高級な化粧品を使わずに美肌になる方法 皮膚科医 山﨑まいこさんインタビュー<後半>【#FocusOn】

高級な化粧品を使わずに美肌になる方法 皮膚科医 山﨑まいこさんインタビュー<後半>【#FocusOn】

40代になり、今までのスキンケアでは肌の状態がキープできない…なんてお悩み、ありますよね。老化した肌を美肌にするにはラグジュアリー化粧品を使わなきゃいけないのではないかと考えがちですが、そんなことはないようです。『まいこ ホリスティック スキン クリニック』院長の山﨑まいこさんに教えていただきました。


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「腸と心を整えれば肌は美しくなる」とホリスティック医療で女性たちの肌を美しくするクリニック『まいこ ホリスティック スキン クリニック』を開院した山﨑まいこさん。インタビュー後半は肌と量子力学の関係、さらに40代におすすめの美肌作りについて教えていただきました。

美肌や健康の鍵は量子力学!?

――本の中で量子力学について書いてありとても驚きました。肌と量子力学!? と。まず、量子力学について教えていただけますか?

量子力学とは原子よりも小さな粒子である量子の動きを研究する物理学のことです。本に書いてある通り量子力学では感情や思考にもそれぞれ周波数あって物事に影響を与えていると考えられています。幸せだったり辛かったり、イライラしていたりリラックスしていたり…そういった心の動きが周波数になって他に影響を与えているんです。

――感情や思考にも周波数があるんですね。

ええ。例えば、近しい間柄だと表情を見なくても後ろ姿だけでその人が“怒っている”とか“悲しんでいる”とかいうことが分かることはありませんか?

――ああ! ありますね。

それはその人の感情の周波数を感じ取っているわけです。つまり、自分がネガティブな感情を持っている時は自分の細胞に悪い影響を与えてしまうということです。悪い影響が与えられた細胞、つまり皮膚は健康で美しい状態ではいられなくなってしまうという考え方です。

――なるほど…

クリニックには量子力学に基づいた機器があるのですが、人間の発する周波数と外部からの周波数を共鳴させて病気や体調不良の原因を探ることができるんです。レントゲンやCTスキャンではわからない微細な細胞の変化を周波数の乱れから発見することができます。

――周波数で病気が推測できるなんてすごい技術ですね!

はい。アメリカでは悪いところを発見するだけでなく、悪い状態を改善する周波数の研究もされているんですよ。

――本に書いてありましたが、日本で言うところの“手当”がそれに相当することですよね。お腹が痛かったのにお母さんに手を置いてもらったら治った、とか。それも癒しの周波数を細胞が感じ取って状況が改善されたってことなんでしょうか。

そうですね。日本では“言霊”という言葉もあります。枯れ始めた植物に「きれいだね、ありがとう」と声をかけたらみるみる元気になった、とか。こういう話をすると「スピリチュアルな世界の話?」って怪しいものとして捉える方もいらっしゃいますが、量子力学の世界では自然なことなんです。言葉にも感情にも周波数がある。プラスの周波数を受け取ることで、細胞が活性化して息を吹き返すことは不思議なことでありません。

年齢を重ねても美しい肌を保つには?

――年齢を重ねると肌が衰えていきますが、老化と肌の衰えは関係があるのでしょうか?

もちろん関係はあります。が、すべてではありません。環境や食事など様々な要素が絡み合って肌の状態ができているので…。

――年齢を重ねていったとしても腸内環境や心を整えていけば、肌の老化は遅らせることができるということでしょうか?

そうですね…遅らせるということが正しいか分かりませんが、良い状態を保つことはできると思います。

――正直40代女性は何かと忙しく、ストレスも多い。そんな中、毎日の食事や心の状態を良くキープするのはなかなか難しい…。なので簡単にできて「これをやってたら随分違うよ」ということがあればぜひ教えてください!

毎日サプリメントなどで良い乳酸菌を摂ると随分違うと思います。

――良い乳酸菌の商品ってどうやって見分ければいいんでしょうか?

サプリメントや飲料の成分を見てください。成分量が多い順に記載されているので、なるべく上の方に乳酸菌が書いてあるものが良いと思います。人工甘味料が一番上にあるような商品は避けた方がいいでしょう。あとはサプリメントを固める添加物が一番上にあるものも。

――成分表をチェックすることが大切ですね。

ポジティブな思考のクセをつけて美肌になる!

――他に、40代女性が美肌のために毎日した方がいい、手軽にできることってありますでしょうか?

量子力学の話に繋がっているのですが、例えば朝、家を出たらすごく寒かったとします。その時に「寒い! 風邪をひきそう」とネガティブな発想をするのではなく、「寒いから今日はあったかいお鍋にしよう」とポジティブな方向に考えるクセをつけていくことが大切だと思います。毎日、毎秒、思考します。その積み重ねは膨大です。日々、何かがあるたびにネガティブな発想をしていたら、それは細胞に悪い影響を与え続けていることになります。それは肌だけではなく、体にとって良くないですよね。なので、何か起こった時にプラスの発想をする努力をぜひしていただきたいと思います。

――長年の思考のクセが出来上がってしまっている場合も変えられるものでしょうか?

意識して訓練していけば変わることができますよ。「ポジティブに!」と考えすぎるとしんどくなってしまうかもしれません。なので、「まあ、いいか」と気楽に捉える、気分転換する、少しでも良いところを見つける、など、できることをしていただけたらと思います。

――そうですね、無理は禁物。自分のペースでできることからですね。今日は大変勉強になりました。ホリスティック医療が今後もっと様々な病院で取り入れられていくといいですね。

そうですね。なかなか課題も多いですが…。ホリスティック医療が広まるためにも患者さん側は治療を受ける際に「○○は絶対ダメ!」などと決めつけず、臨機応変に様々な治療法を取り入れる柔軟性があるといいなと思います。皮膚科だと「ステロイドは絶対に使いたくない!」という方がいらっしゃるのですが、過剰に使うことは良くありませんが、適正に使うことで、いち早く改善する・状態が良くなることはあります。排気ガスが出るからって車に乗らない、ということでは生活ができませんよね。それと同じで、物事には悪い面と良い面がある。健康で良い状態になることをゴールにして、様々な角度から医者と二人三脚で治療にあたる。そんな意識でいていただけたらな、と思います。

――確かにそうですね。最後に今後、取り組んでいきたいことなどありますか?

ホリスティック医療の考え方を広く皆さんに伝えていきたいと思っているので、遠隔診療を始めたんですが、一人では限界があります。なので同じ志のドクター仲間を増やしていきたいなと思っています。

――最後まで丁寧にお話をしてくださった山﨑まいこさん。プラス思考が美肌や健康にも繋がるというのは大きな発見でした。また乳酸菌はとればいいというわけではないということも…サプリメントの成分表チェックはマストです。自分のペースでポジティブな思考を意識して40代、満足のいく美肌を手に入れましょう!

文/和氣 恵子、撮影/鈴木 志江菜



山﨑まいこさん
まいこ ホリスティック スキン クリニック 院長
滋賀医科大学卒業後、大阪市立総合医療センターで臨床研修を行い、大阪市立大学附属病院形成外科、大阪市内の皮フ科常勤医師、大阪市内美容皮膚科院長を経て、Maiko Holistic Skin Clinicを開院
米国Nutrition Therapy Institute日本校卒業

美しい肌が生まれるところ - 腸とこころをととのえる - (美人開花シリーズ)

あなたの腸は「消化と吸収」ちゃんとできていますか?美容液をつけているだけでは、肌はきれいになりません。ホリスティック医療の観点から、肌やこころを本質からきれいにする本。



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