「ワインをたしなむ人」はなんと9割越え!

日本人にとってワインが「遠い国のお酒」「身近でない飲み物」であったのはもう遠い昔の話です。
東京国税庁がとったアンケート(平成19年~平成20年にかけて実施。回答総数は171件)によれば、ワインの消費量はお酒全体の消費量と比べると2.6パーセントにおさまってはいるものの、「まったく飲まない」と答えた人の割合はわずか2.3パーセントにおさまっていました。特に40代の場合は、「まったく飲まない」と答えた人は、なんと驚きの0パーセント!ちなみに、「毎日飲んでいる」と答えた人の割合は17.6パーセントとなっています。
もちろんこれは、「そもそもワインが好きな人が回答しているからこのような結果になる」という可能性は否定しきれません。しかしそれを割り引いて考えても、40代にとってワインは非常に身近なものであり、「飲めるようになっておきたいお酒」のうちの一つだと考えられるのではないでしょうか。
カロリー面から考えても白ワインは優秀
では、「どんなワインを飲むか」について考えていきましょう。
もちろんワインは自分好みのものを選ぶのが一番です。ただ、「カロリー」ということを考えた場合、白ワインをチョイスする方がよいかもしれません。
白ワインのカロリーは100mlあたり73キロカロリーです。しかしロゼワインになると77キロカロリー、シャンパンは100キロカリー程度です。甘い飲み口で人気の高いデザートワインは、100キロカロリーを軽く超えてしまいます。
飲み方や商品にもよりますが、ダイエットをしている人は白ワインか赤ワインかのどちらかを選んだ方がよいでしょう。なお、味わい的には白ワインの方が女性に向くと思われます。すっきりしていて飲みやすく、渋みが少ないからです。
女性におすすめのブドウ品種
切れ味のよい味わいで知られているのが、「ソーヴィニヨン・ブラン」です。新鮮な味わいが楽しめるうえ、クセがありません。特に、あまり熟成を経ていないものが飲みやすいでしょう。ニュージーランドの白ワインも飲みやすく仕上がっていることが多いようです。
セミヨンは味わいが甘く、辛口のワインに飲みにくさを感じる人向けです。「デザートワインはカロリーが高くて不安だけど、甘いワインが飲みたい」という人は、これを使ったワインを選んでください。セミヨンを使ったデザートワインも開発されていますが、一般的な白ワインも多数打ち出されています。
多くの人が耳にする「シャルドネ」ですが、実はこれはとても難しいブドウでもあります。シャルドネは、甘い味から辛めの味まで出すことができ、香りもなかなか一概に「こういう香りだ」と言い切ることができないものなのです。飲みやすいものも多いのですが、難易度が高いかもしれません。
女性におすすめの白ワインまとめ

40代の多くが愛飲しているワイン。そのなかでも、白ワインはその渋みのなさやカロリーの低さから、女性におすすめのものです。女子会などにぜひ取り入れたいお酒のうちの1つです。
女性におすすめの白ワインの品種はいくつかあります。
まず、飲みやすさと切れ味の鋭さがうれしいソーヴィニヨン・ブラン。
甘味が強いのにカロリーが低いセミヨン。デザートワインでないものを選べば、甘い味わいと低カロリーを両立させることができます。
シャルドネは非常に有名な品種ですが、幅が広いため、逆に選ぶのが難しくなっているという側面もあります。信頼できるソムリエがいるところならば、これをチョイスしてもよいでしょう。
ワインはブドウの品種で味わいが大きく異なりますから、慎重に選びたいですね。
きっちです。
皆の恋バナが好きなこじらせ系女子です。