ネガティブ沼にはまったら“宇宙”へ思いを馳せよう 女性専門疲労外来ドクター工藤孝文さんインタビュー<最終回>【#FocusOn】 | 大人のワタシを楽しむメディア
ネガティブ沼にはまったら“宇宙”へ思いを馳せよう 女性専門疲労外来ドクター工藤孝文さんインタビュー<最終回>【#FocusOn】

ネガティブ沼にはまったら“宇宙”へ思いを馳せよう 女性専門疲労外来ドクター工藤孝文さんインタビュー<最終回>【#FocusOn】

“女性専門疲労外来”という言葉を聞いたことがありますか? その名の通り、女性の疲労による症状を緩和してくれるクリニック。つまり女性の体調不良を改善してくれる、ということなんです。こちらの外来を担当し『疲れない大百科』(ワニブックス)を執筆した糖尿病・ダイエット治療・漢方治療 専門医の工藤孝文さんにインタビューしました。最終回です。


前回の記事はこちらから

『疲れない大百科』(ワニブックス)はありとあらゆる女性のカラダの不調に関する改善方法が書かれています。執筆したのは医師の工藤孝文先生。NHK『あさイチ』やTBS『名医のTHE太鼓判!』、フジテレビ『ホンマでっかTV』など多くのテレビ番組に引っ張りだこの大人気のドクターなのです。多忙を極める工藤先生がわざわざ福岡からインタビューを受けに来てくださった最終回です。

自律神経の乱れが不調を引き起こす

――“疲れない働き方”の章で「がんばりすぎてもうダメ! 疲れた! と思ったら“いったん死んだふり”がおすすめ」という箇所、とても好きでした(笑)

工藤さん:良いでしょう(笑)本気で死んだふりしちゃうんですよ。で「あー死んだんだ」って思っちゃう。死んだらもうね、裸になろうが、よだれたらそうが、何しても関係ないです(笑)その位、本気で死んだふりしてマインドを“ゼロ”にしてあげる。いくら考えても解決しないことはしないです。そんなことをしてもストレスを溜めるだけ。だから「あー考えてもしょうがないな」って思うことでグルグル悩んでいるな、って思ったらいったん目を閉じて「死んだ!」って思ってください。そしたらね、当事者として悩んでいたことが不思議と客観的に見られるようになってくるんです。主観的に感じていた苦しみや悩みから一歩引いて、まるで他人事のように俯瞰して見られるようになる。するとね、驚くほど気が楽になって冷静にその問題や悩みに向き合えるようになります。僕も良くやりますよ。

――先生にもそんな悩みが…

工藤さん:ありますよー! 特にTVに出たりすると色んなことを言われますしね。それで一時すごく悩んだこともありました。だからね、これは僕の体験談です。やってみてください。効果を感じてもらえると思いますよ。

“ため息”は“ダメ”じゃない

――「ため息は深呼吸に変えちゃおう」も好きでした!

工藤さん:ため息ってね、悪いもののようなイメージがありますよね。「ため息なんかついて!」って非難されるような。でもね、ため息はいいんですよ、深―くため息を吐いてそのあと、深ーく吸い込む。マインドフルネスですね。呼吸はとても大切です。深く規則正しい呼吸をするだけで自律神経が整い、心と体が整っていきます。だからね、「ため息ついたな」って思ったら「深呼吸のタイミングだ!」って思ってもらえたら、いいんじゃないかあと思います。

――素敵ですね。そういうマインドを頭の隅においておけるか置けないかで、日常が随分違ってくると思います。あと、「不安が消えない時、効くのは“宇宙の本”」というのも、どういうことかぜひ教えて下さい。

工藤さん:これも僕が実践していることなんですけど、不安や悩みに囚われちゃったら宇宙の本を読むんです。宇宙ってまだまだ解明されていないことばかりでとても不思議ですよね。「宇宙の端っこって?」「光よりも早く広がっている宇宙ってどれだけ広いの?」「他の星にも生き物はいるの?」とかもう考えたらきりがないです。なので、宇宙の本を読むと自分が現実世界で悩んでいるネガティなことなんてどうでもよくなっちゃう。なので、ネガティブ沼にはまってしまったな、と感じたら、遠くかけ離れた非日常の宇宙に想いを馳せてみてください。

一人でも多くの人を元気に! 笑顔に!

――はい! 眠れない夜に試してみたいと思います(笑)最後になりますが、工藤先生が今後、力を入れていきたい活動などありましたらぜひ教えてください。

工藤さん:そうですね…僕のところにいらっしゃる患者さんは色んな病院を渡り歩いて本当に辛い思いをして、やってくるんですね。僕はそういう人を一人でもなくしたいって思っています。

――東京などに病院を出されることは考えていないんですか?

工藤さん:地元の患者さん達を置いていくわけにはいきません! 僕の体はひとつですし…なので、なるべく多くの人に僕の知識を知ってもらえるように、出版やテレビ出演などは続けていきたいと思っています。

――先生が超多忙な中、わざわざ東京に来てテレビに出たり、本を書いたりするのはそういう理由があるんですね。

工藤さん:体はひとつしかないので本当にジレンマですが、しょうがないですよね。これからも僕自身が元気で、多くの方を元気にしていきたいと思っています。

――終始まで爽やかで明るい工藤先生。『疲れない大百科』(ワニブックス)にはお話を伺った以外にも「タッチの魔法!なでられるより、なでる人が幸せに」や「落ち込んだ時は“そわかの法則”」「さわやかになれる魔法のパワーワード“それじゃ”」「心がさざ波を立て始めたら“10秒ボディスキャン”」など「なにそれ!」と女性なら気になる項目が盛りだくさん。どこから読んでもハッピーになれる、持っているだけで勇気づけられる書籍です。年齢関係なく楽しめる一冊だと思います。ぜひご覧ください。

文/和氣 恵子、撮影/鈴木 志江菜

工藤孝文さんプロフィール

福岡県みやま市出身。
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院での診療を経て、現在は、福岡県みやま市の工藤内科で地域医療を担う。

<TV出演>
・NHK「ガッテン!」
・日本テレビ「世界一受けたい授業」
・フジテレビ「ホンマでっか!?TV」評論家
・TBS「名医のTHE太鼓判」
・テレビ西日本「ももち浜ストア」 ほか

<著書>
・「医師が認めた最強の漢方薬 人参養栄湯」あさ出版
・「人生を変えるおからヨーグルトダイエット」KADOKAWA
・「おかずみそ汁ダイエット」学研   ほか

<専門分野>
・糖尿病・甲状腺などの内分泌疾患
・高血圧・脂質異常症・肥満症などの生活習慣病
・漢方治療
・減量外来

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