とりあえずビール!二杯目もビール!? 女性専門疲労外来ドクター工藤孝文さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】 | 大人のワタシを楽しむメディア
とりあえずビール!二杯目もビール!? 女性専門疲労外来ドクター工藤孝文さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

とりあえずビール!二杯目もビール!? 女性専門疲労外来ドクター工藤孝文さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

“女性専門疲労外来”という言葉を聞いたことがありますか?女性の疲労により引き起こされる、あらゆる不調を診てくれるという夢のような診療科なのです!こちらの外来を担当し『疲れない大百科』(ワニブックス)を執筆した糖尿病・ダイエット治療・漢方治療 専門医の工藤孝文さんにインタビュー。第二回です。


前回の記事はこちらから

『疲れない大百科』(ワニブックス)の著者 工藤孝文先生は、NHK『あさイチ』TBS『名医のTHE太鼓判!』フジテレビ『ホンマでっかTV』など多くのテレビ番組に引っ張りだこの大人気ドクター! お忙しい工藤先生が福岡から東京へ来てインタビューを受けてくださいました! 第二回です。

自律神経の乱れが不調を引き起こす

――先生の著書『疲れない大百科』(ワニブック)拝読いたしました。興味深いことがたくさん書いてあって。内容に触れる前に、この表紙とっても素敵ですね。手に取りたくなります。

工藤さん:ありがとうございます! 僕も著書のなかで一番好きかなあ。とっても可愛いですよね。女性が手に取りやすい。

――お医者様が書かれているというだけで、敷居が高くなってしまうイメージがあって。その点この本は内容もですが、イラストもたくさんあって本当に読みやすかったです。自分が気になっている症状のところだけを拾えるのもとってもいいなって思いました。

工藤さん:“疲れない大百科”って言ってるのに、本を読んでもらって疲れさせては全く逆効果になってしまいますよね(笑)

――確かに! この本は、疲れない眠り方、疲れない食べ方、疲れない生活習慣、疲れない働き方、疲れないストレスケア、という章立てになっていますが、まさに忙しい現代女性が知りたいことがすべて網羅されていると思いました。

工藤さん:ありがとうございます。

――やはり、疲れないためには、眠りや食べる、ということは大切ですか?

工藤さん:基本ですね。決まった時間に寝て起きる。ちゃんと朝日を浴びる。まずはこれがベースです。そこからどう食べるか、どう働くか、どんな風に生活習慣を整えていくか、ということに繋がっています。要は自律神経を整えるということが健康の第一歩なんです。

――肝は自律神経なのですね。

工藤さん:ええ。僕は中庸(ちゅうよう)という言葉がとても好きなんですが、自律神経には“交感神経”と“副交感神経”があります。交感神経が優位だととても活発に研ぎ澄まされていて副交感神経が優位だとリラックスしている状態になります。どちらが過多でも人間はダメなんですね。まさに中庸な状態でないと。

――自律神経を中庸にバランスを整えることで健康でいられると。体を疲れさせない、女性にとっていいことがたくさん書かれてますが、気になることをいくつか改めて聞いてもいいですか?

工藤さん:どうぞどうぞ。

飲むならとりあえずビール!二杯目もビール!

――私はビールが大好きなのですが(笑)糖質が多いからあんまり飲まないほうがいいのかな、って思っていたんです。でも、本にはお酒をのむならとりあえずビール!二杯目もビール!と書かれていましたよね。ビックリしました。

工藤さん:ああ、それはですね、ビールにはホップが入っていますがホップには疲労回復や食欲増進、鎮静作用の他にホルモンバランスを整えてくれるエストロゲン作用があるんです。

――まさに良いことばかり!

工藤さん:ええ。エストロゲンは女性ホルモンですから、更年期障害やPMS、生理痛、抜け毛、白髪予防などにもおすすめなんですよ。ただし、摂取の目安は1日365g(ビールなら350ml×1本)程度なので、飲み過ぎには注意しないと。

――そうですよね…でも赤ワインを飲むよりいいというのも驚きました。一時期、赤ワインにはポリフェノールが入っているので、体に良い! とワインブームを後押しするような風潮もありましたよね。

工藤さん:そうですね。確かに赤ワインには抗酸化作用をもつポリフェノールの一種が含まれていて動脈硬化やガンを予防するとされてきたんですが、最近のアメリカの研究で赤ワインに含まれるポリフェノールの一種は体内に吸収されにくく、飲んでもほとんど効果がないことがわかったんです。それどころか、赤ワインに含まれる他の成分は下痢止め効果があり、便秘を悪化させる恐れがあるんです。

――なんと! 便秘に悩んでいる女性は多いと思います。それは…ちょっと知られていませんが知っといた方がいい情報ですね。

ダイエットをするなら14時~16時の“分食”が肝

――あと、ダイエットをする人は知っておいた方がいいな、と思ったのが「日中14時~16時のカロリーは消費されやすい」ということです。これ、私は初耳でした。どういうことでしょうか?

工藤さん:人間の身体にはBMAL1(ビーマルワン)という物質が備わっています。日中の活動や睡眠のタイミングをコントロールしている時計遺伝子の一つで体内の脂肪細胞の分化にも深く関わっているんです。BMAL1は時間帯によって増減し、深夜2時にもっとも多くなるので、その時間帯は太りやすいんです。逆に、BMAL1がもっとも少ないのが昼の2時~4時頃なんですね。なので甘いものやカロリーの高いものを食べるなら、この時間がおススメです。“3時のおやつ”はとても理にかなっているんです。

――本当だ。すごい。

工藤さん:あとはね、この時間帯に“分食”といって、夕食の一部を早めに食べることで空腹を緩和しドカ食いを防ぐことができますし、血糖値の乱高下も抑制してくれるのでおススメですよ。

――ついつい忙しいと食べずに過ごして夕飯でドカッと食べてしまうんですよね…反省です。

工藤さん:たまにはいいと思いますが、意識して分食できるとダイエットも無理せず効果が期待できると思いますよ。

――『疲れない大百科』は“女性専門疲労外来”の医師としてのあらゆる経験からくる情報が満載で、どこを読んでも勉強になることばかり! 次回、最終回はメンタル面の疲れに関するちょっと面白くて良いお話です。お楽しみに!最終回はこちら

文/和氣 恵子、撮影/鈴木 志江菜

工藤孝文さんプロフィール

福岡県みやま市出身。
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院での診療を経て、現在は、福岡県みやま市の工藤内科で地域医療を担う。

<TV出演>
・NHK「ガッテン!」
・日本テレビ「世界一受けたい授業」
・フジテレビ「ホンマでっか!?TV」評論家
・TBS「名医のTHE太鼓判」
・テレビ西日本「ももち浜ストア」 ほか

<著書>
・「医師が認めた最強の漢方薬 人参養栄湯」あさ出版
・「人生を変えるおからヨーグルトダイエット」KADOKAWA
・「おかずみそ汁ダイエット」学研   ほか

<専門分野>
・糖尿病・甲状腺などの内分泌疾患
・高血圧・脂質異常症・肥満症などの生活習慣病
・漢方治療
・減量外来

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