38歳初めての彼氏 でも実は一度も男性経験がないんです…【オトナの幸せ恋愛心理術 #21】 | 大人のワタシを楽しむメディア
38歳初めての彼氏 でも実は一度も男性経験がないんです…【オトナの幸せ恋愛心理術 #21】

38歳初めての彼氏 でも実は一度も男性経験がないんです…【オトナの幸せ恋愛心理術 #21】

年齢を重ねているのに性体験がない、ということにコンプレックスや不安を感じている人もいると思います。今回は38歳で初めて彼氏ができたという相談者さんが自分が処女だということで彼がひいてしまうのではないか、というお悩みです。心理カウンセラー鹿屋由佳さんのカウンセリングに癒されてください。


38年間男性経験なし。結婚前提の交際相手に正直に打ち明けるべき?

【お悩み】先日結婚相談所で知り合った45歳の男性からお付き合いを申し込まれ、晴れて退会し結婚に向けてお付き合いをスタートさせることになりました。喜びもつかの間、今は不安でいっぱいになってしまっています...。実は私は今まで一度も男性とセックスどころかお付き合いもしたことがないのです。この年齢で一度も経験がないということで引かれてしまわないか本当に心配です。そもそも今まで一度もしたことがないのにセックスができるかどうかも心配なのです。正直に彼に相談した方が良いのでしょうか? それとも女性向けの性風俗などもあるようですし、行ってみた方が良いのでしょうか? 真剣に悩んでいます。(38歳、Sさん)

独身女性の約60%がパートナーなし。そのうち約40%は性体験もなし

Sさん、ご経験がないと言うことでお悩みのようですね。ところでSさんは自分だけが特別な人間だと思っていませんか?

実は自分は特別だと思い込み、友人にも相談できず心に秘めている方が多いのです。

厚生労働省の施設等機関である国立社会保障・人口問題研究所の発表(5年ごとに実施するもので今回のものは2015年度調査分)によると、独身女性の約60%が交際相手がおらず、さらにそのうち約40%には、性経験がないとのことです。

そして30代後半の処女の割合は、33.4%、また同年代の男性の未経験者の割合は26%という調査の結果でした。女性のみならず男性も未経験の方が意外と多いと感じたのではないでしょうか?

ですから、もしかしたらSさんのお相手も未経験の可能性があります。

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結婚とは相手に依存することではない

チャペル式のウエディングではバージンロードを花嫁は白いドレスで歩きますね。白が“何にも染められていない色”であることから、白のウエディングドレスには「あなた色に染まります」という意味があると聞いたことがあると思います。白は、純潔の象徴でもあるので、まさにSさんは、白を着るにふさわしいんですよ。

一般的に、処女でひかれると言う場合は

・相手が年下で姉的役割の人に教えてもらいたいという希望で関係を持った時
・まだ結婚は考えておらず、楽しくセックスしたいだけなのに相手が処女だと重くなりそうと考えている、または実際にしつこくされた

という、結婚を意識しない関係の場合です。

Sさんが不安に思い、お付き合いもセックスも未経験であるという本当の自分を出せないような人と結婚してうまくいくと思いますか?

ましてや、まだご経験もないのに、初めての相手が性風俗の相手だとしたら、多分Sさんの心にそちらの方が大きな傷を作ると思います。だって、お付き合いしているお相手がいるのに他の人と初体験をするのですよ。

私がご相談を受けていて感じるのは、未経験の方は少女漫画のようなイメージを持っている方が多いです。

それは大切にされ、愛されていると感じている中でのセックスです。女性の体の反応も気持ちに左右されます。お付き合いを続けお互いに「この人と一緒にいたい」と思った時がタイミングでしょう。

結婚とは相手に依存するものでなく、それぞれが自律してこそうまくいきます。これは、経済的な面と言うよりも精神的な面の自律です。

そのためには、まずは自分を大事にするということです。相手に気に入られようと自分を抑えていてはいつか無理が来ます。

人は自分の運命を自分で変えることができる

私のカウンセリングのベースとなっている交流分析に3つの哲学があります。

交流分析というのですから、人とうまく交流するための心理学です。

其の一:人はだれでもOKである

私たちはそれぞれに価値があります。あなたもOKだし、私もOKです。
「相手に気に入られるために」と考えている今は、あなたはOKで私はNOの状態ですね。

其の二:人は誰でも考える能力を持つ

私たちは生まれ育った環境はそれぞれです。その環境によって性格や考え方もできていきます。ですから、考え方が違って当然です。
葛藤が生まれるのは、考え方が同じでなければいけないと思うからです。

「どうしてそう考えるの! こうあるべきでしょ」、と思う時は相手の考える能力を軽んじています。
そして抑え込みます。抑え込まれると相手は、反発心を持つか、委縮して相手に合わせます。
ですから、納得はしていないのです。

「私はこう思います。あなたはどう思う?」

「あなたはそう思うんですね、私はこう思います。」

というようにどちらかを否定するのではなく、それぞれの考えを認めた上での話し合いが大切です。
伝えた上でどう考えるかは相手次第なんです。そのためにもまずは相手の考えを認め、相手の心に入りやすい状態にしてから、自分の考えを伝えることです。
認めるというのは、自分がそれを理解する、納得するというものではなく、「あなたはそう思うんですね」と相手の考えとして冷静に認めることです。

そうやって伝えあい、話し合い、どちらかが抑え込むのでなくお互いに合わせられるところは合わせていく、お付き合いの時期こそ二人で向き合ってほしいと思います。

その中で、何より大切なのは自分がどう考えるかです。

この機会に「本当は自分はどうしたいのか」ということを考えてみましょう。

まずは“自分がどうしたいのか”心の中の根っこの部分を真剣に見つめることです。

そこが分かれば、そのために何をするかを考えます。

根っこにある気持ちに向き合わず友人にアドバイスを求めても「そうねえ、でも」となります。

根っこは自分にしかわかりませんから、しっかり自分で考えます。

その上でこんな夫婦になりたいなと思う友人に相談したり、分からない時はカウンセラーと話すのも良いでしょう。

其の三:人は自分の運命を自分で変えることができる

私たちの運命は、今、自分がどのような言葉を発しどういう行動をするかで変わっていきます。

どんな言葉を発したり行動をとるのかというのは、Sさんが「彼とどんな関係でありたいのか、一緒にいる時に自分はどんな気持ちでいたいのか」ということが分かってからこそです。

自分の考えを抑え込み相手に合わせているだけだと後で必ず後悔する時が来ます。

後悔せずともとても苦しい思いをしてしまうでしょう。

結婚はそこがゴールではなく、そこから長く続いていくものです。取り繕って、結婚さえすれば何とかなるというものでもありません。
男女の関係と言うものは、お互いの努力も必要ですが、相性というものが大切です。

結婚前のお付き合い期間は自分の考えを伝えたり、共有したりして共通点を見つけたり、相性が合うかどうかを確かめていく時期でもあります。
そんな時期に自分を抑え込んで隠していると、うまく関係を続けていくためにいつまでも自分を抑え込まねばならず、いつか必ず無理が来ます。

ただし、伝え合うことによって努力して補えるものもあれば、どうしても合わない場合もあります。

その時は私の10回目の記事内のゲシュタルトの祈りをご覧ください。

Sさんはぜひ彼に相談してみてほしいと思います。ひとりで悩んで風俗で経験するなどは彼にとって悲しいことでしょう。それよりも、これからのパートナーとしてお互いの考えを伝えあい、尊重しつつ、二人で良い関係を築いていく時期を大切にしましょう。

心理カウンセラー 鹿屋由佳



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この記事のライター

東京・福岡を拠点に講座や面談カウンセリングを行う。ボイスマルシェ電話カウンセラー、テレビ番組のコメンテーターなど幅広く活動中。

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鹿屋由佳 心理カウンセラー

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