ラクしたいからこそスープの素は使わない『朝10分でできるスープ弁当』スープ作家有賀薫さんインタビュー<第一回>#FocusOn | 大人のワタシを楽しむメディア
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ラクしたいからこそスープの素は使わない『朝10分でできるスープ弁当』スープ作家有賀薫さんインタビュー<第一回>#FocusOn

ラクしたいからこそスープの素は使わない『朝10分でできるスープ弁当』スープ作家有賀薫さんインタビュー<第一回>#FocusOn

『朝10分でできるスープ弁当』(マガジンハウス)が発売1か月で4万部ベストセラーと話題のスープ作家 有賀薫さん。スープジャーを使った簡単・美味しいスープ弁当の作り方のコツや、ご自身のことについてお話を伺いました。


お昼ごはん、体によくないと思いつつもついコンビニや外食で済ませていませんか? スープ作家 有賀薫さんの最新刊『朝10分でできるスープ弁当』(マガジンハウス)は本当に手軽で簡単! スープなら普通のお弁当を作るより手間がかからず、見栄えも気にすることなくできちゃうんです。あなたや家族のランチタイム革命が起きること間違いなしです。スープ作家 有賀薫さんにインタビューした第一回です。

息子の大学受験をきっかけに毎朝8年間スープ作り

――こんにちは。今日はよろしくお願いします! 著書『朝10分でできるスープ弁当』を拝読して、今日はお会いするのをとても楽しみにしていました。スープジャーを持っているものの、レパートリーが乏しくていつもワンパターンになっていたんです。

有賀さん:すでにお持ちなんですね! 読者の方から、「持っているけど一度使ってその後はしまいっぱなし」という声も多くありました。なかなか自分でレパートリーを増やすのは大変ですよね。

――はい…料理が得意ではないので、色々考えられなくて…。なので、有賀さんがスープ作家として多くのレシピを生み出し続けているというのは尊敬しかないです。ぜひ、そのあたりの秘密も今日はお伺いできればと思っています。まずは、有賀さんがスープ作家になった経緯を教えていただけますか?

有賀さん:私は主婦をしながら長年ライターをやっていたんです。女性のライフスタイルものや育児関係、インタビュー原稿なんかも書いていました。

――なんと! 同業者だったんですね。

有賀さん:はい。スープ作家になったきっかけは、8年前の息子の大学受験でした。息子が朝にすごく弱かったので、毎朝スムーズに起きられるように、スープづくりを始めたんです。

――それがどうして、スープのレシピ本を出すまでになったのでしょうか?

有賀さん:備忘録も兼ねて、SNSに毎朝スープの画像を投稿していました。そうしたら徐々に反響をいただくようになって。スープのレシピと画像だけ投稿しているというのが珍しかったのかな。そんな投稿を毎日コツコツ続けていたらフォロワーが増え、仕事をいただくようになって、今に至る…という感じです(笑)

――わーそうだったんですか! まさに継続は力なりですね。スープのレシピは毎日違うものだったんでしょうか?

有賀さん:ええ。365日違います。

――それがすごいなあって…私は料理が好きじゃないこともありますが、毎回ワンパターンのものしか考えられなくて。これとこれを使って味付けはコンソメキューブで…と。なので、味が洋風、和風、中華で具も大体同じもので、すぐに一周して飽きちゃう…という感じなんです。有賀さんはなぜそんなにアイデアが出てくるのでしょうか?

有賀さん:それはね、食材そのものの味を楽しむスープを作っているからなんです。

“食材の味”を楽しむスープを作ればレシピは無限大!

――どういうことでしょうか?

有賀さん:日本人はだしの旨味が大好きです。だから、和風、洋風、中華、どのスープでも、まず市販のスープの素などで味をしっかり作ってしまう習慣があるんですね。先ほど、「味付けはコンソメキューブで」とおっしゃっていましたが、おそらく野菜の味ではなく、コンソメ味を食べているのだと思います。すると、何を煮てもその味になってしまうという状況が起こるのです。

――なるほど…確かにその通りです。いつもスープの素の味で食べていました…。

有賀さん:『朝10分でできるスープ弁当』を読んでいただくと、いわゆるコンソメキューブや顆粒だしは使われていない、ということがお分かりいただけると思います。使わなくても素材や調味料の旨味を利用すれば、十分満足感を得ることができるからなんです。

――私はラクしたいから、“スープの素”を使っていました…それで何でも同じ味にしてしまっていたんですね。

有賀さん:ラクしたい人こそ、使わないほうがいいのです。素材の味はそれぞれ違いますよね。大根、ナス、ニンジン、玉ねぎ、全部味も食感も違う。同じ野菜でも季節によって全然違う。その時々の旬の素材の味を最大限生かすことで、バリエーションが生まれます。私はスープ作家として、いろいろな国や土地のスープレシピを本やネットで探すなど、バリエーションを増やす努力もします。でもそれはごく一部。ほとんどの日は、今お話をしたような素材中心のスープが多いですね。

“好き”を継続していたらどんどん仕事に

――SNSの投稿以外にも何かされていたことがあったんですか?

有賀さん:スープの写真がたまったときに、これをカレンダーにしたら面白いのではないかと、1年分のスープ写真を大きなサイズのカレンダーの形にプリントして、展覧会をやりました。スープの写真を見てもらいながら、スープも食べられるようにしたんです。

――すごく魅力的な展示会ですね。行ってみたい! 好きなことがどんどん仕事になっているってとても素晴らしいことですね。

有賀さん:ありがとうございます。本当にね、好きを仕事にできる現状はとってもありがたいです。

――息子さんの大学受験をきっかけに毎朝のスープづくりをスタートし、8年間継続することでいつの間にかスープ作家として何冊もレシピ本を出すようになった有賀さん。第二回は『朝10分でできるスープ弁当』を出版したいきさつやスープ弁当の魅力についてです。お楽しみに。

有賀薫さんプロフィール

スープ作家

2011年から7年間、約2800日にわたって、朝のスープ作りを日々更新。スープの実験室「スープ・ラボ」をはじめ、イベントや各種媒体を通じ、おいしさに最短距離で届くシンプルなレシピや、日々楽に料理をする考え方などを発信している。著書に『365日のめざましスープ』(SBクリエイティブ)、『スープ・レッスン』(プレジデント社)、『おつかれさまスープ』(学研プラス)。『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)で、第5回料理レシピ本大賞入賞。

朝10分でできる スープ弁当

¥ 1430

「スープ弁当」が、あなたのお昼を変えます。“手間は少なく、おいしさ増やす”をモットーに、365日毎朝スープを作る有賀薫さん。忙しく、料理に手をかけられない人でも、「スープジャーなら、時間を味方につけられる」と提案。



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