妊活中、友達の妊娠報告に焦りを感じます…【幸せな妊活のススメ#6】

妊活中、友達の妊娠報告に焦りを感じます…【幸せな妊活のススメ#6】

同年代で妊活に励む仲間は時に励まし合い、悩みや愚痴が言えるかけがえのない存在でもあります。しかし、誰かが自分より先に妊娠という希望を叶えた時…どんな気持ちになるでしょうか? 逆に自分が妊娠した時には友人は…? 妊活仲間との距離の取り方やコミュニケーション法について教えていただきます。


あくまでも自分の人生の主役は「自分」

妊活をしていると、周囲との関係性を含めてデリケートに感じることはあると思います。ましてや、自分と同じように妊活をしている友だちがいたら…。いろんな気持ちが入り混じりますが、一番大切なことは「誰の人生か」ということを忘れずに自分の人生を生きていることに迷子にならないでほしいと思っています。

妊娠することで何かを失うことや我慢することがあると思いますか? 逆に妊娠しないことで何かを失ったり我慢することがあると思いますか? もしも、何かを失ったり我慢することがあると感じているなら、本当にそうでしょうか? もしも、あなたが周りの友達が妊娠することで気分が悪くなるほど妬ましく思うのであれば、それが本音。その気持ちにごまかして、ウソをついてニコニコして「大丈夫」と言うよりも、そのくらい切望している自分を愛おしんで自分を大切にする時間をとっているかどうか、に目を向けてほしいと思います。

「人に優しい気持ちになれない=自分のことを自分で許せずそのことで頭がいっぱい」ということがとても多いと思います。自分がめちゃくちゃ焦っていたり、いつも「妊娠」というゴールばかり見ていたらきっと妬ましくうらやましくその気持ちで心が重たく苦しくなっていくでしょう。仲間の妊娠はただのきっかけで「もっと自分の人生を生きなさい」「本当の自分の気持ちに気づきなさい」と気持ちが感情を通して語ってきているのでしょう。

あくまでも「自分」はどうしたいのか? どんな気持ちなのか、ということを感じることが大切です。

自分の気持ちを大切にしながら、共感しあえる仲間でいよう

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きっと自分の本当の気持ちに気づけたら、心も柔らかくなりはじめます。ゴールは妊娠ではく「幸せな人生」ですよね。ここをとらえながらも治療やパートナーシップの関係性を整える中で、やっぱりしんどくなっちゃうことがあるんですよね。

そんな時に同じ境遇の人と「うんうん、そうそう」と語り合えたら、どれだけ「自分だけじゃない」とほっとできるでしょうか? 例えばあまり近すぎる人だと感情があふれちゃう…なんていう人はNPOなどが運営しているピアグループ(当事者のためのグループ)に参加するのもいいと思います。

そこでであった仲間と安心安全な関係性を保てると前を向いていけるかもしれませんん。なによりも、友達付き合いで疲弊していくことほど、しなくていいことはありませんので、「自分はどうしたいか?」を軸に気持ちを大切にして共感しあえる人と繋がってください。

安心した気持ちが祝福を生む

焦る気持ちばかりのアラフォー世代ですが(私もいつも焦りがちです・笑)少し力を抜いてリラックスして、深呼吸して安心な気持ちを感じてください。人生を歩む中で何より大切なのは「安心した気持ち」です。

心が穏やかだと同じく妊活中の仲間が妊娠した時に「それは彼女の出来事」として、彼女自身が嬉しい気持ちでいることを「肯定」できると思います。安心した気持ちが人を祝福したいという気持ちを生むのです。どこか後ろめたく、冷たい気持ちの時には自分の心に自分自身が寄り添うことをしてみましょう。

好きな映画をみたり、温かいお風呂にゆっくりはいったり、自然の中に過ごすこともとても安心した気持ちを生みます。仲間を肯定できたときは安心して、もしできないときは、そんな自分を責めることはしないで自分を優しさでいっぱいにしてあげてください。不安で心配で怖くて震えた心があるということは、それだけ自分の人生を精一杯生きようとしている証です。そのことを教えてくれたきっかけと思ってみて下さい。

これはあるケースですが、我が事のように友人の妊娠を喜び力が抜けて妊活をしたら自然に授かった、なんて話しを聞いたことがあります。周りとの輪も大切にしつつ、自分自身の心のコップが優しさで満ち溢れて幸せな妊活が続けれるように皆さんを応援していますね。どんな気持ちでもまずは自分は本当はどうしたいか? を大切にしてくださいね。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



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この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

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