人生100年時代 遅すぎることなんて何もない ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー<第三回>【#FocusOn】 | 大人のワタシを楽しむメディア
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人生100年時代 遅すぎることなんて何もない ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー<第三回>【#FocusOn】

人生100年時代 遅すぎることなんて何もない ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー<第三回>【#FocusOn】

“ライフシフト”というワードを聞いたことがありますか? ライフシフト・ジャパンが定義する“ライフシフト”とは“人生100年時代。自分を人生の主人公として楽しむ”という生き方のこと。では具体的にどうしたら自分を主人公にした生き方ができるのか?ライフシフト・ジャパン 執行役員CMO 河野純子さんにインタビューした第三回です。


前回の記事はこちらから

ライフシフト・ジャパン 執行役員 CMO 河野純子さんにご自身の人生、仕事、パートナー、ライフシフトについて聞いたインタビュー第三回目です。今回は“ライフシフト”についてさらに詳しくお話を伺いました。

20代台湾人男性とルームメイトの語学留学

英語力を身に着けたいと語学留学をしようと思ったわけですけど、どこの国に行こうかなって悩んでいたんです。そしたらふと「大人の語学留学だし、短期で行くんだから色んな国に行ったらいいじゃない!」って思ったんです(笑)

2017年の6月末に住友商事を辞めたんですが、有休休暇を使ってフィリピン・セブ島にマンツーマンの語学留学をしました。ホテルに3週間滞在して、そのうちの1週間は夫もセブ島に来て放課後は一緒にのんびり楽しみました。3週間いると何となく英語のコツも分かってきて、「じゃあ次はどこに行こうかな?」と次の国を考えました。そして今度は9月末から3カ月間、アメリカのオレゴン州ポートランドに行きました。全米一、住みたい町に何度も選ばれたコンパクトで美しいところなのですが、本当に過ごしやすかったです。町からすぐのところに大自然を残しているので、毎日新鮮な食材が町に届くし、アウトドアスポーツも盛ん。みんなが町を愛していて、環境に配慮して暮らしていました。英語の勉強だけでなく、たくさんの出会いと学びがあった3か月でした。

――良いですねえ。素敵です。その時、住まいはどうされたんですか? 

学校から紹介されたアパートメントにルームメイトと共同生活をしていました。20代の台湾男性です。男女ですけど、20代と50代だから安心だと思われたんでしょうね(笑)

ライフシフトをするために通る5つのステージ

――こうやってお話を伺っていると、河野さんはいつも“自分がどうしたいか”ということに真剣に向き合い、自分で答えを出し、その答えにひたむきに一生懸命に生きていらっしゃるように感じます。河野さんは今ライフシフト真っただ中なんですよね?

そうですね。会社員人生に違和感を感じて、新しい自分を見つけるために、今まさにライフシフトしている最中です。

ライフシフト・ジャパンが定義する“ライフシフト”についてお話をさせていただくと、“ライフシフト”とは“人生の主人公として100年ライフを楽しむ”ということです。何を大事にして生きるのか、という価値軸を自分で見つけてそれに沿った人生を創っていくということです。

――どうやって自分の価値軸に気づけばいいのでしょうか? ライフシフトの方法というものがあるのですか?

ライフシフト・ジャパンでは、これまでたくさんのライフシフト実践者にインタビューをしてきました。その物語は本当に多種多様なんですが、共通する法則も見つかったんです。それを私たちは「ライフシフトの法則」と名付けているのですが、その1つ目がライフシフトをするためには“5つのステージ”を通るということ。まず第1ステージは“ざわつく自分の気持ちを無視しない”ということです。

――どういうことでしょうか?

例えば、夜寝る前に今日一日を思い出して「なんだかもやもやする」と感じたとします。そうしたら、その気持ちを無視せずに「なぜもやもやするのか」ということを考えるんです。

――ああ…私は「なんだかすっきりしない」と思ったらプシュッとビールを開けて呑んで、いい気分になって寝てました…。

ビールを開けても良いですが、「なぜすっきりしないのか」を考えながら飲んでください(笑)その心のざわつきの原因や出来事から目をそらさずに受け止めて考えることが大事です。

次のステージは“旅に出る”こと。これは本当に旅に出ても良いですし、誰かに話を聞きに行ったり講座に通ったりして勉強したりしてもいいんです。自分の中だけで「もやもや」と向き合っていてもなかなか答えがでないので、とにかく何かアクションを起こすこと。すると、“自分が何を求めていて、どこに向かえばいいのか”がだんだんと分かってきます。自分の軸がはっきりしていくんですね。

それが第3ステージの“自分と出会う”ということです。そうなったらあとは、とにかく“学び”つくす! 目指すべき自分に向けて、足りないスキルや経験などをとことん学ぶんです。学校に通ったり、独学で勉強したり、目的に沿ったアルバイトをしてもいいですよね。とことん学びつくしたら、いよいよ自分を主人公にした人生をスタートすることができます。私は今、ステージ2と3の間ぐらい。留学したり、大学院で学んだりしながら、自分の軸をはっきりさせていこうとしているところです。

人生100時代 時間はたっぷりあるのだから“遅すぎる”ことはない

――他に大切なコトはありますか?

ライフシフトは一人旅ではなく、かならず仲間が必要なんですね。それをまとめたのが、ライフシフトの法則2「旅の仲間と交わる」です。なので、いろいろな人との出会いを大切にしてください。「何かを成し遂げたい」と思った時に、「危ないからやめなさい」と足を引っ張る人もいます。ですがそういう存在も「本当にこれは自分がやりたいことなのか?」と自問自答することができるので大切なんです。私たちはこういう存在を“門番”と呼んでいます。あと、「あなたってこういうことが得意だよね」と目指すべきもののヒントを教えてくれる人のことを“使者”とよんでいます。

――「こういうことをやった方がいいんじゃない」とか「やってみたら?」と言ってくれる人はいますね。会社の中で「管理職を目指してみたら」とアドバイスをもらったり…でもそういう時に、そこに向かって進んでいいのかどうかということは、どうやって判断したらいいんでしょうか?

日本人女性は奥ゆかしい部分があって、とても優秀なのに「私になんてできません」と謙遜してしまう人が多いですよね。でも“できるか・できないか”で考えると、絶対にできないんです。初めてのことを、すぐにできる人なんていません。そうじゃなくて、“やりたいか・やりたくないか”という視点で考えて欲しいと思います。まずはやってみることが大切です。

――なるほど…

「やりたい!」と思ってそれを実行している自分をイメージしてみてください。その時にワクワクするか、頑張っていると思えるか。一年後、五年後の自分はどうなっているか未来目線で想像してみる。その想像が楽しくてワクワクして頑張れそうだって思ったらやるべきです。

――確かにそうですね。

だって人生長いですよ。100年もあるんです! 失敗したって、回り道したって大丈夫なんです。人生が100年あると思うと気が楽じゃないですか? 遅すぎることって何にもないんだなあって感じませんか? 時間はたっぷりあります。

――“人生100年時代”というとつい「100年もあるのか…」とネガティブな思いが心をよぎることがあります。ですが、河野さんは違いました。「100年もあるんだから気が楽になる」と仰るのです! 視点を変えるとこうもハッピーに生きられるのか、としみじみ感じました。次はライフシフトをするために最も必要とされる“資質”についてです。お楽しみに。※8月2日(金)12時公開予定

文/和氣 恵子、撮影/鈴木 志江菜

河野純子さんプロフィール

1986年リクルート入社。『週刊住宅情報』副編集長、『とらばーゆ』編集長を経て、2008年に住友商事に転身。ファッション、教育分野の新規事業開発に取り組む。2017年に退職後、海外留学を経て、2018年より慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科に在籍。同時にライフシフト・ジャパンに参加。個人事務所にて事業開発コンサルティング・プロデュース活動を展開する。

実践! 50歳からのライフシフト術 葛藤・挫折・不安を乗り越えた22人

一切、きれいごと抜き!5つのステージを通る、旅の仲間と出会う、自分の価値軸に気づく、変身資産を活かす―転身ストーリーからわかる「100年ライフ」の新法則。



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