このままでは仮面夫婦… 夫を嫌いになりそうな時に確認したいこと【幸せ夫婦コミュニケーション術 #94】

このままでは仮面夫婦… 夫を嫌いになりそうな時に確認したいこと【幸せ夫婦コミュニケーション術 #94】

夫婦の危機? ケンカをするのも気まずくなるのが嫌だし、夫に反発することがあっても結局黙ってしまう。そんなことを繰り返しているうちに、どんどん夫のことを愛せなくなってしまいます。関心がなくなると、待っているのは仮面夫婦です。夫に対して嫌悪感を持つ前に、今の状態の改善を考えましょう。まずは自分が変わることが、夫婦の絆を取り戻す第一歩になります。


「自分さえ我慢すれば」が無関心を誘う

こっちも仕事で疲れているのに、帰宅した夫からは「まだ風呂湧いてないの?」と嫌味を言われる。言い返したいけど、「こんなことでケンカになっても疲れるだけ」と我慢してお風呂に向かう…。そんな日常の些細なストレスが積もることで、夫に対する愛情は少しずつ薄れていき、そのうち顔を見るのも嫌になってしまうという妻は多いと思います。

また、ケンカになっても夫の強い口調に負けてしまったり、「俺のほうが忙しいんだから」「俺のほうが稼いでいるんだから」と“俺のほうが偉い”という態度で向かってこられるのがしんどくなれば、不満を口にすることもためらうようになりますよね。

理不尽なことがあっても、「自分さえ我慢すればいい」と思ってしまうといつまでも夫は変わりません。妻が言い返せないことで、自分の態度は間違っていない、悪いのは妻のほうだとどんどん勘違いしていきます。

ふたりの溝がどんどん開いていく中で、妻が選びがちなのが「無関心」です。夫を気にかけないことでストレスを減らそうと思うのは、いわば自分のためです。そしてそんな態度が、夫の無関心を誘ってしまうのです。

お互いに向き合うことをやめてしまえば、ふたりの関係はどんどん歪んでいきます。その果てが仮面夫婦です。家庭内で顔を合わせることを避け、一緒に食事もしなくなり、気がつけば他人同然、なんて本当に悲しいことです。

そうなる前に、今の状態を変えていく必要があります。

「言わなければ伝わらない」のは夫婦も同じ

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本当は自分の気持ちを伝えたい、夫に理解してほしいのに、衝突を避けたいばかりに黙ってしまうとストレスは加速する一方です。「私だって頑張っているのに」と悔しい気持ちを抑え込むのは、何より自分のためになりません。

どんな関係でも、言いたいことは口にしなければ相手に伝わりません。ストレスを抱える妻がまず変えたいのは、黙り込む自分をやめること。夫のほうがおかしいと思うなら、それを伝えることで夫の意識を正すきっかけになります。

「でも、口喧嘩になったらこっちが負けるし」「怒鳴られたら嫌だし」と思っても、大切なのは「筋を通す」ことです。お風呂の掃除をしていないことを責められたとき、黙ってやり過ごすのではなく「今日は私も残業で遅かったの。嫌味はやめて」と夫の態度が不快であることを伝えるべき。そうすれば妻が残業だったことがわかり、夫もそれ以上は言えなくなります。

自分はこう思う、こうだったと状態を伝えることで、夫は発言する前に「もしかして残業だったのかな?」と考えるようになります。筋を通すことは、夫の一方的な思い込みをストップさせるためにも重要です。

夫の態度に怯まない自分を作る

誰だって、身近な人間に嫌味を言われたり一方的に責められたりすれば、傷つくし悲しい思いをします。本来、ふたりで支え合っていくのが夫婦の前向きな姿なのに、片方ばかりが辛い思いをするのは間違いです。嫌味や文句ではなく、意見として気持ちを伝え合う姿勢を忘れてはいけません。

でも、夫はそんな大事なことが頭から抜けています。妻が黙っていることで自分が正しいと思い込み、上から目線で話してきたり居丈高な態度を取ったりと、妻の気持ちを考えない振る舞いが平気になります。

そんな態度を目の当たりにすれば、ショックだし言い返すことがさらに怖くなります。この悪循環が、最終的に「無関心」を選択する結果に。嫌悪感や憎しみばかり抱えてしまうことで、夫なのに「他人同然」という扱いをすることで自分を守ろうとします。

夫の態度に怯みそうになったら、まず「やめて」と拒否しましょう。言いたいことをすぐ口にできなくても、夫の態度を許さない自分は見せるべき。拒否することで夫の態度を止め、それから冷静に自分の気持ちを伝えます。

自分を拒絶する姿を見れば、夫は痛みを考えます。自分のしていることが妻を苦しめていると気がつけば、まともな人間なら態度を改めるはずです。

受け入れられない態度は拒否することで、夫に怯まない自分を作りましょう。それは自分のためだけでなく、ふたりがきちんと向き合うために欠かせない姿勢です。

コミュニケーションを諦めない

一度嫌いになってしまうと、ふたたび愛情を取り戻すことは難しくなります。妻が自分に関心を向けない姿を見れば、夫も大切にしようという気は起こらず、結局妻の気持ちを知ることも、自分の態度を反省する機会もなくなります。

嫌な態度は拒否すること、そして自分の気持ちをしっかり伝えることは、夫婦にとって大切なコミュニケーションです。我慢すれば良いのではなく、「言わなければ伝わらない」ことを忘れてはいけません。

諦めない自分であること。夫を嫌いになりそうなときは、まず黙り込もうとする自分を解放し夫に意思を伝える努力をしてみてくださいね。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



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この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

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