懐かしい…子どものころ大好きだったあの絵本に癒されよう | 大人のワタシを楽しむメディア
懐かしい…子どものころ大好きだったあの絵本に癒されよう

懐かしい…子どものころ大好きだったあの絵本に癒されよう

幼かったころ、お母さんやお父さんに読んでもらった絵本、大好きで何度も何度も読み返した絵本――。そんな絵本の思い出って誰にでもあるはず。そこで、忙しすぎて忘れていたあのころの気持ちを思い出させてくれるような絵本をピックアップしてみました。大人になった今だからこそ読み返して、ほっこり癒されてみませんか。


ぐりとぐら

仲良しでお料理と食べることが大好きな双子の野ねずみ、ぐりとぐら。森で大きな卵を見つけたぐりとぐらは、カステラを作ることに。でも、卵が大きすぎて運べないため、フライパンを森に持ってきて料理をします。

すると、その甘い匂いに誘われて森の動物たちも集まってきて、みんなでおいしく食べました。当時、カステラといえば、四角くカットされたものしか見たことがなかったので、まあるくて大きなカステラは本当においしそうで憧れたものでした。

シンプルな絵とストーリーなので、カステラの印象がより強く残るのかも。そして、大きな動物から小さな生き物まで、一緒に仲良くカステラを食べている絵には、ホント癒されます。なんだか自分もカステラを分けてもらったような、ほっこりした気持ちになります。

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

ちびくろサンボ

アラフォーにはおなじみ。ほとんどの人が知っているのではというくらい、子どもたちに親しまれた絵本。サンボという黒人の男の子が、お父さんとお母さんに買ってもらった服や靴、傘を持って散歩に出かけます。途中でトラたちに出くわして食べられそうになったサンボは、大切な服や靴、傘を次々にわたして逃げようとします。

トラたちはそれらを奪い合い、木の周りをグルグル回り始めます。最後にとうとうトラたちは溶けてバターになってしまうのです。そして、サンボはそのバターでホットケーキを焼いて食べます。「トラたちがグルグル回ってバターになる」という場面を描いた絵が、今でも印象に残っているという人も多いはず。

実は、この絵本は人種差別などの問題から、日本では1988年に絶版に。しかし、復刊を望む声も多く、ついに実現しました(タイトルは『ちびくろ・さんぼ』)。今、あらためて読んでみても「トラたちがグルグル回ってバターになる」シーンは鮮烈。ホットケーキもおいしそう!

ちびくろ・さんぼ

100万回生きたねこ

100万回生きて、100万回死んだ猫――。100万人の人がその猫を可愛がり、猫が死んだときは100万人が悲しみました。あるとき、猫は生まれ変わって野良猫に。そこで、自分のことしか好きではなかった猫が、初めてキレイな白いメス猫に恋をします。やがて、2匹には子どもが生まれ、メス猫は年老いて死んでしまいます。

自分が100万回死んでもちっとも悲しくなかった猫は、初めて涙を流します。それから、その猫も死に、今度は生き返りませんでした。人を愛することは幸せなことだと教えてくれる絵本です。でも、子どものときはそこまで理解できませんでした。ただ、シマシマのえらそうな顔をした猫が王様、船乗り、どろぼう、おばあさあん、女の子など、いろいろな飼い主に飼われるという、その変化を楽しんでいたような気がします。今なら、絵本に込められた深~い意味がわかって、子どものころと違った感動を覚えるはず。

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

かいじゅうたちのいるところ

この絵本は私の弟のものでした。ある日弟と一緒に見ていて、ちょっと恐ろしげな怪獣たちにすっかり魅せられてしまったことを覚えています。

主人公の少年・マックスは、ある日、オオカミのきぐるみを着て暴れ、罰として夕ご飯抜きで寝室に閉じ込められます。すると、木が生えてきて寝室が森になり、やって来た船に乗り込んで「かいじゅうたちのいるところ」へ着きます。

そこでマックスは怪獣たちの王様になって一緒に踊ったりと、しばらくは楽しく過ごしますが、さびしくなったマックスは再び船に乗り、自分の家に帰ります。そこには温かい夕ご飯が待っていました。ぎょろっとした目の個性的な怪獣たちが踊るシーンがとっても印象的。この絵本は、かつてオバマ前アメリカ大統領がホワイトハウスのイベントで、招待客の前で読み聞かせたことでも有名です。

2009年にはスパイク・ジョーンズ監督で実写映画化もされた世界中で愛されている名絵本です。

かいじゅうたちのいるところ

かさじぞう

有名な日本昔話のひとつ。雪深い地方に住む貧しい老夫婦は、新年を迎えるためのお餅さえ買えません。そこで、おじいさんは笠を作って売りに行きますが、ひとつも売れませんでした。しかたなく帰る途中、6体のお地蔵さんの頭に雪が積もっているのを見かけ、売り物の笠と自分の笠をかぶせてあげます。

するとその夜、お地蔵さんたちが食べ物や宝物を持ってきてくれました。よい行いに対して恩返しを受けるという、昔話の定番パターンともいえるお話。いろいろな版が出ていて、『かさこじぞう』というタイトルの場合も。

雪の情景が郷愁を誘い、心優しい老夫婦のおだやかな表情に癒されます。悪者は一人も登場せず、まるで雪がすべてを包み込むように静かに時が流れていく様子は、日々の喧騒や慌ただしさを忘れさせてくれます。

かさじぞう



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