“髪は顔” ヘアライター&エディター 佐藤友美さんインタビュー<第一回>【#FocusOn】 | 大人のワタシを楽しむメディア
“髪は顔” ヘアライター&エディター 佐藤友美さんインタビュー<第一回>【#FocusOn】

“髪は顔” ヘアライター&エディター 佐藤友美さんインタビュー<第一回>【#FocusOn】

40代は肌だけでなく髪の毛も曲がり角。今までと同じようにしていてはヘアスタイルがきまらない…なんてお悩みを持っている40代女性も多いでしょう。しかしやはり髪は大事!日本初のヘアライター&エディターである佐藤友美さんの著書『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)を読むとそれがよくわかります。


日本初のヘアライター&エディターである佐藤友美さんの著書『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)。これを読むと一刻も早く美容院に行きたくなります。佐藤友美さんに本の内容について根掘り葉掘りお伺いしました。第一回です。

髪の毛に油断が表れている妻はセックスレス!?

――今日はお話を伺うのをとても楽しみにしておりました! 『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)を拝読してぜひインタビューしたい! と思っていたので、お会いできて嬉しいです。

さとゆみさん:ありがとうございます! こちらこそ嬉しいです。どうして本を知ってくださったんですか?

――編集長が髪の毛にこだわりがあって、佐藤さんの本を紹介してくれたんです。私はまったく髪の毛のコントロールができない人間なんですが(笑)編集長は私と真逆で。

さとゆみさん:そうだったんですか! 嬉しいなあ。

――お伺いしたいことがたくさんあってどうしよう(笑)まず…“パートナーとのセックスレスに悩む女性は、たいてい髪の毛に油断が表れている”という一文がありましたが、これについてお話聞いても良いでしょうか?

さとゆみさん:そこからいきますか(笑)

――WOMe読者に関心の高いワードなので(笑)ぜひお願いします!

さとゆみさん:男性って、洋服やメイクに比べて、髪を記憶に残しやすいんですよね。合コンが終わった後に男性たちが女性の感想を言い合う時って「お前の隣にいた髪の毛が短い子は良い子だった」とか「金髪の子が可愛かった」なんて言ってるんです。つまり、髪の毛の印象がそれほど強い、ということなんです。

――確かにそうかも!

さとゆみさん:女性と比べて洋服やメイクの認識能力が低いんでしょうね。女性って、合コン途中や終わりごろに「ちょっと化粧室へ」ってメイクを直しに行くじゃないですか。でもメイクを直したなんて男性にはほとんど分かりません。それどころか「トイレ長いな。おっきい方か?」なんて思われている可能性が大です。

――なんと…(笑)なんでそんなに髪の毛の印象が残るんでしょう?

髪と顔は区別しない!“髪は顔”

さとゆみさん:これは持論ですが、髪の毛って体にくっついていますよね、つまり体の一部です。そこが潤っていてキレイだということは、“その女性が生まれつきキレイである”と認識されやすいのだと思うんです。男性は生物として良いDNAを残したいと本能的に思っているので、“髪の毛がキレイかどうか”で、その女性が自分の種を良いDNAとして残してくれるかどうか無意識のうちに見分けているんじゃないでしょうか。

――なるほど…本能が作用するからその印象が強く残る、ということですね。

さとゆみさん:ええ。男性って彼女のメイクが薄ければ薄いほど好きっていうじゃないですか。あれも、メイクが薄い方が「素」がわかるからだと感じます。メイクが濃いと、素顔がわからなくて、本能的に不安になるんだと思います。

――たしかに! よく“髪は顔の額縁”っていいますけど、髪は顔の印象を変えるどころか人としての印象を決定してしまうんですね。

さとゆみさん:私ね、“髪は顔の額縁”って言う言葉は好きじゃないんです。だって額縁は丸ごと取り換えられるじゃないですか。でも髪は取り替えられない。髪は顔。分けなくていいと思います。

――本当だ…

さとゆみさん:私たちって基本的には毎日鏡を見てますよね。そして多くの日本人は三面鏡ではなく、一面鏡を使っています。でもね、一日のうちで他人が自分の真正面の顔を長い時間見ることってまずないんです。例えばオフィスで仕事をしている時に人から見えるのは圧倒的に横顔であり後ろ姿です。後ろ姿でその人が誰かを判断しているんです。ということは時間をかけてできるだけキレイに整えなければいけないのは、“顔”ではなくて“髪”だと思いませんか?

――確かに!

さとゆみさん:海外の女性の家には必ずと言って良いほど三面鏡があります。欧米の女性は髪の毛が女性にとってどれだけ大切かよく分かっているんです。

――なるほど…確かに私もメイクやヘアセットした際に正面からしかチェックしていませんでした。これからはサイドとバックも確認するようにします! 話がちょっとそれてしまいましたが、それでセックスレスは髪に油断あり、ということはどう繋がるんでしょうか?

さとゆみさん:そうでした(笑)セックスレスの理由はそれぞれのご夫婦で違うでしょうし一概には言えない難しい問題だと思います。でも、ヘアライターとして一つ思うのは、セックスレス状態になっているということは、至近距離で話をする機会が減っているのではないかと思うんです。

向き合って長時間会話をしているかどうかも怪しい。ということは夫が見ている妻の姿ってやっぱり後ろ姿だったり、横顔だったりするんじゃないかなあと。そうなると髪の毛が顔の役割をしていることになります。だとすれば、もしかしたら顔よりも髪の毛に手をかけたほうがいいのかもしれませんよね。

人は自分が自分を扱うように他人からも扱われる

さとゆみさん:これは、美容師であるモテ髪師大悟さんから聞いた言葉で、私もなるほどと思ったことなのですが、“人って自分が自分を扱うように他人からも扱われる”んです。

――どういうことでしょうか?

さとゆみさん:「私はもうおばちゃんだから」と自分から言う女性っていますよね。そういう人って周りからも“おばちゃん”として扱われていませんか? 逆に自分にきちんと時間をかけてキレイにしている女性は同じ年齢だったとしても周囲は“おばちゃん”として扱っていないと思います。5歳児でさえそうです。お化粧をしてキレイにしている女性には「○○ちゃんのママ」という言い方をして「おばちゃん」とは呼びかけません。

――言われてみれば、確かに。

さとゆみさん:だから毎日生活を共にしている旦那さんも、自分に手をかけている奥さんのことは大切に扱おうって考えるんじゃないかと思うんです。その時に、常にメイクをキッチリしている姿を夫に見せることはできないですよね。お風呂に入ったらスッピンになるし、朝だってお化粧をする前の顔を見せるでしょう。けれど髪の毛が美しいとそれだけで美しく感じるんです。なので、お化粧に時間とお金をかけるのもいいけれど、すぐに変えたり落としたりすることができない“髪の毛”にも時間とお金をかけて欲しいと思います。

――最初から不躾にセックスレス問題についてお伺いしたのにも関わらず、快く楽しくお話しをしてくださった佐藤友美さん。深く納得するお話ばかりでどんどん興奮してしまいました。第二回はさとゆみさんが、なぜ、本を出版しようと思ったのか、日本人は美容師さんを使い倒せてない、などのお話です。お楽しみに。第二回目はこちらから

文/和氣 恵子、撮影/鈴木 志江菜

佐藤友美さんプロフィール

日本初のヘアライター&エディター。

1976年、北海道生まれ。15年の間にファッション誌やヘアカタログの「髪を変えて変身する企画」で撮影したスタイル数は4万人ぶん(約200万カット)を超える。
「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在で、セミナーや講演を聞いた美容師はのべ2万人を超え、これは全国の美容師の20人に1人の割合にあたる。

日本最大のヘアスタイルフォトコンテストの審査員をはじめ、40代からのヘアスタイル&ヘアケア情報サイト「ユニークピース」の編集長、美容院へのカウンセリングコーチ、ヘアケア製品やスタイリング剤の商品開発アドバイザーなどもつとめ、美容業界での活動は多岐にわたる。
近年は女性向けのヘアスタイルアドバイス、その人にマッチする美容院の紹介なども手がけ、高い満足度を得ている。

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