今までの服が似合わなくなった時が人生の転換期!スタイリスト山本あきこさんインタビュー<第一回>【#FocusOn】 | 大人のワタシを楽しむメディア
今までの服が似合わなくなった時が人生の転換期!スタイリスト山本あきこさんインタビュー<第一回>【#FocusOn】

今までの服が似合わなくなった時が人生の転換期!スタイリスト山本あきこさんインタビュー<第一回>【#FocusOn】

女性誌や広告など多くのメディアでスタイリストとして活躍してきた山本あきこさん。その実績を活かし、一般の女性向けにスタイリングアドバイスを行う活動をスタートすると一気に予約がとれないスタイリストに! そんな山本さんのノウハウがぎっちり詰まった『これまでの服が似合わなくなったら』(幻冬舎)が発売になり、興味津々でお話を伺いに行きました。


アラフォーから40代に突入し「なんか今までの服がしっくりこない…」と感じている女性も多いのではないでしょうか? しかし「しっくりこない」まではハッキリとわかるけれど、「どうしたらいいのか」は分からない…そんなファッション難民の40代女性すべてが必読の『これまでの服が似合わなくなったら。~“40歳、おしゃれの壁”を乗り越える!』の著者でスタイリスト山本あきこさんへインタビューしました! 第一回です。

子どもの頃から友だちの勝負服をコーディネート

――多方面のご活躍で私、実はファンでしてラジオも聴いています(笑)本日はお会いできてとっても嬉しいです。

山本さん:ありがとうございます! そう言っていただけて嬉しいです。

――さっそくですが「あとがき」にとても感動しました。山本さんはなぜスタイリストになろうと思われたのでしょうか?

山本さん:子どもの頃から洋服をコーディネートするのが大好きで、友人の勝負服のコーディネートをしたりしてたんです(笑)それで、一度金融系のOLになったのですが「やっぱり服に関わりたい!」と、20歳の時に会社を辞めてアパレルの販売の仕事を始めました。そしたらご縁があって、24歳のとき出版社のスタイリストのアシスタントができることになって。そこから「2年経ったら独立しよう!」と決めて、がむしゃらに頑張りました。ビューティやヘアページもやりましたね。

――モデルさんをスタイリングするのと一般の方をスタイリングするのって違いますか?

山本さん:そうですね…女優さんやタレントさんはその方のイメージなどの兼ね合いもあって、ある意味制限が多いですね。それに比べ一般の方にはそういったことはありません。

――たしかにモデルさんやタレントさんはイメージがとても大切ですもんね。となると、逆に制限のない一般の方のスタイリングをする時に気を付けていることは何ですか?

山本さん:ガラッとイメージを変えて美しくすることって案外簡単にできちゃうんです。でも、それをその方が次の日、同じように取り入れることができるかというと正直、難しいですよね。特別な日のスペシャルな装いができる日なんてそうそうないですし…。なので、一般の方が日常生活のなかですぐに取り入れられるテクニックをお伝えする。それが大切なコトだと思っています。気合を入れた一張羅の装いではなく、“リアリティ”のあるスタイリングをするように心がけています。

――1万人以上のスタイリングを手掛けてきた山本さんですが、人数を多くこなす中で見えてきたものってありますか?

山本さん:そうですね! やっぱり多くの方と接してきたからこそ色々なことが学べたのだと思います。一番驚いたことは、一般の方も、スタイリングのコツや基本的なやり方などはある程度知っているものだと思っていたんです。それが、実際は違った。これは一般の方に向けてスタイリングのアドバイスをするようになってから気が付いたことです。それで、「私たちスタイリストにとって“当たり前”なことは相手にとって必ずしも“当たり前”ではない」ということがよく分かったんです。ディティールから丁寧に細かくお伝えすることでやっと理解できるようになるんだと気づいたことはとても大きなことでした。

人から教えられた“似合う服”じゃワクワクしない⁉

――そうなんです! 私も洋服にうとくて、専門用語を使われても全然理解できないし…でも、ご著書の『これまでの服が似合わなくなったら。』はまったくそういうことがなかったんです! 完全なる素人の私が読んでもすごく分かりやすいし、納得感がすごい!

山本さん:ありがとうございます! どう言ったら伝わるか、ということを繰り返し繰り返し試行錯誤しながら積み重ねてきて、この本を出すにあたり素晴らしい編集者さんとライターさんに恵まれて、納得する一冊ができたと思っています。なのでそう言っていただけてすごく嬉しいです。よかったー(笑)

――本の中の「これまでの服が似合わなくなったら、むしろ自分を見直すチャンス」という言葉にズキュンときました! ただ…多くの人は今までの服が“似合わなくなった”ということは分かると思うんですが、“どうしたらいいのか”という方法…次の手段が分からないと思うんです。

山本さん:そうですよね。私のところにいらっしゃる方も皆さん「似合う服を教えてください」と仰います。でもね、それだけだとなかなか続かないんです。

――どういうことでしょうか?

山本さん:他人から「これ似合いますよ」と言われて着た服は確かに似合ってるし、その人を美しく魅せてくれます。でもね、ご本人自身がワクワクするか、とは別の話なんです。

――似合った服を着てキレイになれたらワクワクすると思うんですが…

山本さん:もちろん、最初はワクワクすると思います。でも、そこにはとても大切な“自分が好きなものかどうか”っていう要素が抜けていることがあるんです。

――なるほど!

山本さん:なんだってそうですよね。自分が好きな物だったら、それを持っているだけで眺めるだけでテンションが上がります。好きな洋服を着て、しかも似合っていたら何をしなくてもワクワクしてテンションが上がっちゃうと思いませんか?

――たしかにそうですね。となるとまず、“自分が何が好きなのか”ということをしっかり把握しないといけませんね。

自分の好きを追求する!

山本さん:そうなんです! そしてね、それが一番難しかったりもします。

――そう思います。毎日忙しくてルーティンの服ばかりを着ていたら、自分がどんな服が好きだったか忘れちゃっていたりするかもしれないし…あとは、「こういう服が好きだけど、そんなのはもう年齢的に着られない」って自分に枷をはめちゃっている人は多いと思います。

山本さん:はい、でもそれってすごくもったいない。たとえば私は“チュール素材の洋服(※)”が好きなんですが、さすがにチュール素材のスカートで短い丈のものを着るのは年齢的にどうかな…と思います。そんな時は長い丈のチュールスカートを着る。そして色も落ち着いたものにすれば“若作り”というような印象にはならないと思うんです。そんな風に、上手に“自分の好き”を取り入れるということが大人のおしゃれにはとても大切だと思っています。

――なるほど…となるとまずは自分がどんな服やスタイリングが好きなのか、自分の好きを棚卸することが大切ですね。どうやってやればいいんでしょう?

山本さん:私の開催しているスクールでは、まず生徒さん達に直感で「いい!」と思ったスタイリングや服の切り抜きを集めたスクラップブックを作ってもらいます。難しく考えないで、とにかく「好き!」と思ったら切り抜いて貼る。

――うーん…なかなか難しそうです。直感的に「好き!」と思っても「あーでもこのモデルさんの体型だから可愛いんだよな…」とか「こんなに高いものは買えない」とか「私っぽくないからダメだ」と思ってしまいそうです。

山本さん:そういうのはぜーんぶ横に置いておく! です(笑)。とにかくいいと思ったら切り抜いて貼る! その服の好きの要素をどうスタイリングに取り入れるかは、後から考えればいいんです。とにかく好きを集めて、自分の好きをしっかり把握する。これに尽きます。そして、いま仰った「私っぽくない」これは多くの女性たちが囚われている呪いの言葉なんです。

――明るく気さくなお人柄で出会った瞬間から緊張をほぐしてくださった山本さん。身にまとう雰囲気はとても女性らしいのにとてもサバサバと率直にお話してくださってとってもカッコいい! 第二回は山本さんが多くの女性が囚われていると仰った「私っぽくない」という言葉の呪いとは? お楽しみに。第二回の記事はこちらから

※チュール…多角形の網目をもつレース地の一種。ウェディングのベールやドレス、帽子などに使われます。

文/和氣 恵子、撮影/鈴木 志江菜

山本あきこさんプロフィール

女性誌や広告など多くの媒体でスタイリストとして活躍した実績と経験を持つ。

その経験を活かし、モデルだけではない様々な女性に取り入れやすい独自のコーディネート理論を確立。

「センスは持って生まれたものではなく鍛えられる」

という信念のもと、一般の女性向けにコーディネート力を鍛えるスクールやファッションセミナーなどの活動を行う。

予約開始と同時に申し込みが殺到する「予約の取れないスタイリスト」として人気を博している。

シンプルな洋服と小物使いをベースに、ライフスタイルや年齢とともに変わってくる悩みに寄り添い、その人本来の魅力を引き出し、表現するファッションを得意とし、作ったコーディネート数は30万超。

これまで1万人以上のスタイリングを手がけ、そのノウハウを詰め込んだ3冊の著書は好評をよび累計27万8千部突破。新著「これまでの服が似合わなくなったら」(幻冬舎)も好評発売中

これまでの服が似合わなくなったら。 「40歳、おしゃれの壁」を乗り越える!

¥ 1,540

1万人以上を変身させてきたスタイリストによる、大人女性の魅力を底上げするファッション術。



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

WOMe編集部 総合アカウントです。皆様へのお知らせやキャンペーン、ライター募集などの情報を発信していきます。

関連する投稿


アフタヌーンティーで夫婦や家族のコミュニケーションUP! 英国紅茶研究家 斉藤由美さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

アフタヌーンティーで夫婦や家族のコミュニケーションUP! 英国紅茶研究家 斉藤由美さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

英国紅茶研究家であり、ご自身のティールームとショップを運営し、講座なども開催する斉藤由美さん。インフルエンザ予防効果が科学的に証明された紅茶について、ご著書『紅茶セラピー~世界で愛される自然の万能薬』を基にお話を伺いました。


インフルエンザ対策に紅茶が効果的! 英国紅茶研究家 斉藤由美さんインタビュー<第一回>【#FocusOn】

インフルエンザ対策に紅茶が効果的! 英国紅茶研究家 斉藤由美さんインタビュー<第一回>【#FocusOn】

インフルエンザ対策に紅茶が大注目! インフルエンザが流行する季節はもちろん、日常的に飲むことで嬉しいことがたくさんある紅茶について、『紅茶セラピー~世界で愛される自然の万能薬』の著者 英国紅茶研究家の斉藤由美さんにお話を伺いました。


“ホワイトニング”で女性たちを笑顔に! 歯科医師 石井さとこさんインタビュー<最終回>【#FocusOn】

“ホワイトニング”で女性たちを笑顔に! 歯科医師 石井さとこさんインタビュー<最終回>【#FocusOn】

歯科医師、口もと美容スペシャリストの石井さとこさん。新刊『美しい口もと』は外見的な美しさだけではなく、内側から健康的に美しくなるためのメソッドが満載! なぜ、美しい口もとが大切なのか? 改めて石井さとこさんにお話を伺った最終回です。


唾液がしっかり出ることは美の最重要課題! 歯科医師 石井さとこさんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

唾液がしっかり出ることは美の最重要課題! 歯科医師 石井さとこさんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

歯科医師で口もと美容スペシャリストの石井さとこさん。女優、モデル、アナウンサーたちから絶大な信頼を得、その美しさを支える石井先生の新刊『美しい口もと』は“美しい口もと”になるためのメソッドが満載! 女性なら知っておきたい美の基本や目から鱗のお話まで、たっぷりお話を伺いました。


歯科医師 口もと美容スペシャリスト 石井さとこさんインタビュー『美しい口もと』<第一回>【#FocusOn】

歯科医師 口もと美容スペシャリスト 石井さとこさんインタビュー『美しい口もと』<第一回>【#FocusOn】

恵比寿で20年以上デンタルクリニックを開業する石井さとこさん。多くの著名人を顧客に抱え絶対的な信頼を得る、口もと美容スペシャリストでもあり歯科医師でもある石井さんの新著『美しい口もと』はデンタルケアに関する情報が満載!アラフォー女性が知っておきたい口腔ケアについてお話を伺いました。


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


本当は結婚したい…でもまだしない。シングルマザーの本音【すべての妻へ贈る “幸せ夫婦”コミュニケーション術#30】

本当は結婚したい…でもまだしない。シングルマザーの本音【すべての妻へ贈る “幸せ夫婦”コミュニケーション術#30】

シングルマザーとして、仕事も育児も頑張ってる。大切にしてくれる彼氏もいる。本当は結婚もしたい…でもそれはまだ。ひとりで背負うものが多いシングルマザーの女性たちは、安易な気持ちで結婚を選びません。そこには、子どものことや結婚観など、さまざまな事情があります。実際に伺った話をまとめました。


美しく洗練された女性に共通する3つのこと【忙しいのになぜか優雅に見える仕事術 #2】

美しく洗練された女性に共通する3つのこと【忙しいのになぜか優雅に見える仕事術 #2】

忙しいのになぜか優雅でいつも笑顔な人、そんな女性は同性からも異性からも一目置かれるはず。そこでそういう女性に共通している考え方や習慣、行動についてじっくり解き明かし、優雅に見えるコツやヒントをお届けします。早速試して憧れられる存在になりましょう♪


糖質を楽しみながら上手に血糖値コントロール美人に♪【10年後のために今何を食べるべき?#2】

糖質を楽しみながら上手に血糖値コントロール美人に♪【10年後のために今何を食べるべき?#2】

Optimal Beauty&Health研究家の宮地祥子です。前回は、食べる順番を工夫することで血糖値を緩やかに上昇させ、太りにくい状況をつくり食事を楽しむ方法をご案内させていただきました。今回は、食べると血糖値が急上昇する糖質たっぷりのメニューを楽しみながら、上手に血糖値をコントロールする方法をご紹介します。


アフタヌーンティーで夫婦や家族のコミュニケーションUP! 英国紅茶研究家 斉藤由美さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

アフタヌーンティーで夫婦や家族のコミュニケーションUP! 英国紅茶研究家 斉藤由美さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

英国紅茶研究家であり、ご自身のティールームとショップを運営し、講座なども開催する斉藤由美さん。インフルエンザ予防効果が科学的に証明された紅茶について、ご著書『紅茶セラピー~世界で愛される自然の万能薬』を基にお話を伺いました。


子供が最優先? シングルマザーが恋愛する時間を作るコツ【すべての妻へ贈る “幸せ夫婦”コミュニケーション術#29】

子供が最優先? シングルマザーが恋愛する時間を作るコツ【すべての妻へ贈る “幸せ夫婦”コミュニケーション術#29】

子どもを育てながら、仕事も家事も頑張るシングルマザー。忙しい毎日では恋愛にかける時間も限られてきます。ですが、ひとりだからこそ時間に柔軟に対応できるのもシングルマザーの強み。仕事や家事、育児と並行して恋愛を楽しむための時間を作るコツをお伝えします。


友だち追加






人気記事ランキング


>>総合人気ランキング

画像 apple google