【#FocusOn】セックスは子宮が“キュン”とすること 植物療法士 森田敦子さんインタビュー<第二回>

【#FocusOn】セックスは子宮が“キュン”とすること 植物療法士 森田敦子さんインタビュー<第二回>

日本の植物療法の第一人者でもある森田敦子さん。腟まわりの重要性を知り、「アンティーム オーガニック」というブランドをプロデュースされています。WOMeでも腟まわりのケアについて連載していただきましたが、今回あらためて腟まわりのケアがいかに大切なのかということについてお話を伺いました。インタビュー二回目はセックスと腟の潤いのお話です。


いくつになっても子宮をキュンとさせて

前回の記事はこちらから

講演で全国を回るのんですが、あらゆる年代の方が腟まわりのお悩みをもって話を聞きに来てくださいます。講演の最後には質疑応答の時間があるんですけど、やっぱり皆さんの前で悩みを告白するのは恥ずかしいという気持ちがあるのでしょうね、本のサイン会をする時まで皆さん残ってくださってその時に悩みを打ち明けられます。

―どんなお悩みがあるんでしょうか?

セックスレスのお悩みが圧倒的に多いです。いらっしゃる方の9割がセックスレスと言えるほど。セックスしていたとしても良いセックスができていない。パートナーの一方的な欲求を押し付けられてしまい痛くてただれてしまった、なんてお話もよく聞きます。

―酷い…

そもそも「したいという感情がわかない」「愛情が感じられない」という女性たちも多い。

「気持ち良くない」と言われてショックだったという女性もいます。20代で「セックスが痛いです」という悩みを持っている女性もいます。そういった方々のお話を良く聞いてみると、ご自身の腟まわりを見てきちんとケアをしてきていないんです。自分の腟まわりを見たことがなく、どんな状態かわかっていません。他の人のものを見ることもできないから、状態が良いのか悪いのか判断できない。

―痛みの原因に潤いが足りないということはありますね。セックスをしたくない、という女性のなかには疲れてそんな元気がない、やる気がわかないという人も多いと思います。

そうですね、アラフォー女性は仕事に家事に育児にとっても忙しいですものね。

そんな気が起きない、ということはあると思います。でもね、男性器を受け入れてエクスタシーを感じることだけがセックスのゴールではないと思うんです。そこをゴールにしてしまうと年齢を重ねて体力が衰えるにつれてセックスするのが億劫になるのは当然だと思うんです。

そうじゃなくて、肌と肌が触れ合って子宮がキュンとする。まずはそこからではないでしょうか。心の交流がきちんとあった上でセックスをする。そうすればきちんと子宮はキュンとしてくれますよ。食欲、睡眠欲、性欲が人間の三大欲求です。つまり、死ぬまでこの欲求は湧き起こるということですよね。性欲だけないものにはできない。なので、その時々の自分たちに合う方法でキュンとしたりエクスタシーを感じたりすればいいんだと思います。いくつになっても気持ちいいと感じる感受性、肌の触れあいが人には必要ですから、セックスも大切なことです。

女性の感度は60代以降に最高潮を迎える!?

―そう思うとセックスへのハードルが下がって心が楽になる女性は多いと思います。パートナーとそういう話をすることも大切ですね。

ええ、パートナーあってのセックスですからね。心と体が満たされていない、大切にされていないと感じてしまえば男性でも女性でも他のところへ行ってしまうこともあるかもしれない。しかし大切なパートナーと心の通ったコミュニケーションとしてののセックスができれば、他の人といたいなんて思わないんじゃないかなあと思います。

―そのためにもきちんと腟まわりのお手入れをして潤わせておかないとですね。年齢を重ねるにつれて肌と同じで乾燥してハリや弾力、潤いが減ってしまいますものね。感度も潤いに関係するのでしょうか? あと、そもそも感度って年齢を重ねると悪くなったりしますか?

いえいえそれがね、世界では60代以降に子宮口の快感がもっとも強まる時期がくると言われているんです。Gスポットの感度も上がるとか。

―ええ! それは驚きです。そう思うとますます腟まわりのケアをしていつまでもセックスができるような状態であることが大切ですね。人生100年時代ですものね。

そうですね。エクスタシーを感じたことがないという女性はとても多いですが、女性がエクスタシーを感じるには挿入から15分はかかるんです。男性は3~4分で射精することができますが、女性はそうではない。3~4倍の時間がかかるものだということを男性も女性も知らないから「私は感度が低い」と悩んだり、男性の「君は感度が低い。普通はみんなこれで感じるのに」という暴言にショックを受けたりする。アダルトビデオなどの誤った情報しか知らないのと、女性も男性に配慮して“オーガズムに達したふり”をしていることが多いのが原因だと思います。

そうではなくて、お互いのためにもきちんと自分がどうしたら気持ちがいいのか、エクスタシーを感じるのか、ということを話すことが大切です。

―60代以降に感度が高まるという衝撃の事実。つくづく自分のカラダのことなのに知らないことばかりだと思います。セックスに関する男女のコミュニケーションはなかなかハードルが高く、言葉にするのは難しいし恥ずかしいことだと思います。そもそも女性がそんなに男性に譲歩して色々しなければいけないものなのか? 森田さんの答えに目から鱗が落ちました。最終回は男女のコミュニケーションについてです。

文/和氣恵子、撮影/鈴木志江菜

植物療法士 森田敦子さん
日本における植物療法の第一人者。 CA時代にダストアレルギー気管支喘息を発病したことがきっかけで、フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学び、劇的に改善。帰国後は、植物療法に基づいた商品とサービスを社会に提供するためサンルイ・インターナショナルを設立。女性のためのケアブランド「INTIME ORGANIQUE
(アンティーム オーガニック)」の商品開発などを手掛ける。腟まわりのケアの重要性を説いて話題となった著書『潤うからだ』は発行部数5万部を突破。
森田敦子さんの記事はこちらから



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

WOMe編集部 総合アカウントです。皆様へのお知らせやキャンペーン、ライター募集などの情報を発信していきます。

関連する投稿


ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー “やりたいこと”があるだけ<第一回>【#FocusOn】

ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー “やりたいこと”があるだけ<第一回>【#FocusOn】

ライフシフト・ジャパンが定義する“ライフシフト”とは“人生の主人公として100年ライフを楽しむ”こと。今まさにライフシフトの途中だという河野純子さんに、ご自身が思う働くということ、人生、ライフシフトの法則についてインタビューした第一回です。


夫が一人飲みすると…“セックスレス”or “浮気”の二者択一に!?【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#38】

夫が一人飲みすると…“セックスレス”or “浮気”の二者択一に!?【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#38】

夫に一人晩酌をさせていませんか?忙しい日々の中でなかなか一緒に晩酌をするのは難しいかもしれませんが、週に一度程度は一緒にお酒をのむ時間をもつか、もしくは妻がのめないのなら夫にお酒をやめてもらう日を作った方が良いかもしれません。夫婦関係を長持ちさせたいのなら…


“恋愛結婚というパッケージ”が日本の夫婦をおかしくする<最終回>【#FocusOn】

“恋愛結婚というパッケージ”が日本の夫婦をおかしくする<最終回>【#FocusOn】

『<40男>はなぜ嫌われるか』(イースト新書)著者の大正大学 心理社会学部 人間科学科 准教授 田中俊之さん。男性学の第一人者である田中先生からお話をお伺いしてきたインタビュー最終回は現代社会の結婚についてです。


更年期は怖くない 積極的に対策を取り入れて メノポーズカウンセラーセッション!<最終回>

更年期は怖くない 積極的に対策を取り入れて メノポーズカウンセラーセッション!<最終回>

更年期以降、約50年は続くと言われる人生100年時代。ならば、健康に豊かにイキイキと生きたいものです。そのためには更年期の過ごし方がとても大切だそう。女性の健康と更年期問題に寄り添うメノポーズカウンセラーに女性が人生100年時代を幸せに生きるためのヒントを教えてもらいました。


日本の育児休業の取得率はわずか6.16%!社会問題を個人の問題に転換する恐ろしさ<第三回>【#FocusOn】

日本の育児休業の取得率はわずか6.16%!社会問題を個人の問題に転換する恐ろしさ<第三回>【#FocusOn】

日本の育児休業の取得率はわずか6.16%!『<40男>はなぜ嫌われるか』(イースト新書)著者の大正大学 心理社会学部 人間科学科 准教授 田中俊之さん。男性学の先駆者である田中先生に男性の育児休業率の低さなどについてお話を伺いました。インタビュー第三回目です。


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


腹立つ! もう我慢の限界…そんな時におすすめのえほん【心をうるおす大人の絵本 # 10】

腹立つ! もう我慢の限界…そんな時におすすめのえほん【心をうるおす大人の絵本 # 10】

【絵本コーディネーター・東條知美の大人の絵本シリーズ】あーもうイライラする! 我慢の限界! 子どもに友人に同僚に後輩に部下に…腹が立つことありますよね。そんな時、気持ちを落ち着かせてくれる絵本を絵本コーディネーター東條知美さんがピックアップ! 自分の機嫌は自分でとる、そんなオトナになりたいですね。


「立ち呑み 三ぶん」銘酒が540円から!ミッドタウン日比谷で創作割烹料理に舌鼓【中沢文子の女・酒場巡礼#11】

「立ち呑み 三ぶん」銘酒が540円から!ミッドタウン日比谷で創作割烹料理に舌鼓【中沢文子の女・酒場巡礼#11】

ひとり飲み情報♪ 女性がひとりでも安心して入ることができる居酒屋を酒場ライターの中沢文子さんに教えていただく人気連載。11回目は東京ミッドタウン日比谷3Fにある「立ち呑み 三ぶん」。東京ミッドタウン日比谷に立ち飲み屋さんが入っているなんて驚きですが、中沢さん曰く「東京ミッドタウン日比谷は昼のみの聖地」なんだそうです!


ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー “やりたいこと”があるだけ<第一回>【#FocusOn】

ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー “やりたいこと”があるだけ<第一回>【#FocusOn】

ライフシフト・ジャパンが定義する“ライフシフト”とは“人生の主人公として100年ライフを楽しむ”こと。今まさにライフシフトの途中だという河野純子さんに、ご自身が思う働くということ、人生、ライフシフトの法則についてインタビューした第一回です。


2019年7月 後半編(7/15~7/31)の運気【雨宮なおみの12星座占い】

2019年7月 後半編(7/15~7/31)の運気【雨宮なおみの12星座占い】

ライターとして長年占い原稿を執筆するうちに独学で占術を学び、頼まれもしないのに周囲を占っていたら「当たる!」と評判になった雨宮なおみさん。6月後半の運勢のポイントを要チェックです。


宮本真知のタロット占い【7月15日(月)~7月21日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【7月15日(月)~7月21日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


友だち追加






人気記事ランキング


>>総合人気ランキング
WOMeアプリダウンロードバナーPC_news_フッター