3月20日は「世界幸福デー」 あなたは今、幸せですか?

3月20日は「世界幸福デー」 あなたは今、幸せですか?

世界幸福デーって、ご存じですか? 2012年に国連が定めた世界幸福デー。「幸福の追求」をテーマにこの日を中心に毎年様々な取り組みが行われています。世界がより幸福であるようにと願うとともに、「幸福とは?」ということをみんなで考える機会でもあります。そんな世界幸福デーについてご紹介します。


日本人の幸福度は157か国中53位!

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国連が毎年発表する「世界幸福度レポート」では、各国の幸福度が、人口あたりDDP、社会的支援、健康寿命、人生選択の自由度、性の平等性、社会の腐敗度(信頼・裏切りのなさ)の各指数にもとづいてランキング形式で報告されています。
2016年版では、

1位 デンマーク
2位 スイス
3位 アイスランド
4位 ノルウェー
5位 フィンランド
6位 カナダ
7位 オランダ
8位 ニュージーランド
9位 オーストラリア
10位 スウェーデン

以下、アメリカ14位、ドイツ16位、シンガポール22位、イギリス23位、フランス32位、台湾35位・・・と続き、日本は157か国中53位という結果に。

社会福祉が充実している北欧が上位に

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国連のレポートでは、経済や福祉、人権といった観点から指数をわりだしているため、社会福祉が進んでいる北欧各国が上位にずらりと並んでいます。

一方で、国民総幸福量(GNH)という考え方で話題となったブータン王国(84位)や、昨年来日し、幸せということについて日本人にも多くの問いかけを残してくれた「世界で最も貧しい大統領」ホセ・ムヒカ氏が率いるウルグアイ(29位)は、この調査ではそう上位にはあがってきていません。

これだけでも、幸せとはなにか、幸せであるとはどういうことか、を評価するのはとても難しいことがわかります。
日本は、経済、治安などの生活水準が高く、長寿世界一として有名ですが、社会的な自由度や公平な社会という側面がきわめて弱く53位となっているのです。

幸福の視点をどこに持つかということで全然違ってくる価値観

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幸せとは、なんでしょうか。上でみられるような客観的な基準で計られる幸せもひとつの見え方ではあります。社会が抱える問題を解決するためには、ここにあらわれてくる世界の姿がとても重要になってきます。しかし同時に、幸せの感じ方とはきわめて個人的、主観的なものでもあります。

経済的な強さだけでは人は幸せにはなれない、というムヒカ大統領のメッセージは、世界中の多くの人の心に響きました。社会インフラも十分に発達していないブータンで、国民の幸福量を政策の指針とした国王の姿勢も、多くの反響を呼びました。

これは、経済優先の世界、技術の発展と引換えに失われていく人間らしい生活、こういったことに、世界の人々が漠然と不安を感じていたからではないでしょうか。不便なことが不幸なのか、経済的に貧しいことが不幸なのか、近年、こういったことを意識し、対話する姿勢が世界で大きく取り上げられるようになってきているように感じます。

人と人が交わすほほえみ、お日さまのあたたかさ、自然の大きさ、暮らしの知恵でのりきる困難、こういったことも日々を幸せにするのにとても大切な要素であることを見直す流れが生まれてきているのだと思います。

すべての人に“より幸せな生活”を求める権利がある

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それでも、技術の進歩は人々の生活を豊かにしてきました。整備された社会システムのもと、安心して暮らせるのも事実です。国連報告ではランキング下位になってしまっている国々は、やはり紛争や飢餓、深刻な人権侵害の起きている地域と重なります。

昨年、欧州や北米を吹き荒れた移民排斥の嵐、みなさん記憶にあると思います。もっと幸せな生活を送りたいと思って故郷を逃れてきた人たちを、排除していいのか。人の移動によって治安が悪化するのだとしたら、門を閉ざすのもやむを得ないのか。生活の安全を脅かされた人々が「より幸せな生活」を求める権利をどう認めるか。これは今年もこれからもそれぞれが考えて取り組んでいかなければいけない問題だと思います。

今日この日に、胸に留めておきたいのは、「わたしの幸せは、あの人の幸せとは限らない」「幸せの形はひとそれぞれ」ということではないでしょうか。

誰かと自分を比べるだけでは、幸せにはなれない。

幸せと思うこと、ありがたいと思うこと、自分と身近な人との生活のなかで感じる幸せ、相手を思いやる気持ち・・・。「世界幸福デー」の今日から、これからの幸せのために、それぞれができること、考えてみましょう!

参照: International Day of Happiness (英文サイト)

International Day of Happiness 2017

http://www.dayofhappiness.net/#join

Celebrate #InternationalDayOfHappiness on 20 March 2017. Join the movement for a happier world



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この記事のライター

好奇心旺盛なくいしんぼうの酒飲み。子どもにまつわること、働き方、生き方、すこやかな身体と心をつくるものに興味津々。

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