 自分の力で生きてみる? そんな自問自答とぶつかったときは、どうすれば良いのでしょうか。

不満だから離婚する、では解決しない

Getty logo

たとえば、当たり前のように掃除や洗濯を自分に任せっきりにしている夫。子どものことで相談したくても「お前が決めていいから」と丸投げされる、パートでもいいから働きたいと言えば「家のことはどうするんだ」と渋い顔をされる。ため息をつきながらテレビやネットを見ると、自分と同じように結婚している女性がいろいろな場所で活躍していてストレスを感じるばかり。

結婚したときは、確かに家のことは自分がすることで了解していたけれど、今は共働きの世帯のほうが多いのが現実です。不況のせいもありますが、女性が働く場はたくさん用意されていて、能力を歓迎するところが多くなりました。

それを反対されると、窮屈に感じますよね。また、自分も働きに出ているけれど夫は家事をせずにいつまでもこちらばかり負担になる、というケースもあるでしょう。これも同じく「家庭を守るべき」という昔の“常識”を押し付けられている感じがします。

「そもそも、この人と結婚していなければ別の人生があったかもしれない」結婚生活への不満はこんな考えも生みますが、それなら離婚すれば望むような日々が得られるのでしょうか。仕事はあるんだからこっそり働いて貯金して、自分の力で生きていけるようになれば離婚して、それで手に入る“新しい人生“は、本当に幸せなものなのでしょうか。

確かに、自力で稼ぐ方法を見つけて夫とは縁を切る人もいますが、それで解決するのは「家庭に縛られたくない」という問題です。「自由になる」のが目的ならば、それは結婚生活の中ではかなわないものかどうかをまずは考えてみる必要があります。

離婚すれば、これまで築いてきた夫との関係は失われます。ふたりの愛情も、信頼も、二度と戻ることはないのです。その選択を、自分だけの視点で決めてしまうのはとても危険だと筆者は思います。

結婚していても生き方は変えられる

「夫に尽くすことが私の人生じゃない」と思うなら、それを正直に話すことが「別の人生」への第一歩になります。こんな生き方をしてみたい、という自分の気持ちをまずは知ってもらうことが、結婚生活を続けながら望む自由を得るきっかけになると思いましょう。

家事など家庭が疎かになることへの夫の不満は、ふたりの協力でいくらでも解決していけます。夫はそのやり方を知らないだけ。時短になる家電を購入したり外部のサービスを利用したりと、目を向ければ生活を助けてくれるものは必ずあるはずです。

夫に納得してもらうには、自分でも望む生き方がかなう方法をしっかりと調べる必要があります。在宅での仕事やリモートワークなどを採用する企業も増えており、いきなりフルタイムの勤務が難しくてもいずれは正社員として登用されるような会社を探すなど、家庭を守りながらでも動けることをアピールしないといけません。

仕事でなくても、今の結婚生活に不満を覚えるのは何かしら原因があるはずです。やりたいことや夢があるけどそれはかなわない、と決めてかかっている思考を外し、「今の状態でもやれること」を見つけてみましょう。

自分の生き方と夫の生き方は、夫婦である限り無関係ではいられません。逆にいえば、自分の生き方が今より良いものになれば、夫にとってもそれは幸せな影響を及ぼす可能性が高いのです。

自分が望む生き方と結婚生活を切り離して考えるのではなく、結婚していても生き方は変えられる、という視点を持つと、そのために利用できる制度やサービス、社会の考え方などを柔軟に受け入れることができます。

本当に不満なのは、「今の夫」ではなく「家庭を足かせのように感じる今の生活を変えられない自分」。それなら、変えていくための努力を始めてみると、目に入る景色が大きく変わってくるでしょう。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

関連するキーワード


夫婦問題 結婚生活

関連する投稿


約45%がセックスレス…セックスしない夫婦が増加中【“幸せ夫婦”コミュニケーション術#21】

約45%がセックスレス…セックスしない夫婦が増加中【“幸せ夫婦”コミュニケーション術#21】

「セックスしない夫婦。幸せですか?」結婚して、無事に子どもも授かったけど、気がつけば一ヶ月以上セックスしていない…。「月に一回もセックスをしない」夫婦は、年々増えているようです。夫婦がセックスしなくなってしまう理由はどこにあるのでしょうか?実際の統計を元に、夫婦におけるセックスレスについて考えてみます。


すれ違い夫婦 結婚している意味ある?【夫婦問題お悩み相談室 #42】

すれ違い夫婦 結婚している意味ある?【夫婦問題お悩み相談室 #42】

結婚はゴールではなく、パートナーとともに人生を歩み始めるスタート地点。自分の問題だけでなく相手のあることだからこそ、あれこれ考え、悩みも生じます。あなたにとっての「結婚」とはなんですか。改めて「結婚」について振り返ってみました。


雨の降る日に“濡れ”を意識できる女性は膣が劣化しない【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#37】

雨の降る日に“濡れ”を意識できる女性は膣が劣化しない【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#37】

梅雨の季節、朝起きて雨が降っているとつい憂鬱な気分になってしまいますよね。ですが!夫婦仲相談所所長 三松真由美先生は違います。「雨は好き。雨だとわくわくする」と仰るのです!その理由を聞いて納得。雨の日は“濡れる日”、濡れを意識すれば膣は劣化しないのであります。


夫が貯蓄額を教えてくれない… お財布別々夫婦の問題【夫婦問題お悩み相談室 #41】

夫が貯蓄額を教えてくれない… お財布別々夫婦の問題【夫婦問題お悩み相談室 #41】

共働き夫婦が増えていて、お財布は完璧に別々という家庭も多いでしょう。しかし、それが原因で気が付いたらパートナーが借金を抱えていた…なんて恐ろしいケースもあるようです。家族として一生を共にするのですから、お金の管理は家族の問題です。貯蓄額を教えない、通帳を見せない、というパートナーがいたら要注意です。そんな時どうしたらいいか夫婦問題カウンセラー渡辺里佳さんに聞きました。


夫の家事にイライラ… もっとちゃんとやってほしい!どうやって伝えたらいい?【夫婦問題お悩み相談室 #40】

夫の家事にイライラ… もっとちゃんとやってほしい!どうやって伝えたらいい?【夫婦問題お悩み相談室 #40】

夫婦問題に関する相談で多いのが「家事問題」です。買い物、料理、掃除に洗濯…、家事をこなしていかなければ、たちまち家の中はゴミ屋敷になってしまいますよね。皆さんのお宅はいかがですか。今回は、夫の家事育児に不満を抱いている妻からの相談にお答えします。


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


「女性力」を高めるためのカラダ作りとは?【漢方美髪®メソッド #2】

「女性力」を高めるためのカラダ作りとは?【漢方美髪®メソッド #2】

女性に本来備わっている「生命を育む力」を高めることで心と身体を健康に保ち、いつまでも美しく元気に過ごすことが出来ます。大人の女性のカラダ作りに特に必要なのは「気」「血」「腎精(じんせい)」。これらは、血とホルモンに大きく影響します。その関係性について漢方の視点から知ると、より自分のカラダが愛おしく感じられるものですよ。


宮本真知のタロット占い【11月18日(月)~11月24日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【11月18日(月)~11月24日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


うちって仮面夫婦なんだ… そう気づいたときにすべきこと【すべての妻へ贈る “幸せ夫婦”コミュニケーション術#23】

うちって仮面夫婦なんだ… そう気づいたときにすべきこと【すべての妻へ贈る “幸せ夫婦”コミュニケーション術#23】

夫婦としての絆はなく、ただ一緒に生活するためだけに婚姻関係を続けている「仮面夫婦」。お互い愛情もない、関心もないけど夫婦という形だけを守っています。もしかしてうちも? と思ったら、まずは今後どうしたいかを考えましょう。もし夫婦を続けていくなら、改めて夫と向き合う覚悟が必要になります。


大人の女性はおひとりさまホテルステイ 週末は自分と向き合う贅沢タイムに

大人の女性はおひとりさまホテルステイ 週末は自分と向き合う贅沢タイムに

仕事のこと、将来のこと、人間関係など、常に考え事に支配されている私たちの毎日。本当の意味で自分のためだけに時間を使えるよう、日常から切り離されたホテルで週末を過ごす女性が増えています。特別なことは何もせずに、ホテルの部屋で過ごす時間は最高の自分へのごほうび。一度体験すれば、きっとリピーターになってしまうはずですよ。


唾液がしっかり出ることは美の最重要課題! 歯科医師 石井さとこさんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

唾液がしっかり出ることは美の最重要課題! 歯科医師 石井さとこさんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

歯科医師で口もと美容スペシャリストの石井さとこさん。女優、モデル、アナウンサーたちから絶大な信頼を得、その美しさを支える石井先生の新刊『美しい口もと』は“美しい口もと”になるためのメソッドが満載! 女性なら知っておきたい美の基本や目から鱗のお話まで、たっぷりお話を伺いました。


友だち追加






人気記事ランキング


>>総合人気ランキング

画像 apple google