そもそも韓国は「記念日」が多い国なのです!
韓流ドラマを観ていると、恋人同士が記念日にどう過ごすかがよく描かれています。
有名なのは「100日記念」で、付き合って100日目に男性がお相手の女性に、またお互いに、とっても素敵なイベントを企画。バラの花束を贈ったり、ロマンチックなデートを用意したりと、愛に溢れた1日を過ごすそうです。
それ以外にも恋人たちの記念日はたくさんあります。100日目の前には、22日目、49日目が記念日とされていて、100日が過ぎれば200日、300日と続いていきます。
さらに、毎月14日は恋愛に関するさまざまな記念日となっていて、例えば1月14日は「ダイアリーデー」で手帳を恋人にプレゼントする日、5月14日は「ローズデー」で恋人同士がバラを贈る日とされています。
韓国のリアルバレンタインデー事情
韓国でも日本と同じようにバレンタインデーは浸透していて、2月14日は女性が好きな男性にチョコレートを贈る日になっています。
日本では、会社の同僚などに「いつもお世話になっているので…」という気持ちを込めて義理チョコをプレゼントする習慣もありますが、韓国ではあくまでこの日は恋愛関係にある男女のための日。義理チョコ文化はないようです。
そして、3月14日は日本と同じくホワイトデーになっていて、男性から女性へお返しのキャンディやお菓子をプレゼントします。
ちなみに韓国の男性は演出好きのようで、バスケットにお菓子をたくさん詰め込み、可愛らしくラッピングしたものをプレゼントする人が多いそうです。また、お菓子と一緒にアクセサリーなどを贈る男性も多いとか。
寂しい独り身たちの集まり!? ”ブラックデー”
日本だとバレンタイン関連行事は2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーが過ぎれば終了ですが、韓国ではさらに4月14日にブラックデーというものが設けられています。
これは、バレンタインデーやホワイトデーで誰からもプレゼントされなかった独り身の男女が、黒い服を着て集まって黒い色の食べ物や飲み物を口にする日だそうです。黒いソースがかかった韓国風のジャージャー麺を食べたり、コーヒーなどを飲むんだとか。
恋人のいない悲しみを慰め合う日としてブラックデーが生まれたそうです。なんとも寂しい集まりのイメージもありますが、じつは新たな出会いの日でもあるのです!
黒い服を着て黒いものを食べたり飲んだりしている人は確実にシングル。「恋人がいないですよ」というアピールにになるので、このイベントを通じてカップルになった、なんていう人たちも多いそうです。そう考えるとすごくいい行事ですよね!
ブラックデーでも恋人ができなかったら訪れる”イエローデー”
このブラックデーをもってしても恋人ができなかった、という男性に限り待ち構えているのが、ブラックデーから1ヶ月後、5月14日に設定されている”イエローデー”。
これはバレンタインデー、ホワイトデー、ブラックデーを過ぎても独り身の男性が、黄色の服を着て1人でカレーライスを食べる日。これをしないと今後恋人ができない、ともいわれています。
ちなみにこの日は恋人たちがバラの花束を贈り合うローズデーでもあるので、この日に韓国に行けば、ラブラブカップルたちの横で、1人黄色の服でカレーをむさぼる悲しい男性の姿が見られるかも!?
でも黄色の服でカレーを食べている男性は確実にシングルでもあるので、タイプの男性がこれをしていたら声をかける絶好のチャンスではありますね!
その後の展開がシュールすぎる韓国のバレンタイン
韓国のバレンタインデー事情は、日本と似ている部分もたくさんありますが、ブラックデーやイエローデーなど、その後さらなる展開を見せるのはなんとも韓国ならではですね。似ているようでかなり違う、韓国のバレンタインデー事情なのでした!
きっちです。
皆の恋バナが好きなこじらせ系女子です。